「Ballsign4*1(ボールサイン フォーバイワン)」を買いました。 [買ったボールペン]
今回は新製品の購入報告となります。
サクラから多機能ペンが発売されるという情報が先月にあり、
最初はそれほど興味が無かったのですが、実物の画像が
公開されると、趣味の方向が「見た目重視」で、かつ値段が
税抜1000円ということもあり購入することに。
商品名は「Ballsign4*1(ボールサイン フォーバイワン)」。
ブログタイトルは、サクラクレパスの商品名記載のままです。
4と1の間は半角の「*」(アスタリスク)ですが、
最初4色ボールペンとシャープなので「+」だと思っていました。
半角の「*」はweb上だと微妙な表示位置になるのですが、
判っててメーカーはこれにしたのでしょうか。
最初、勤め先近くの「ロフト」で見つけたのですが、
あいにく当日は12月22日、レジに並ぶ買い物客の
長蛇の列を見て、帰宅が遅くなるため諦めました。
そこで翌日(祝日)の午前中、今度は自宅から
近くの新横浜の「ロフト」に行くことにしました。
休日移動の人たち、クリスマスの買い物、当日開催の
イベントなどで賑わうJR横浜線の新横浜駅で下車。
ロフトがある、駅直結の「キュービックプラザ新横浜」に
向かいました。最初に上階の三省堂書店で本を購入。
こちらも文房具を多数扱っているため、一応チェック
しましたが、まだ入荷していないようでした。
予定通り、階下の「ロフト」に移動。
こちらロフトとしては中規模店のため、昨日のお店に
比べるとそれほど混雑はしていませんでした。
いつものようにロフトの袋となります。買うのが
ボールペンのため、同じサイズの袋ばかりですね。
さて、早速見てみましょう。画像は大きめとしました。
1.全体の見た目
いつもの角度から。
頭部からペン先の直前まではストレートな
軸となっています。
軸はマットな見た目。クリップ・軸中・ペン先が
金属でシルバーに光っています。
軸色は4色ある中でダークブラウンとしました。
メーカー名・商品名は小さめ。ターゲットとなる
購買層に合わせたのでしょうね。
2.頭部からの見た目
クリップがシャープのスライドバー。
左に黒インクのバー。こちらは小さめですね。
青・緑・赤とスライドバーが並びます。
4色ボールペンではパイロットの各種と
ジェットストリーム・ビクーニャの
新油性の2種類がこの並びですね。
真上から。顔に見えますが「への字」の穴が
3つ開いています。
3.軸中ほどから見上げてみると
遠目にはわかりませんが、軸は合成樹脂です。
プラ軸でも落ち着いた感じの表面。プラ加工では
表面がマットな感じにする方が、金型的に費用が
かかるのかも、と想像しました。
シールには多数の注意書きが。年齢的にルーペ無し
では読めない字の小ささです。
軸にはスライドバーに沿って溝が入っています。
これによりスマートな印象を強めていますね。
軸とグリップ部分の境目には金属のリングが
見えます。ここの詳細は後述します。
4.グリップ・ペン先の部品
グリップは、こちらもマットな見た目ですが、
ラバーグリップなんですね。
店頭で手に取るまで気が付きませんでした。
軸のリングとペン先は金属製。こちらは本当に
「ピカピカ」という仕上がり。
5.ペン先を軸から外してみた
ペン先を軸から外すとこのような
状態となります。
先のリングですが、実はペン先部品と一体化
しています。軸との境目がリングのように
見えることを意図して、この部品のネジ部の
グリップ近くが、わずかに細く加工されて
いたのでした。
これが4色ボールペンとシャープの芯部品と
なります。細い軸に5本も格納しているため、
「ぎっしり」感が否めません。
シールを見直してみます。
型番は「GB4M1004#17」。ゲルボールペンの
4色多機能で、「1004」は価格帯というところ
でしょうか。
6.芯を出してみる
ボールペンのスライドバーを動かして、
芯を出してみました。
ペン先には樹脂玉ではなく、何かが塗って
あるかのようにペン先が包まれています。
樹脂玉ではペン先に詰まってしまうため、
このような対策となっているようです。
シャープはスライドさせ、ペン先を出した上で
バーを更に押し込んでシャープ芯を出します。
なお、芯パイプに入れることができる
シャープ芯は1本のみのようです。
ここで、初めて頭部に消しゴムがある事に
気が付きました。先の変な顔は消しゴム用の
キャップでした。
外すとこんな見た目です。キャップの穴は、
ボールペンと同様に幼児の窒息防止のためと
思われます。
7.書いてみた
先の樹脂玉代わりの塗料を剥がすと、
芯はこのような感じになります。
ボールペンのボール径は0.4mm。
拡大してもかなり小さいボールですね。
書き心地は細いせいもあり、カリカリしますが、
各色とも発色良く、細くクッキリ書くことが
できます。特に青はゲルインクとしては濃い色。
ボールサインNXのロイヤルブルーまでの濃さ
では無いですが、同じように濃くて上品な色です。
シャープは0.5mmなのでそれなりです。
8.全体的な感想
なお、欠点はシャープを戻すときに、ボールペンの
スライドバーがひっかかり、ペン先が戻らない
場合がある事。また、ラバーグリップに経年劣化の
懸念がある事くらいでしょうか。
書き心地はとても良いので、コレクションとして
保存するのではなく、普段使いしたくなってきました。
また、全体的な見た目では、「シャープ無し」の
4色ボールペンに見えるのも個人的には良い点です。
(シャープ担当の方すみません)
9.その他
あ、それとサクラではプラ軸で同じ4+1の
多機能ペン「SLIMO」がある事を今回知りました。
これも手に入れたいと思います。
今回のブログは、新製品の購入報告ということもあり、
サクサク書くことができました。なお、ブログ日付は
商品の購入日としました。それでは。
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サクラから多機能ペンが発売されるという情報が先月にあり、
最初はそれほど興味が無かったのですが、実物の画像が
公開されると、趣味の方向が「見た目重視」で、かつ値段が
税抜1000円ということもあり購入することに。
商品名は「Ballsign4*1(ボールサイン フォーバイワン)」。
ブログタイトルは、サクラクレパスの商品名記載のままです。
4と1の間は半角の「*」(アスタリスク)ですが、
最初4色ボールペンとシャープなので「+」だと思っていました。
半角の「*」はweb上だと微妙な表示位置になるのですが、
判っててメーカーはこれにしたのでしょうか。
最初、勤め先近くの「ロフト」で見つけたのですが、
あいにく当日は12月22日、レジに並ぶ買い物客の
長蛇の列を見て、帰宅が遅くなるため諦めました。
そこで翌日(祝日)の午前中、今度は自宅から
近くの新横浜の「ロフト」に行くことにしました。
休日移動の人たち、クリスマスの買い物、当日開催の
イベントなどで賑わうJR横浜線の新横浜駅で下車。
ロフトがある、駅直結の「キュービックプラザ新横浜」に
向かいました。最初に上階の三省堂書店で本を購入。
こちらも文房具を多数扱っているため、一応チェック
しましたが、まだ入荷していないようでした。
予定通り、階下の「ロフト」に移動。
こちらロフトとしては中規模店のため、昨日のお店に
比べるとそれほど混雑はしていませんでした。
いつものようにロフトの袋となります。買うのが
ボールペンのため、同じサイズの袋ばかりですね。
さて、早速見てみましょう。画像は大きめとしました。
1.全体の見た目
いつもの角度から。
頭部からペン先の直前まではストレートな
軸となっています。
軸はマットな見た目。クリップ・軸中・ペン先が
金属でシルバーに光っています。
軸色は4色ある中でダークブラウンとしました。
メーカー名・商品名は小さめ。ターゲットとなる
購買層に合わせたのでしょうね。
2.頭部からの見た目
クリップがシャープのスライドバー。
左に黒インクのバー。こちらは小さめですね。
青・緑・赤とスライドバーが並びます。
4色ボールペンではパイロットの各種と
ジェットストリーム・ビクーニャの
新油性の2種類がこの並びですね。
真上から。顔に見えますが「への字」の穴が
3つ開いています。
3.軸中ほどから見上げてみると
遠目にはわかりませんが、軸は合成樹脂です。
プラ軸でも落ち着いた感じの表面。プラ加工では
表面がマットな感じにする方が、金型的に費用が
かかるのかも、と想像しました。
シールには多数の注意書きが。年齢的にルーペ無し
では読めない字の小ささです。
軸にはスライドバーに沿って溝が入っています。
これによりスマートな印象を強めていますね。
軸とグリップ部分の境目には金属のリングが
見えます。ここの詳細は後述します。
4.グリップ・ペン先の部品
グリップは、こちらもマットな見た目ですが、
ラバーグリップなんですね。
店頭で手に取るまで気が付きませんでした。
軸のリングとペン先は金属製。こちらは本当に
「ピカピカ」という仕上がり。
5.ペン先を軸から外してみた
ペン先を軸から外すとこのような
状態となります。
先のリングですが、実はペン先部品と一体化
しています。軸との境目がリングのように
見えることを意図して、この部品のネジ部の
グリップ近くが、わずかに細く加工されて
いたのでした。
これが4色ボールペンとシャープの芯部品と
なります。細い軸に5本も格納しているため、
「ぎっしり」感が否めません。
シールを見直してみます。
型番は「GB4M1004#17」。ゲルボールペンの
4色多機能で、「1004」は価格帯というところ
でしょうか。
6.芯を出してみる
ボールペンのスライドバーを動かして、
芯を出してみました。
ペン先には樹脂玉ではなく、何かが塗って
あるかのようにペン先が包まれています。
樹脂玉ではペン先に詰まってしまうため、
このような対策となっているようです。
シャープはスライドさせ、ペン先を出した上で
バーを更に押し込んでシャープ芯を出します。
なお、芯パイプに入れることができる
シャープ芯は1本のみのようです。
ここで、初めて頭部に消しゴムがある事に
気が付きました。先の変な顔は消しゴム用の
キャップでした。
外すとこんな見た目です。キャップの穴は、
ボールペンと同様に幼児の窒息防止のためと
思われます。
7.書いてみた
先の樹脂玉代わりの塗料を剥がすと、
芯はこのような感じになります。
ボールペンのボール径は0.4mm。
拡大してもかなり小さいボールですね。
書き心地は細いせいもあり、カリカリしますが、
各色とも発色良く、細くクッキリ書くことが
できます。特に青はゲルインクとしては濃い色。
ボールサインNXのロイヤルブルーまでの濃さ
では無いですが、同じように濃くて上品な色です。
シャープは0.5mmなのでそれなりです。
8.全体的な感想
なお、欠点はシャープを戻すときに、ボールペンの
スライドバーがひっかかり、ペン先が戻らない
場合がある事。また、ラバーグリップに経年劣化の
懸念がある事くらいでしょうか。
書き心地はとても良いので、コレクションとして
保存するのではなく、普段使いしたくなってきました。
また、全体的な見た目では、「シャープ無し」の
4色ボールペンに見えるのも個人的には良い点です。
(シャープ担当の方すみません)
9.その他
あ、それとサクラではプラ軸で同じ4+1の
多機能ペン「SLIMO」がある事を今回知りました。
これも手に入れたいと思います。
今回のブログは、新製品の購入報告ということもあり、
サクサク書くことができました。なお、ブログ日付は
商品の購入日としました。それでは。
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「ユニボール エア」を買いました [買ったボールペン]
「ユニボール エア」を買ったのでご報告を。
そのため、東急線沿線の散策レポートは
次回となります。
既にクリスマスシーズンの飾り付けが始まっている
ラゾーナ川崎の「LOFT」にて、ようやく
「ユニボール エア」を買うことができました。
ユニ 「ユニボール エア」
上から、【0.7mm 赤】【0.5mm 黒】【0.7mm 青】
いつもと違い、夜間に室内で写真を撮っているため、
画像がいまひとつですが、全体から見て行きます。
いまどき、キャップ式水性ボールペンで新商品を
出すこと自体、「攻めてるなあ」という感じがします。
この軸全体は、あのユニ版フリクション(失礼!)の
「ファントム」がベースとなったように思うのですが、
この色使いを含めて全く別物という印象。
黒の0.5mmは、商品名の後に「MICRO」とあります。
その意味については検索しても良く判りませんでした。
白軸の方がボール径が大きいのは同じユニの
ビジョン・エリートと同様ですね。
デザイン上のポイントとなっているキャップを
様々な角度から見てみました。
ペン先が見える窓をつけるためのクリップの
形状がとても格好良いと思います。
世代的に "変身アイテム" っぽいところに
惹かれるのかもしれません。
商品特長の「書き方・筆圧によって変化する描線幅」は、
ボール径0.5mmは描線幅が0.3~0.5mm、
ボール径0.7mmでは0.4~0.6mmと記載があります。
型番は「UBA-201-05」「UBA-201-07」。
ユニの水性ボールペンでは、常に「UB-~」形式で
あったものを変えてきました。この商品に対する
意気込みが感じられます。
キャップを外すと、このボールペンの一番の特長である
ペン先が現れます。
公式ページに「万年筆のペン先をモチーフとした特徴的な
スタイリング」とありますが、「未来的なスタイリング」と
謳っても良いような気がします。
あ、「万年筆の進化版をイメージ」という記載もありますね。
とにかく、個人的にかなり好きなデザインです。
ペン先を拡大してみます。
このV字ラインからして、そもそも「筆記具」なのか?
という感じですが、紙との摩擦を減らすための
「ペン先のチップを覆うソフトカバー」という
機能面とうまくマッチしています。
さらに拡大。今まで何十回とこの角度でボールペンの
ペン先を見てきましたが、本当に不思議な見た目。
万年筆というより、筆先を思い起こさせます。
そう、キャップを後部に挿してペン先を下に向けると
小筆で名前を書くときのイメージに近いかも。
書いてみました。
「トメ・ハネ・ハライ」を表現できるという謳い文句を
確認するために "永" の文字も書いてみました。
さらにペンの角度が大きい順に左から並べています。
(下手な字ですみません)
また横線も、上から角度が大きい順で3本を書いて
みましたが、水性ということもあり、細く書くのは
難しい感じです。
書いたときの角度を、ペンの傾きで表した画像を
並べてみました。伝わりますでしょうか。
何はともあれ、本当の意味で「新商品」だなと感じました。
別の機会にあらためて、デザイン・書き味等を他のボールペンと
比較してみたいと思います。それでは。
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そのため、東急線沿線の散策レポートは
次回となります。
既にクリスマスシーズンの飾り付けが始まっている
ラゾーナ川崎の「LOFT」にて、ようやく
「ユニボール エア」を買うことができました。
ユニ 「ユニボール エア」
上から、【0.7mm 赤】【0.5mm 黒】【0.7mm 青】
いつもと違い、夜間に室内で写真を撮っているため、
画像がいまひとつですが、全体から見て行きます。
いまどき、キャップ式水性ボールペンで新商品を
出すこと自体、「攻めてるなあ」という感じがします。
この軸全体は、あのユニ版フリクション(失礼!)の
「ファントム」がベースとなったように思うのですが、
この色使いを含めて全く別物という印象。
黒の0.5mmは、商品名の後に「MICRO」とあります。
その意味については検索しても良く判りませんでした。
白軸の方がボール径が大きいのは同じユニの
ビジョン・エリートと同様ですね。
デザイン上のポイントとなっているキャップを
様々な角度から見てみました。
ペン先が見える窓をつけるためのクリップの
形状がとても格好良いと思います。
世代的に "変身アイテム" っぽいところに
惹かれるのかもしれません。
商品特長の「書き方・筆圧によって変化する描線幅」は、
ボール径0.5mmは描線幅が0.3~0.5mm、
ボール径0.7mmでは0.4~0.6mmと記載があります。
型番は「UBA-201-05」「UBA-201-07」。
ユニの水性ボールペンでは、常に「UB-~」形式で
あったものを変えてきました。この商品に対する
意気込みが感じられます。
キャップを外すと、このボールペンの一番の特長である
ペン先が現れます。
公式ページに「万年筆のペン先をモチーフとした特徴的な
スタイリング」とありますが、「未来的なスタイリング」と
謳っても良いような気がします。
あ、「万年筆の進化版をイメージ」という記載もありますね。
とにかく、個人的にかなり好きなデザインです。
ペン先を拡大してみます。
このV字ラインからして、そもそも「筆記具」なのか?
という感じですが、紙との摩擦を減らすための
「ペン先のチップを覆うソフトカバー」という
機能面とうまくマッチしています。
さらに拡大。今まで何十回とこの角度でボールペンの
ペン先を見てきましたが、本当に不思議な見た目。
万年筆というより、筆先を思い起こさせます。
そう、キャップを後部に挿してペン先を下に向けると
小筆で名前を書くときのイメージに近いかも。
書いてみました。
「トメ・ハネ・ハライ」を表現できるという謳い文句を
確認するために "永" の文字も書いてみました。
さらにペンの角度が大きい順に左から並べています。
(下手な字ですみません)
また横線も、上から角度が大きい順で3本を書いて
みましたが、水性ということもあり、細く書くのは
難しい感じです。
書いたときの角度を、ペンの傾きで表した画像を
並べてみました。伝わりますでしょうか。
何はともあれ、本当の意味で「新商品」だなと感じました。
別の機会にあらためて、デザイン・書き味等を他のボールペンと
比較してみたいと思います。それでは。
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買い物報告 (2015夏未報告分 JR横浜線沿線 その4) [買ったボールペン]
JR横浜線沿線の文房具店を巡ってきましたが、
今回が最終回。最後のお店は相模原駅にある
「菊屋浦上商事(株) 神奈川店」さん。
南口から東側1km程の場所にあるお店です。
ここの周辺は「西門」と呼ばれており、ここ周辺の商店街の
名前も「西門商店街」。駅の東なのになぜ「西門」かというと、
駅北側に在日米軍「相模総合補給廠」があり、その西門が
あるためとの事です。
なお「西門商店街」には大きなアーケード街もありますが、
こちらは桜並木の通りに面しています。
元々、東京の蒲田で創業されたお店が1973年に
こちらに移転。こちらは「神奈川店」とありますが
「東京店」は事務所となっているようです。
さすが40年以上前からあるお店。いろいろなものがありました。
そのため、若干勢いで買ってしまった感じがしないでもありません。
量が多いので、購入品の全体写真は前半と後半に分けました。
まず、前半はゼブラとぺんてるのボールペン。
上から
ゼブラ 「サラサスティック」、「ジムニーライト」
ぺんてる
「ハイブリッド ノック式」、「油性ボールペン BK407」
以下、商品別の詳細となります。
「サラサスティック」
紫(0.4mm)、オレンジ(0.3mm)、ピンク(0.4mm)
「サラサ」といえば、現行品はノック式のみですが、
こちらはキャップ式。今は廃盤ですね。
軸はストレートな丸軸。インク色の部品は
ジェルインク(他社のゲルインク)を意識した
透明感のある色合いです。
大きなクリップ付きキャップが特徴。このキャップと、
先のストレートな丸軸は、油性ボールペンの
「ジムニースティック」とほぼ同じ造り。
ボール径は0.4mmと0.3mm。
クリップの印字はボール径ごとに、印字色が
違います。これは現行品の「サラサクリップ」にも
引き継がれています。
ボール径ごとにクリップの印字色の変えるのは、
「ジムニースティック」も同じですが、商品名の
印字箇所の地の色がシルバーとなっています。
このシルバーを含めて、キャップの見た目が
なかなか美しいと思います。
白地だと見えにくいので、黒い紙のノートの上に
置いてみました。
ぱっと見でわからないですが、このように斜めの
ラインが入っていたり、「ZEBRA」の刻印があったり、
デザイン面で手が込んでいるなと感じます。
部品ごとに分解しました。少し芯のインク色が
怪しいですが、芯は3本とも2007年製でした。
前にも書いていますが、尾栓は軸の中にねじ込む
ような造りとなっています。珍しいタイプですね。
この尾栓でインク芯をペン先に固定しています。
ペン先からキャップを外してみました。
ラバーグリップは薄め。軸からのストレートな
形状を保つためでしょうか。
ニードルポイントのペン先です。
インク芯の細いインクが、ペン先のプラ部品から
見えていますが、機能面による加工も相まって
美しい見た目となっています。
書いてみました。
いずれも超極細できれいに書けました。
若干不安だったインクも問題ありませんでした。
次もゼブラのボールペンです。
「ジムニー ライト」 0.7mm 黒
セブラ「ジムニー」のシリーズ。既に何度も
紹介してきましたが、インクが「売り」の
油性ボールペン。
発売は1998年。当時、やや重たい書き心地だった
油性インクをなめらかにした「ソフトインク」を
従来のジムニーに使用し、書き心地の「軽さ」を
ストレートに表す「ライト」が商品名に反映した
ものと思われます。
軸には、このように商品名・型番等が印字された
リング状の部品が透明な軸に固定されており、
デザイン上のアクセントとなっています。
この中央部にふくらみのある軸は、同年発売の
「ハイパージェル」(ジェルインク)も同様です。
キャップのクリップの表面は、ここだけ艶消し
加工されており、商品名も柔らかい感じの
見た目となっています。
ばらしてみました。芯は結構長い感じです。
製造年月は98年3月。発売直後くらいですね。
キャップを後部に嵌めて書く準備。
このフォルム自体は、万年筆を模したものと
思われますが、現在プラスティック軸の
ボールペンではほとんど無いような気が。
ペン先です。ラバーグリップは凹凸は無く、
若干ホコリが付きやすい感じ。
書いてみました。ちょっと古いものということもあり、
ときたまインクが出なくなることもありますが、
書き始められれば、その後は特に筆圧を
かける事もなく、スラスラ書くことができます。
「ジムニー」シリーズを並べてみました。
「ジムニー ケア」、「ジムニー ライト」、
「ジムニー」、「ジムニー 太字」。
まだ買っていないインク色もありますね。
次はぺんてるの2本。
今回は全体本数が多いのと、この2本は既に
別のインク色の購入時にも報告しているため、
2本併せての紹介となります。
「ハイブリッド ノック式」 0.5mm 赤
「油性ボールペン BK407」 0.7mm 黒
ボールペンの種類として対照的なものとなります。
ぺんてるのハイブリッドは『ハイブリッドたち』として、
以前紹介しました。初期の様々なキャップ式や、
モデルチェンジされたリニューアル版等、「見た目」に
拘っているところが特色だと感じていたのですが、
残念ながらこのノック式は「実用第一」という感じです。
ノックボタンの色もくすんだ色。どうもノック部品が
一体化しているため、強度に関係してこんな色の
樹脂になっているような気がします。
結構古いもののようで、シールにひび割れが
入っています。
部品ごとにしてみました。
ゲルインク芯にインク漏れ防止用の栓が
入っていますが、この芯は「ハイブリッドDX」と同じ。
グリップの切れ目とかも似た感じです。
型番(K155-BD)の色記号"B" の後に、"D"が入って
いるのも「ハイブリッドDX」(型番K255-色D)と同様。
なお、ゲルインク芯には製造年月が無いため、
いつごろの商品なのかは不明でした。
次は油性ボールペンの「BK407」。
かなり細身のキャップ式ボールペン。グリップも
軸の細さに合わせてなのか薄めの素材。
キャップは小さめでクリップ形状も先端からの傾斜を
含み「シャープな」デザイン。
先程のノック式とは対照的です。
ばらしてみました。
丸くて細いストレートな軸は、色鉛筆のようです。
芯はロング芯との事。長さというより、インク量が
多いらしく、上で報告したゼブラのジムニーより
見た目でのインクの長さが1cmm長いようです。
芯の製造年月は2002年12月でした。
いつものように書く準備を。
キャップ式はキャップを後部に嵌めると、
その細さも相まって長く見えます。
ハイブリッドは樹脂玉が付いていたため、
それを外して書いてみました。
油性は特にかすれることもありません。グリップが
ペン先から若干離れているので、ひとによっては
書きにくいかもしれません。
ゲルインクは樹脂玉付きだったため、古くても特に
インクフローは問題ありませんでした。ゲルインクの
明るい赤色で0.5mmの細字を書くことができました。
既保有の「BK407」の赤・青、ノック式青と並べて
みました。ノック式黒は別の機会に買う予定です。
後半です。パイロット、ユニ、トンボのボールペンとなります。
上から、
パイロット 「HI-TEC Knock」、「e-GEL」
ユニ 「Lakubo 極細」、「蛍光3ボールペン SC-230」
トンボ 「J-Ball」
まずはパイロットの2本を。
「HI-TEC Knock」 0.5mm 黒
「e-GEL」 0.7mm 黒
「HI-TEC Knock」。
現在は、ハイテックCのノック式で手帳向けの
「ハイテックCスリムノック」がありますが、
こちらはその前身と考えてよいのでしょうか。
少し調べてみると、2002年度 グッドデザイン賞の
「商品デザイン部門」を受賞しているとの事。
現行品の「ハイテックCスリムノック」のクリップは、
「ハイテックC」と同じようなデザインですが、
こちらはちょっと地味なロゴ。
リサイクル素材らしいですね。
先の「グッドデザイン賞」ですが、個人的には、
"デザイン的" に何がグッドなのか理解できません。
時期的に「エコっぽい」ものが選ばれやすかった、
と解釈するのは悪意が過ぎるでしょうか。
型番。パイロットの場合、以下を表す感じですね。
L : 水性またはゲルインク
H : ハイテックシリーズ
(ハイテックC、ハイテックポイント等)
K : ノック式
10 : 100円
C5 : 商品ごとのボール径
この場合、ハイテックCの0.5mm。
TG : 軸色。これはターコイズグリーンですが、
インク色と同色の場合は記載無し。
B : インク色の黒。
ペン先は3点支持方式のニードルポイント。
こちらも樹脂玉付きです。
ばらしてみました。
芯は、現在のパイロットのノック式ゲルインクと
同様に蓋付き。発売時期的にゲルインクの
ノック式の中でも、初期の商品と思われますが、
パイロットのノック式ゲルインク芯ではこれが
基準の形となっているのかもしれません。
樹脂玉を外してみました。いつもながらの不安感が
漂うハイテックCのペン先です。
こちらはキャップ式ゲルインクの「e-GEL」。
消せるボールペンとして、フリクションの前に
発売されていたボールペンです。
型番。先と同じように私の認識を記載します。
L : 水性またはゲルインク
H : ハイテックシリーズ
(ペン先の形式からと思われます)
12 : 120円
E7 : 商品ごとのボール径
この場合、e-GELの0.7mm。
B : インク色の黒。
特徴はそのキャップ。その頭が更にねじ式で
取り外せるようになっており、そこに消しゴム
(シャープペンに付いてるような奴)があります。
この構造と、クリップとのデザイン上の一体感を
実現したところ、とても感動してしまいます。
部品ごとに分解してみると、個々の色合いがとても
良い感じ。インク色ではないキャップ・軸部品の
半透明具合(?)が絶妙。
「消せるインク」を表現しているような気がします。
こちらの芯には製造年月が「08-12」と刻印
されています。わすが7年前なのですが、
その後、別の仕組みによるフリクションで
消せるボールペンが一般的になった訳ですね。
3点支持方式のニードルポイント。この部分が
型番に "H" が入っている理由かと考えます。
こちらは0.7mm。ニードルとしては太めですね。
先の「HI-TEC Knock」とともに書き並べてみました。
ルーペで拡大してみると、0.7mmで一見濃く見える
「e-GEL」はインク色に濃淡があり、
一方「HI-TEC Knock」はインクが一定の濃さで
書かれているのが判ります。
消してみました。もったいないので他の消しゴムを
使いましたが、若干残る感じですね。
ちょっと上での順番と違いますが、次はトンボの
「J-Ball」です。
最初に「若干勢いで買ってしまった」と書きましたが、
これが残念ながらダブリでした。既に青・赤・黒と
買っていました。そのため紹介は簡単にしてみます。
キャップ式のシンプルなゲルインクボールペン。
クリップの「80」は価格の80円を示すようですが、
手元の現時点で600本超の名前を見てみると、
複数本のパック物以外では単品で一番安いですね。
化学に詳しくないので、材質についてのコメントは
しにくいのですが、柔らかめの樹脂でできた、
半透明のこのキャップはデザイン的に良いなあと
思っています。(以前も同じコメントだったかも)
ばらしてみました。
芯は96年10月製、19年前です。ゲルインクとしては
結構古い方ですね。
書いてみました。青色は独特。水色に近い色です。
薄いというより「ゲルの青はこれ」って決めたのでは
ないかと思わせる、きれいな色です。
ダブリの青を含めて既に持っているものと、並べて
みました。他の色は出ていないのでしょうかね。
次はユニ(三菱鉛筆)を1本ずつ。
「Lakubo 極細」 0.5mm 黒
今は「ベリー楽ボ」として発売されているものの
前身となる油性ボールペンですね。
その中でも、これは極細タイプ。
事務用の油性ボールペンでは「SA-R」「SA-S」が
ありますが、型番はその系列の「SA-G」ですね。
ばらしてみました。
芯は97年7月製。こちらも結構古いものですね。
書く準備をするためにキャップを後部に
嵌めてみたところ、型番の「G」はグリップの
"G" であることに気が付きました。
ペン先です。極細のボールであることがわかります。
また、ペン先は不透明なプラ(SA-R)・金属(SA-S)
とは違い軸と一体のクリアタイプ。
なお、このボールペンも1994年のグッドデザイン賞を
受賞しているようです。
書いてみました。
若干インクが "重い" 感じもしますが、ボール径通りの
とても細かい文字で書くことができています。
既に持っている「Lakubo」たちと並べてみました。
ちょっと行方不明となっていたものを探して写真を
取り直したため、色味が他とは違ってしまいました。
上から、赤の太字・通常・これ・青の太字・エコ対応
のエコライター・医療現場向けのメディカルLakubo、
となります。
最後はユニの蛍光3色ボールペン。
全体が透明なプラステッィクの軸。
商品情報はこのシールのみ。
型番「SC-230」・蛍光・300円。
ノック部です。イエロー?・ピンク・グリーンの蛍光色。
もしかするとイエローではなくオレンジなのかなあ。
軸全体が透明なので、ノックの仕組みは丸見え。
クリップは金属製。三菱マークだけが入っています。
ペン先側の軸は出てくる芯がはっきり見えます。
スタイルフィット軸の元ネタでしょうか。
再度全体とノック部分のアップです。
ばらしてみました。ペン先軸は本当に透明です。
こういうリング部品は、今ではほとんど見ませんね。
そもそも、その実用性が何なのかは不明。
でも、デザイン上のポイントにはなっています。
3色の芯はこのように並んでいます。
ノックを押すとこのように芯が飛び出してきます。
その芯の製造年月は92年8月。23年前というのは、
この軸の状態からして驚きです。
なお、芯も全部外せるような気もしましたが、
元に戻せなくなるのが怖いので、外すのは
この1本のみにしました。
実は、この蛍光3色ボールペンは別のお店で
購入した事がありましたが、今回ぱっと見で、
新品に近いものだったため迷わず購入しました。
比較してみました。
その見た目のポイントは、この金属クリップ。
前に買った方は錆びが見えるのに対して、
今回のはピカピカです。
シールで決定的な違いが。50円値上げとなっています。
古いほうの芯の製造年月は91年1月製。わすか1年の
違いなので大幅値上げといってもよいかも。
バブル崩壊に合わせたものだったのでしょうか。
書いてみました。古い油性ボールペンなので、
スラスラという訳ではありませんが、このように
書くことができます。
イエロー?は、山吹色に近い色。蛍光オレンジと
いうほうが正しいのでしょうか。
こちらのお店は、他にもパイロットの金属軸の
3色ボールペン(2000円)など、若干高めの
価格帯の古いボールペンも残っていました。
上記のボールペンを大量に買ったため、
そのような商品はあきらめました。
でも、趣味の対象がそういう方向に変わったら、
また来たいなと思います。
ということで、こちらを出て桜並木の下、
帰路に着きました。
何かここのところ、説明が細かくなってきており、
書く量が増え、結果として更新が遅くなる、
という悪循環が続いていますね。
ちょっと書き方を再検討しなければと思います。
それでは。
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今回が最終回。最後のお店は相模原駅にある
「菊屋浦上商事(株) 神奈川店」さん。
南口から東側1km程の場所にあるお店です。
ここの周辺は「西門」と呼ばれており、ここ周辺の商店街の
名前も「西門商店街」。駅の東なのになぜ「西門」かというと、
駅北側に在日米軍「相模総合補給廠」があり、その西門が
あるためとの事です。
なお「西門商店街」には大きなアーケード街もありますが、
こちらは桜並木の通りに面しています。
元々、東京の蒲田で創業されたお店が1973年に
こちらに移転。こちらは「神奈川店」とありますが
「東京店」は事務所となっているようです。
さすが40年以上前からあるお店。いろいろなものがありました。
そのため、若干勢いで買ってしまった感じがしないでもありません。
量が多いので、購入品の全体写真は前半と後半に分けました。
まず、前半はゼブラとぺんてるのボールペン。
上から
ゼブラ 「サラサスティック」、「ジムニーライト」
ぺんてる
「ハイブリッド ノック式」、「油性ボールペン BK407」
以下、商品別の詳細となります。
「サラサスティック」
紫(0.4mm)、オレンジ(0.3mm)、ピンク(0.4mm)
「サラサ」といえば、現行品はノック式のみですが、
こちらはキャップ式。今は廃盤ですね。
軸はストレートな丸軸。インク色の部品は
ジェルインク(他社のゲルインク)を意識した
透明感のある色合いです。
大きなクリップ付きキャップが特徴。このキャップと、
先のストレートな丸軸は、油性ボールペンの
「ジムニースティック」とほぼ同じ造り。
ボール径は0.4mmと0.3mm。
クリップの印字はボール径ごとに、印字色が
違います。これは現行品の「サラサクリップ」にも
引き継がれています。
ボール径ごとにクリップの印字色の変えるのは、
「ジムニースティック」も同じですが、商品名の
印字箇所の地の色がシルバーとなっています。
このシルバーを含めて、キャップの見た目が
なかなか美しいと思います。
白地だと見えにくいので、黒い紙のノートの上に
置いてみました。
ぱっと見でわからないですが、このように斜めの
ラインが入っていたり、「ZEBRA」の刻印があったり、
デザイン面で手が込んでいるなと感じます。
部品ごとに分解しました。少し芯のインク色が
怪しいですが、芯は3本とも2007年製でした。
前にも書いていますが、尾栓は軸の中にねじ込む
ような造りとなっています。珍しいタイプですね。
この尾栓でインク芯をペン先に固定しています。
ペン先からキャップを外してみました。
ラバーグリップは薄め。軸からのストレートな
形状を保つためでしょうか。
ニードルポイントのペン先です。
インク芯の細いインクが、ペン先のプラ部品から
見えていますが、機能面による加工も相まって
美しい見た目となっています。
書いてみました。
いずれも超極細できれいに書けました。
若干不安だったインクも問題ありませんでした。
次もゼブラのボールペンです。
「ジムニー ライト」 0.7mm 黒
セブラ「ジムニー」のシリーズ。既に何度も
紹介してきましたが、インクが「売り」の
油性ボールペン。
発売は1998年。当時、やや重たい書き心地だった
油性インクをなめらかにした「ソフトインク」を
従来のジムニーに使用し、書き心地の「軽さ」を
ストレートに表す「ライト」が商品名に反映した
ものと思われます。
軸には、このように商品名・型番等が印字された
リング状の部品が透明な軸に固定されており、
デザイン上のアクセントとなっています。
この中央部にふくらみのある軸は、同年発売の
「ハイパージェル」(ジェルインク)も同様です。
キャップのクリップの表面は、ここだけ艶消し
加工されており、商品名も柔らかい感じの
見た目となっています。
ばらしてみました。芯は結構長い感じです。
製造年月は98年3月。発売直後くらいですね。
キャップを後部に嵌めて書く準備。
このフォルム自体は、万年筆を模したものと
思われますが、現在プラスティック軸の
ボールペンではほとんど無いような気が。
ペン先です。ラバーグリップは凹凸は無く、
若干ホコリが付きやすい感じ。
書いてみました。ちょっと古いものということもあり、
ときたまインクが出なくなることもありますが、
書き始められれば、その後は特に筆圧を
かける事もなく、スラスラ書くことができます。
「ジムニー」シリーズを並べてみました。
「ジムニー ケア」、「ジムニー ライト」、
「ジムニー」、「ジムニー 太字」。
まだ買っていないインク色もありますね。
次はぺんてるの2本。
今回は全体本数が多いのと、この2本は既に
別のインク色の購入時にも報告しているため、
2本併せての紹介となります。
「ハイブリッド ノック式」 0.5mm 赤
「油性ボールペン BK407」 0.7mm 黒
ボールペンの種類として対照的なものとなります。
ぺんてるのハイブリッドは『ハイブリッドたち』として、
以前紹介しました。初期の様々なキャップ式や、
モデルチェンジされたリニューアル版等、「見た目」に
拘っているところが特色だと感じていたのですが、
残念ながらこのノック式は「実用第一」という感じです。
ノックボタンの色もくすんだ色。どうもノック部品が
一体化しているため、強度に関係してこんな色の
樹脂になっているような気がします。
結構古いもののようで、シールにひび割れが
入っています。
部品ごとにしてみました。
ゲルインク芯にインク漏れ防止用の栓が
入っていますが、この芯は「ハイブリッドDX」と同じ。
グリップの切れ目とかも似た感じです。
型番(K155-BD)の色記号"B" の後に、"D"が入って
いるのも「ハイブリッドDX」(型番K255-色D)と同様。
なお、ゲルインク芯には製造年月が無いため、
いつごろの商品なのかは不明でした。
次は油性ボールペンの「BK407」。
かなり細身のキャップ式ボールペン。グリップも
軸の細さに合わせてなのか薄めの素材。
キャップは小さめでクリップ形状も先端からの傾斜を
含み「シャープな」デザイン。
先程のノック式とは対照的です。
ばらしてみました。
丸くて細いストレートな軸は、色鉛筆のようです。
芯はロング芯との事。長さというより、インク量が
多いらしく、上で報告したゼブラのジムニーより
見た目でのインクの長さが1cmm長いようです。
芯の製造年月は2002年12月でした。
いつものように書く準備を。
キャップ式はキャップを後部に嵌めると、
その細さも相まって長く見えます。
ハイブリッドは樹脂玉が付いていたため、
それを外して書いてみました。
油性は特にかすれることもありません。グリップが
ペン先から若干離れているので、ひとによっては
書きにくいかもしれません。
ゲルインクは樹脂玉付きだったため、古くても特に
インクフローは問題ありませんでした。ゲルインクの
明るい赤色で0.5mmの細字を書くことができました。
既保有の「BK407」の赤・青、ノック式青と並べて
みました。ノック式黒は別の機会に買う予定です。
後半です。パイロット、ユニ、トンボのボールペンとなります。
上から、
パイロット 「HI-TEC Knock」、「e-GEL」
ユニ 「Lakubo 極細」、「蛍光3ボールペン SC-230」
トンボ 「J-Ball」
まずはパイロットの2本を。
「HI-TEC Knock」 0.5mm 黒
「e-GEL」 0.7mm 黒
「HI-TEC Knock」。
現在は、ハイテックCのノック式で手帳向けの
「ハイテックCスリムノック」がありますが、
こちらはその前身と考えてよいのでしょうか。
少し調べてみると、2002年度 グッドデザイン賞の
「商品デザイン部門」を受賞しているとの事。
現行品の「ハイテックCスリムノック」のクリップは、
「ハイテックC」と同じようなデザインですが、
こちらはちょっと地味なロゴ。
リサイクル素材らしいですね。
先の「グッドデザイン賞」ですが、個人的には、
"デザイン的" に何がグッドなのか理解できません。
時期的に「エコっぽい」ものが選ばれやすかった、
と解釈するのは悪意が過ぎるでしょうか。
型番。パイロットの場合、以下を表す感じですね。
L : 水性またはゲルインク
H : ハイテックシリーズ
(ハイテックC、ハイテックポイント等)
K : ノック式
10 : 100円
C5 : 商品ごとのボール径
この場合、ハイテックCの0.5mm。
TG : 軸色。これはターコイズグリーンですが、
インク色と同色の場合は記載無し。
B : インク色の黒。
ペン先は3点支持方式のニードルポイント。
こちらも樹脂玉付きです。
ばらしてみました。
芯は、現在のパイロットのノック式ゲルインクと
同様に蓋付き。発売時期的にゲルインクの
ノック式の中でも、初期の商品と思われますが、
パイロットのノック式ゲルインク芯ではこれが
基準の形となっているのかもしれません。
樹脂玉を外してみました。いつもながらの不安感が
漂うハイテックCのペン先です。
こちらはキャップ式ゲルインクの「e-GEL」。
消せるボールペンとして、フリクションの前に
発売されていたボールペンです。
型番。先と同じように私の認識を記載します。
L : 水性またはゲルインク
H : ハイテックシリーズ
(ペン先の形式からと思われます)
12 : 120円
E7 : 商品ごとのボール径
この場合、e-GELの0.7mm。
B : インク色の黒。
特徴はそのキャップ。その頭が更にねじ式で
取り外せるようになっており、そこに消しゴム
(シャープペンに付いてるような奴)があります。
この構造と、クリップとのデザイン上の一体感を
実現したところ、とても感動してしまいます。
部品ごとに分解してみると、個々の色合いがとても
良い感じ。インク色ではないキャップ・軸部品の
半透明具合(?)が絶妙。
「消せるインク」を表現しているような気がします。
こちらの芯には製造年月が「08-12」と刻印
されています。わすが7年前なのですが、
その後、別の仕組みによるフリクションで
消せるボールペンが一般的になった訳ですね。
3点支持方式のニードルポイント。この部分が
型番に "H" が入っている理由かと考えます。
こちらは0.7mm。ニードルとしては太めですね。
先の「HI-TEC Knock」とともに書き並べてみました。
ルーペで拡大してみると、0.7mmで一見濃く見える
「e-GEL」はインク色に濃淡があり、
一方「HI-TEC Knock」はインクが一定の濃さで
書かれているのが判ります。
消してみました。もったいないので他の消しゴムを
使いましたが、若干残る感じですね。
ちょっと上での順番と違いますが、次はトンボの
「J-Ball」です。
最初に「若干勢いで買ってしまった」と書きましたが、
これが残念ながらダブリでした。既に青・赤・黒と
買っていました。そのため紹介は簡単にしてみます。
キャップ式のシンプルなゲルインクボールペン。
クリップの「80」は価格の80円を示すようですが、
手元の現時点で600本超の名前を見てみると、
複数本のパック物以外では単品で一番安いですね。
化学に詳しくないので、材質についてのコメントは
しにくいのですが、柔らかめの樹脂でできた、
半透明のこのキャップはデザイン的に良いなあと
思っています。(以前も同じコメントだったかも)
ばらしてみました。
芯は96年10月製、19年前です。ゲルインクとしては
結構古い方ですね。
書いてみました。青色は独特。水色に近い色です。
薄いというより「ゲルの青はこれ」って決めたのでは
ないかと思わせる、きれいな色です。
ダブリの青を含めて既に持っているものと、並べて
みました。他の色は出ていないのでしょうかね。
次はユニ(三菱鉛筆)を1本ずつ。
「Lakubo 極細」 0.5mm 黒
今は「ベリー楽ボ」として発売されているものの
前身となる油性ボールペンですね。
その中でも、これは極細タイプ。
事務用の油性ボールペンでは「SA-R」「SA-S」が
ありますが、型番はその系列の「SA-G」ですね。
ばらしてみました。
芯は97年7月製。こちらも結構古いものですね。
書く準備をするためにキャップを後部に
嵌めてみたところ、型番の「G」はグリップの
"G" であることに気が付きました。
ペン先です。極細のボールであることがわかります。
また、ペン先は不透明なプラ(SA-R)・金属(SA-S)
とは違い軸と一体のクリアタイプ。
なお、このボールペンも1994年のグッドデザイン賞を
受賞しているようです。
書いてみました。
若干インクが "重い" 感じもしますが、ボール径通りの
とても細かい文字で書くことができています。
既に持っている「Lakubo」たちと並べてみました。
ちょっと行方不明となっていたものを探して写真を
取り直したため、色味が他とは違ってしまいました。
上から、赤の太字・通常・これ・青の太字・エコ対応
のエコライター・医療現場向けのメディカルLakubo、
となります。
最後はユニの蛍光3色ボールペン。
全体が透明なプラステッィクの軸。
商品情報はこのシールのみ。
型番「SC-230」・蛍光・300円。
ノック部です。イエロー?・ピンク・グリーンの蛍光色。
もしかするとイエローではなくオレンジなのかなあ。
軸全体が透明なので、ノックの仕組みは丸見え。
クリップは金属製。三菱マークだけが入っています。
ペン先側の軸は出てくる芯がはっきり見えます。
スタイルフィット軸の元ネタでしょうか。
再度全体とノック部分のアップです。
ばらしてみました。ペン先軸は本当に透明です。
こういうリング部品は、今ではほとんど見ませんね。
そもそも、その実用性が何なのかは不明。
でも、デザイン上のポイントにはなっています。
3色の芯はこのように並んでいます。
ノックを押すとこのように芯が飛び出してきます。
その芯の製造年月は92年8月。23年前というのは、
この軸の状態からして驚きです。
なお、芯も全部外せるような気もしましたが、
元に戻せなくなるのが怖いので、外すのは
この1本のみにしました。
実は、この蛍光3色ボールペンは別のお店で
購入した事がありましたが、今回ぱっと見で、
新品に近いものだったため迷わず購入しました。
比較してみました。
その見た目のポイントは、この金属クリップ。
前に買った方は錆びが見えるのに対して、
今回のはピカピカです。
シールで決定的な違いが。50円値上げとなっています。
古いほうの芯の製造年月は91年1月製。わすか1年の
違いなので大幅値上げといってもよいかも。
バブル崩壊に合わせたものだったのでしょうか。
書いてみました。古い油性ボールペンなので、
スラスラという訳ではありませんが、このように
書くことができます。
イエロー?は、山吹色に近い色。蛍光オレンジと
いうほうが正しいのでしょうか。
こちらのお店は、他にもパイロットの金属軸の
3色ボールペン(2000円)など、若干高めの
価格帯の古いボールペンも残っていました。
上記のボールペンを大量に買ったため、
そのような商品はあきらめました。
でも、趣味の対象がそういう方向に変わったら、
また来たいなと思います。
ということで、こちらを出て桜並木の下、
帰路に着きました。
何かここのところ、説明が細かくなってきており、
書く量が増え、結果として更新が遅くなる、
という悪循環が続いていますね。
ちょっと書き方を再検討しなければと思います。
それでは。
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買い物報告 (2015夏未報告分 JR横浜線沿線 その3) [買ったボールペン]
今回は、JR横浜線淵野辺駅の北側、バイクで
6分程度の場所にある「守蝶(もりちょう文具店)」さん。
こちらも東京都町田市のお店です。
中学校・小学校近くのマンションの1階にあるお店。
そのせいかガシャポン(ガチャポン)の機械も置かれて
います。奥はご自宅でもあるらしくこのように鉢植えも
並んでいました。
レジの前には、こちらで飼われている大きな犬が
寝ていました。やさしそうな犬でしたが、昔から
犬が苦手なためビクビクしながら、選んだのが
以下のボールペンとなります。
ぺんてる 「ハイブリッドテクニカ」 0.5mm 黒
ユニ 「ユニボール シグノ レインボー」
1.0mm レインボーイエロー
トンボ 「CALNO」
0.7mm 青(ブルー軸)、黒(フルブラック軸)
セーラー 「COOL COLOR メタルスパイラル」
0.7mm(目視推測) ピンク/ブルー
まず、ぺんてる「ハイブリッドテクニカ」の詳細から。
「ハイブリッドたち」で紹介したニードルポイント/
ニードルチップのボールペン。現行品ですが、
クリップの色合いが薄いため、一瞬茶色と
思ったのですが黒でした。
ハイブリッドテクニカは、クリップの色合いを微妙に
薄くしているのが特徴であるのを忘れていました。
ボール径は0.5mm。型番「KN105-A」の
"5" はボール径ですね。 "A" は黒インク。
ストレートの丸軸。尾栓部分の少し細くなって
いるのはキャップを嵌めるためですが、
キャップの太さも軸と同じであるため、
尾栓側にキャップを嵌めた時も、キャップから
軸までストレートの見た目が変わりません。
ペン先です。ニードルなのに書いていて
安定感が感じられるのは、
この「一体削り出し製法」によるもの。
なお、現行品かつ芯は2009年製なので、
パーツごとの分解画像は割愛しました。
書いてみました。既に同じ感想を何回も
書いているような気がしますが、
紙を捉える「ガシガシ」感がグッドです。
次は、ユニ「ユニボール シグノ レインボー」です。
シグノのラメ入りインク。既に廃盤となっている
シリーズです。
前に、これの「モーニング娘。」バージョンと
レインボーパープルを紹介しましたが、
どうもパープルが行方不明です。
クリップにも細かくラメが入っています。
行方不明のパープル同様に商品名の
印字は虹色に光っています。
金色ではなく、イエローなんですね。
あくまでラメ入りの黄色であるということで、
色記号もレインボーのRに黄色を示す「.2」の
組み合わせとなっています。
ラメが大きいのが特徴のようです。
廃盤商品なのでこちらは分解画像有りです。
芯は2001年11月製。
元に戻して書く準備を。
ボール径は1.0mm。
と、ペン先の報告をして、書こうとしたところ
ボールが空回りしています。
お店で確認した時はそれなりに書けていたの
ですが、インクがどうにも出ません。
そこである方法を使って書いてみました。
画像では、何故か金色に見えますね。
でも目視では黄色にラメが少し見える程度。
書いた方法です。百円ショップで買った注射器、
といっても化粧水の詰め替えに使うらしい物の先に
芯を挿し、空気でインクを出しながら書きました。
次はトンボ「CALNO」の2本です。
トンボのノック式油性ボールペン。既に廃盤と
なっているものと思われます。
トンボのボールペンというと「リポーター」とか
高級路線の「ZOOM」とかを思い浮かべます。
他になにがあったっけと思い、ネットで
公開されている総合カタログを見てみると、
他に加圧ペンの「エアプレス」やクリップ機能が
メインの洗濯ばさみのような「ピーフィット」も
あることを思い出しました。
単色プラ軸のノック式では、ずんぐりした見た目の
「ビズノ」が現行品であるようですが、「CALNO」は
もっとシンプルな外観のボールペン。
こちらは青インクのクリア軸。
こちらは黒インクの黒軸。ノックボタンの形状も
含めて「丸み」をポイントとしたデザイン。
グリップに特徴は・・・・・・特にありませんね。
上記の総合カタログから型番の「BC」は
油性ボールペンということがわかります。
その後ろは商品ごとの記号のようです。
「46」「11」はその後に続くの軸色名ごとの
番号と思われます。
なお、この「CALNO」をネットで検索してみると、
軸の種類はおそらく7種類。(インク色は不明)
分解してみました。芯はともに99年製。
8月と9月のようです。ノストラダムスの
予言が外れた後ということですね。
書いてみました。0.7mmの芯ですが、
力の入れ加減によって更に細い字も、
かすれる事なく書くことができます。
キャップ式の「CALNOS」と並べてみました。
どうもトンボは100円台のボールペンが
ほぼ無くなってきているような気がします。
総合カタログでは水性ボールペンの
「MONO BALL」もありません。廃盤でしょうか。
最後に、謎のボールペン。
セーラー「COOL COLOR メタルスパイラル」。
ひと目見て「あっ、これ持っていない」と思いました。
そもそもセーラーのプラ軸のボールペンって、
100円ショップにはいかにも100円ショップ向けと
いうものが置いてありますが、普通の文房具店では
ほとんど見ることがありません。
「COOL COLOR」かつ "METALLIC GEL" 。
「COOL」と「COLOR」の間にはセーラーの
錨マークがあります。
ラメ入りのクリップ。
小中学校も近くにあるので、どちらかというと
「女子」向けとして発売されたものが、
いまだに残っていたという感じでしょうか。
全体的には、シグノ・ハイブリッド等と同様の形状。
軸の中程から後部は丸い軸。
ペン先寄りは、その丸い断面から平らに3面を
削いだような形状となっており滑り止めの溝が
入っています。
キャップの商品シール。「メタルスパイラル」とは
何でしょう。またインク色として「ピンク/ブルー」と
記載されています。
ばらしてみました。キャップ式ゲルインクの
基本的な部品構成ですね。
インクは、「ピンク/ブルー」かつメタリックの
マーブル模様となっています。
スパイラル(螺旋:らせん)とは、それを実現させる
インクの注入の仕方と見た目の事のようです。
バックのインク色が特殊なので、芯表面の製造年月の
刻印がよく見えませんが、2000年5月製のようです。
このようにセーラーからも出ていた、キャップ式
ゲルインクボールペンの全盛期がいつなのか、
世代的にずれているため、具体的な年代は良く
知りません。
ネット情報や、収集したものから推測すると、
90年代後半から2000年初期くらいと思われます。
ぺんてるハイブリッドのミルキーとか、先のシグノの
レインボーとか、各社が競うように出していた頃が
あったのでしょうね。
ボール径は不明。目視にて0.7mmと推測しました。
書いてみました。インクの劣化は無いようですが、
やはり普通には書くことができず、
空気圧をかけつつ書いた感じです。
でも、しっかりピンク・ブルーのマーブルかつ
メタリック感が出た感じとなっています。
少し光の当たり方を変えてみました。
マーブル感が良く出ていますね。
さて、次はこのシリーズ最後のお店になります。
それでは。(次回に続く)
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6分程度の場所にある「守蝶(もりちょう文具店)」さん。
こちらも東京都町田市のお店です。
中学校・小学校近くのマンションの1階にあるお店。
そのせいかガシャポン(ガチャポン)の機械も置かれて
います。奥はご自宅でもあるらしくこのように鉢植えも
並んでいました。
レジの前には、こちらで飼われている大きな犬が
寝ていました。やさしそうな犬でしたが、昔から
犬が苦手なためビクビクしながら、選んだのが
以下のボールペンとなります。
ぺんてる 「ハイブリッドテクニカ」 0.5mm 黒
ユニ 「ユニボール シグノ レインボー」
1.0mm レインボーイエロー
トンボ 「CALNO」
0.7mm 青(ブルー軸)、黒(フルブラック軸)
セーラー 「COOL COLOR メタルスパイラル」
0.7mm(目視推測) ピンク/ブルー
まず、ぺんてる「ハイブリッドテクニカ」の詳細から。
「ハイブリッドたち」で紹介したニードルポイント/
ニードルチップのボールペン。現行品ですが、
クリップの色合いが薄いため、一瞬茶色と
思ったのですが黒でした。
ハイブリッドテクニカは、クリップの色合いを微妙に
薄くしているのが特徴であるのを忘れていました。
ボール径は0.5mm。型番「KN105-A」の
"5" はボール径ですね。 "A" は黒インク。
ストレートの丸軸。尾栓部分の少し細くなって
いるのはキャップを嵌めるためですが、
キャップの太さも軸と同じであるため、
尾栓側にキャップを嵌めた時も、キャップから
軸までストレートの見た目が変わりません。
ペン先です。ニードルなのに書いていて
安定感が感じられるのは、
この「一体削り出し製法」によるもの。
なお、現行品かつ芯は2009年製なので、
パーツごとの分解画像は割愛しました。
書いてみました。既に同じ感想を何回も
書いているような気がしますが、
紙を捉える「ガシガシ」感がグッドです。
次は、ユニ「ユニボール シグノ レインボー」です。
シグノのラメ入りインク。既に廃盤となっている
シリーズです。
前に、これの「モーニング娘。」バージョンと
レインボーパープルを紹介しましたが、
どうもパープルが行方不明です。
クリップにも細かくラメが入っています。
行方不明のパープル同様に商品名の
印字は虹色に光っています。
金色ではなく、イエローなんですね。
あくまでラメ入りの黄色であるということで、
色記号もレインボーのRに黄色を示す「.2」の
組み合わせとなっています。
ラメが大きいのが特徴のようです。
廃盤商品なのでこちらは分解画像有りです。
芯は2001年11月製。
元に戻して書く準備を。
ボール径は1.0mm。
と、ペン先の報告をして、書こうとしたところ
ボールが空回りしています。
お店で確認した時はそれなりに書けていたの
ですが、インクがどうにも出ません。
そこである方法を使って書いてみました。
画像では、何故か金色に見えますね。
でも目視では黄色にラメが少し見える程度。
書いた方法です。百円ショップで買った注射器、
といっても化粧水の詰め替えに使うらしい物の先に
芯を挿し、空気でインクを出しながら書きました。
次はトンボ「CALNO」の2本です。
トンボのノック式油性ボールペン。既に廃盤と
なっているものと思われます。
トンボのボールペンというと「リポーター」とか
高級路線の「ZOOM」とかを思い浮かべます。
他になにがあったっけと思い、ネットで
公開されている総合カタログを見てみると、
他に加圧ペンの「エアプレス」やクリップ機能が
メインの洗濯ばさみのような「ピーフィット」も
あることを思い出しました。
単色プラ軸のノック式では、ずんぐりした見た目の
「ビズノ」が現行品であるようですが、「CALNO」は
もっとシンプルな外観のボールペン。
こちらは青インクのクリア軸。
こちらは黒インクの黒軸。ノックボタンの形状も
含めて「丸み」をポイントとしたデザイン。
グリップに特徴は・・・・・・特にありませんね。
上記の総合カタログから型番の「BC」は
油性ボールペンということがわかります。
その後ろは商品ごとの記号のようです。
「46」「11」はその後に続くの軸色名ごとの
番号と思われます。
なお、この「CALNO」をネットで検索してみると、
軸の種類はおそらく7種類。(インク色は不明)
分解してみました。芯はともに99年製。
8月と9月のようです。ノストラダムスの
予言が外れた後ということですね。
書いてみました。0.7mmの芯ですが、
力の入れ加減によって更に細い字も、
かすれる事なく書くことができます。
キャップ式の「CALNOS」と並べてみました。
どうもトンボは100円台のボールペンが
ほぼ無くなってきているような気がします。
総合カタログでは水性ボールペンの
「MONO BALL」もありません。廃盤でしょうか。
最後に、謎のボールペン。
セーラー「COOL COLOR メタルスパイラル」。
ひと目見て「あっ、これ持っていない」と思いました。
そもそもセーラーのプラ軸のボールペンって、
100円ショップにはいかにも100円ショップ向けと
いうものが置いてありますが、普通の文房具店では
ほとんど見ることがありません。
「COOL COLOR」かつ "METALLIC GEL" 。
「COOL」と「COLOR」の間にはセーラーの
錨マークがあります。
ラメ入りのクリップ。
小中学校も近くにあるので、どちらかというと
「女子」向けとして発売されたものが、
いまだに残っていたという感じでしょうか。
全体的には、シグノ・ハイブリッド等と同様の形状。
軸の中程から後部は丸い軸。
ペン先寄りは、その丸い断面から平らに3面を
削いだような形状となっており滑り止めの溝が
入っています。
キャップの商品シール。「メタルスパイラル」とは
何でしょう。またインク色として「ピンク/ブルー」と
記載されています。
ばらしてみました。キャップ式ゲルインクの
基本的な部品構成ですね。
インクは、「ピンク/ブルー」かつメタリックの
マーブル模様となっています。
スパイラル(螺旋:らせん)とは、それを実現させる
インクの注入の仕方と見た目の事のようです。
バックのインク色が特殊なので、芯表面の製造年月の
刻印がよく見えませんが、2000年5月製のようです。
このようにセーラーからも出ていた、キャップ式
ゲルインクボールペンの全盛期がいつなのか、
世代的にずれているため、具体的な年代は良く
知りません。
ネット情報や、収集したものから推測すると、
90年代後半から2000年初期くらいと思われます。
ぺんてるハイブリッドのミルキーとか、先のシグノの
レインボーとか、各社が競うように出していた頃が
あったのでしょうね。
ボール径は不明。目視にて0.7mmと推測しました。
書いてみました。インクの劣化は無いようですが、
やはり普通には書くことができず、
空気圧をかけつつ書いた感じです。
でも、しっかりピンク・ブルーのマーブルかつ
メタリック感が出た感じとなっています。
少し光の当たり方を変えてみました。
マーブル感が良く出ていますね。
さて、次はこのシリーズ最後のお店になります。
それでは。(次回に続く)
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買い物報告 (2015夏未報告分 JR横浜線沿線 その2) [買ったボールペン]
前回の続きです。
今回はJR横浜線の淵野辺駅周辺のお店から、
1本または1種類のみ購入したお店と買ったものを
報告します。
淵野辺駅は町田駅から八王子寄りに2駅、その隣が
相模原駅、その次は将来リニア駅ができる予定の
橋本駅という位置にある駅です。
横浜線には各駅停車の他に東神奈川駅と相模原駅の
区間では快速があるのですが、淵野辺駅は通過駅。
しかし、周囲に大学・高校が多く、バス利用の通学者も
いるため、その快速の起点・終点の2駅より利用者が
多いとの事です。
まず、南側のこちら「久米文具店」さん。
住宅地にあるお店です。周辺地図を見直してみると
おそらく計画的に整備されたであろう住宅地の一画に
あるお店です。ここ周辺は、すこし広めの道路が前を
走っているものの、店舗等は点在しており、落ち着いた
雰囲気の街です。
お店の中も、この外見と同様に整理されている印象。
そのため古い物等はありませんでした。そのため、
現行品かつ未購入品を記憶を辿りながら選択。
パイロット 「スーパーP」 0.7mm 赤
「基本のキ」といえるボールペンの赤インク。
ですが、まだ買っていませんでした。
型番「BP-P」の刻印アップとキャップを取った状態の
画像です。ペン先はプラ部品。ペン先部品が金属の
「BP-S」(スーパーS)はよく見るのですが、
こちらは置いているお店が少ない印象。そのため、
このお店に置いてあるのを見て、ダブリ覚悟で購入。
0.7mmのボール径。プラスティックの再利用率は
70%との事。型番「BP-P-CFR」のCFRは、
クリア軸・Fine(0.7mm)・レッド、ですね。
そのプラスティックのペン先部品・キャップ・尾栓は
真っ赤という感じではなく微妙にくすんだ色合い。
特に分解図を見せる必要も無いのですが、
最近パターン化してるのでつい。
なお、芯は2015年1月製でした。
ペン先と書いたものとなります。
これとは別に筆圧をかけずに書いてみたのですが
より細い線を書いてもかすれることは無いのは、
流石に新しい製品だけあります。
これもパターンで同じ種類(スーパーP)の
ボールペンと並べてみました。
まだ普通の黒を持っていないとは・・・・・・。
次の店は、その住宅地のほんの数ブロック
移動したところにある「文盛堂」さん。
ここ周辺では大きいお店です。正面間口の
幅でいうと先程のお店の3.5倍はある感じ?
その正面は、このようにまだ左右に広がっています。
右手の先は駐車場。結構な台数が駐車できるようです。
この正面左手の壁にはマスコットの「ぶんちゃん」と
思われる大きなマークがありました。
ホームページのトップでは「筆記具の品揃えは
相模原No.1」と謳っています。また、こちらでは
夏休み期間にはお絵かきコンテスト等を含む
「サマフェス2015」も開催されていたようです。
このようなお店のため、やはり古い物等は無く、
現行品から以下を選択。
サクラ 「ボールサインノック ネオンカラー」
0.6mm ネオングリーン、ネオンイエロー
久しぶりのボールサインノックの購入報告ですね。
ネオンカラーの緑と黄色。ネオンカラーは、
一番最初にボールサインノックを買った時に
ネオンレッドを買った以来となります。
分解してみました。
このペン先部品は透明ではなく、本当にインク色の
蛍光色のプラでできています。
そのため、このペン先は「蛍光してる」感じに見えます。
この見た目、マスコットの蜂を思いだしますね。いや、
ホタルかな。
なお、前にやった部品組み替えは、この色同士では
おもしろくないのでやりませんでした。
書いてみました。発色良しですね。
特にイエローは目視では浮かび上がってくる感じです。
黒い紙に書いてみると目的通りクッキリしましたね。
暗くするとより「ネオンらしさ」が判ります。
すこし東に移動して、相模原市立弥栄小学校・中学校と
神奈川県立弥栄高校が一箇所に集まった区画に隣接
した場所にある「明央堂」さん。
縦に大きくローマ字でお店の名前が入ったビル。
時計があるのは学校付近だからでしょうか。
こちらの建物は左手が文房具店、右手は不動産会社と
なっています。その左手のお店で購入したのはこちら。
パイロット 「G-6」 0.5mm 黒
パイロットのゲルインクボールペン。
「G」の名前を冠したパイロットのゲルインクの
現行商品は、「G-2」「G-knock」(ノック式)、
「G-3」(キャップ式)があります。
廃盤品ではキャップ式で「G-1」もありました。
こちらはノック式です。なので「G-2」に似てるか
というと、クリップが「G-3」と同様。
そのため「G-6」という商品名なのでしょうか。
とはいうものの、見た目の大きな特徴はその太さ。
指先は普通の太さですが、軸の上部は1.5倍位の
太さになっています。
また軸全体を覆うラバーも特徴ですね。
太さを比較するため、同じノック式の
「G-knock」と並べてみました。
違いが伝わるでしょうか。
なお、「G-2」はなぜか1本200円と
高いのでまだ持っていません。
ばらしてみました。固定部分が多いので、3パーツに
分かれました。でもスプリングは回せばペン先から
外れるようですね。
芯は2003年10月製。そのためか、ややインクが
劣化しており、ゲルインクがフォロワー(※)と
混ざった状態になっています。
※ インクの消費とともにペン先側へ移動する
ゲル状の尾栓(ユニのページから引用)
ペン先です。グリップの模様や色合いに加えて、
混ざったインクの色も見えるせいか、先の
ボールサインノックと同様に、腹先に毒針を
もった「虫」っぽい感じですね。
書いてみました。黒の色は濃く、0.5mmとしての
用途である細かい字も滲まず書くことができます。
握り心地も含めて筆記具としてはとても良い商品
であると思います。
既に保有している「G-6」と並べてみました。
但し赤青緑の3色はいずれも0.7mm。クリップの
印字は0.5mmが白なのに対して、こちらは金色。
あ、さっき「G-2」が200円で高い、と書きましたが
こちらも200円でした。もしかすると、それが理由で
コストがより多く掛かりそうなこちらが整理されて
しまったのかもしれません。
追記
以前コメントいただいた「仕掛け人 藤枝梅安」様が
お探しになっていた「ゼブラのハンドフィットS」を
こちらのお店で発見。
8月に『以前いただいたコメントに関する情報』として
ご連絡しましたが、その後こちらで購入できたとの
ご報告をコメントでいただきました。
お役に立てたようで良かったです。
次のお店に向かうため、北方向に出発しました。
ここ相模原市内を走っているとこのように歩道が
広くとられており、自転車と歩行者を明確に分ける
ような標識が見られます。
この周辺(相模原市中心地区)は戦前の軍都計画を
起源とする都市計画で、戦後に街が整備されたため、
このように広い道路が取れたのでしょうか。
国道16号とJR横浜線を越えてJR淵野辺駅の
北側に移動。
北側最初は駅から数分のところにある「宝月堂」さん。
駅前から続く商店街の一番北の端にあるお店です。
文房具店として、広さは中から大の間くらいでしょうか。
(適当な表現ですみません)
ユニ 「ユニボール シグノ 太字」 1.0mm ホワイト
こちらでも現行品と考えてたときに、
何故かこれを選択。見事ダブリでした。
しかし、あらためて商品チェックをしてみます。
クリップに黄色で「太字」と太字で印字されています。
用途が「イラスト・黒紙用」と書かれています。
シグノ太字は、シールに用途が明記されていますね。
持っているもの(黒以外)の用途は以下の通り。
赤・朱 ・・・・・・添削・チェック用
青・ブルーブラック ・・・・・・事務・あて名書用
金・銀 ・・・・・・カード・イラスト用
太い軸に大き目のクリップ。太字といっても
ボール径が大きいだけなら軸の太さは必要
ありません。リフィルのインク量を多くする為か、
とも考えましたが、0.5mmと比較してもインク量
では特に差はありませんでした。
軸にも、金地のラインに「太字」と入れられています。
さっき、太い軸に意味が無いような事を書きましたが、
個人的にはこの軸とても好きです。
「これから太字で書くぞ」という気持ちが、握った手に
入るような気がします。
分解図です。今回は、部品・構造云々より、
黒い紙とのコントラストが見てみたかった、
というのが、ばらしてみた理由です。
1.0mmのペン先ボールです。白いインクのためか
ボールの大きさが判り易いですね。
黒い紙に書いたものとなります。上記の通り、
色名は「ホワイト」なのに「白」って書いちゃってますね。
比較のため、他に所持している白ボールペンでも
書いて並べてみました。
それらの他の白ボールペンとも並べてみました。
なお、ダブリのもう1本は娘がイラストの修正のため、
持って行ってしまいました。
次は東に移動し、相模原市から東京都町田市に
入ったところにある「弘文堂」さんです。
町田と八王子を横浜線の北側で結んでいる
町田街道沿いのお店となります。
少し離れて見ると、こんな感じの外装です。
街道沿いのため駐車場もこのように整備されています。
このお店ではこんなものを見つけました。
ユニ 「バンカーズタイプ デスクペン」 0.7mm 赤
卓上に置いて使用する、という用途のボールペン。
電子カタログには黒のみ掲載されており、
赤は廃盤のようです。商品名はカタログでの
黒インクの記載を参考としています。
後部が細く長く伸びている独特な形状。
卓上ボールペン、および万年筆タイプの
デスクペンは各社とも同様の形状。
メーカーマーク・インク色・値段のみの、
クラシカルな趣きを感じさせるシール。
キャップを外すと金属のペン先が見えました。
全体の形は良く見ると、書道用の筆に似ていますね。
ペン先側に少し寄ってみました。金属部品は
一見他のボールペンと同じように見えますが、
若干加工が異なっています。(詳細は後述)
艶消しに見えるところはラバーグリップです。
軸色は赤というより小豆色といってよいのかな。
何故か「和」を感じさせる色合いです。
分解してみました。軸のデザインのアクセントと
なっているのはこの金属のリング。
また、ラバーグリップは外すことができます。
なお、スプリングが入っていますが、
良く見てみるとペン先部品を外し易くする以外の
用途があるのかは不明。
芯は99年8月製。意外と古いですね。
先に若干異なると書いたペン先部品の拡大図です。
部品の外周部に、グリップの厚さに合わせた
サイズの平らな輪が広がっているような形状。
キャップは後部に嵌める事ができます。
ゼブラのデスクペンでは出来なかったのですが、
ここらへんのスタンスは会社ごとに違うようです。
書いてみました。ちょっと商品名はAmazonで
掲載されたものを参考に書いてしまいました。
書き味はきわめて普通。
でも、よく考えると卓上ボールペンの赤インクの
用途って何なのでしょうね。
このタイプのボールペンを並べてみました。
上、2本はパイロットの赤と黒(軸は青ですが)。
全体がリサイクルプラスティックのもの。
一番下は、購入は後となりますが、
先月報告したゼブラの「バンカーズ」です。
珍しいものが大量にあるお店も嬉しいですが、
このように文房具店ごとの特色を感じつつ、
少しずつ買い物をしてみるのも良いものです。
それではまた。(次回に続く)
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幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅(280)
今回はJR横浜線の淵野辺駅周辺のお店から、
1本または1種類のみ購入したお店と買ったものを
報告します。
淵野辺駅は町田駅から八王子寄りに2駅、その隣が
相模原駅、その次は将来リニア駅ができる予定の
橋本駅という位置にある駅です。
横浜線には各駅停車の他に東神奈川駅と相模原駅の
区間では快速があるのですが、淵野辺駅は通過駅。
しかし、周囲に大学・高校が多く、バス利用の通学者も
いるため、その快速の起点・終点の2駅より利用者が
多いとの事です。
まず、南側のこちら「久米文具店」さん。
住宅地にあるお店です。周辺地図を見直してみると
おそらく計画的に整備されたであろう住宅地の一画に
あるお店です。ここ周辺は、すこし広めの道路が前を
走っているものの、店舗等は点在しており、落ち着いた
雰囲気の街です。
お店の中も、この外見と同様に整理されている印象。
そのため古い物等はありませんでした。そのため、
現行品かつ未購入品を記憶を辿りながら選択。
パイロット 「スーパーP」 0.7mm 赤
「基本のキ」といえるボールペンの赤インク。
ですが、まだ買っていませんでした。
型番「BP-P」の刻印アップとキャップを取った状態の
画像です。ペン先はプラ部品。ペン先部品が金属の
「BP-S」(スーパーS)はよく見るのですが、
こちらは置いているお店が少ない印象。そのため、
このお店に置いてあるのを見て、ダブリ覚悟で購入。
0.7mmのボール径。プラスティックの再利用率は
70%との事。型番「BP-P-CFR」のCFRは、
クリア軸・Fine(0.7mm)・レッド、ですね。
そのプラスティックのペン先部品・キャップ・尾栓は
真っ赤という感じではなく微妙にくすんだ色合い。
特に分解図を見せる必要も無いのですが、
最近パターン化してるのでつい。
なお、芯は2015年1月製でした。
ペン先と書いたものとなります。
これとは別に筆圧をかけずに書いてみたのですが
より細い線を書いてもかすれることは無いのは、
流石に新しい製品だけあります。
これもパターンで同じ種類(スーパーP)の
ボールペンと並べてみました。
まだ普通の黒を持っていないとは・・・・・・。
次の店は、その住宅地のほんの数ブロック
移動したところにある「文盛堂」さん。
ここ周辺では大きいお店です。正面間口の
幅でいうと先程のお店の3.5倍はある感じ?
その正面は、このようにまだ左右に広がっています。
右手の先は駐車場。結構な台数が駐車できるようです。
この正面左手の壁にはマスコットの「ぶんちゃん」と
思われる大きなマークがありました。
ホームページのトップでは「筆記具の品揃えは
相模原No.1」と謳っています。また、こちらでは
夏休み期間にはお絵かきコンテスト等を含む
「サマフェス2015」も開催されていたようです。
このようなお店のため、やはり古い物等は無く、
現行品から以下を選択。
サクラ 「ボールサインノック ネオンカラー」
0.6mm ネオングリーン、ネオンイエロー
久しぶりのボールサインノックの購入報告ですね。
ネオンカラーの緑と黄色。ネオンカラーは、
一番最初にボールサインノックを買った時に
ネオンレッドを買った以来となります。
分解してみました。
このペン先部品は透明ではなく、本当にインク色の
蛍光色のプラでできています。
そのため、このペン先は「蛍光してる」感じに見えます。
この見た目、マスコットの蜂を思いだしますね。いや、
ホタルかな。
なお、前にやった部品組み替えは、この色同士では
おもしろくないのでやりませんでした。
書いてみました。発色良しですね。
特にイエローは目視では浮かび上がってくる感じです。
黒い紙に書いてみると目的通りクッキリしましたね。
暗くするとより「ネオンらしさ」が判ります。
すこし東に移動して、相模原市立弥栄小学校・中学校と
神奈川県立弥栄高校が一箇所に集まった区画に隣接
した場所にある「明央堂」さん。
縦に大きくローマ字でお店の名前が入ったビル。
時計があるのは学校付近だからでしょうか。
こちらの建物は左手が文房具店、右手は不動産会社と
なっています。その左手のお店で購入したのはこちら。
パイロット 「G-6」 0.5mm 黒
パイロットのゲルインクボールペン。
「G」の名前を冠したパイロットのゲルインクの
現行商品は、「G-2」「G-knock」(ノック式)、
「G-3」(キャップ式)があります。
廃盤品ではキャップ式で「G-1」もありました。
こちらはノック式です。なので「G-2」に似てるか
というと、クリップが「G-3」と同様。
そのため「G-6」という商品名なのでしょうか。
とはいうものの、見た目の大きな特徴はその太さ。
指先は普通の太さですが、軸の上部は1.5倍位の
太さになっています。
また軸全体を覆うラバーも特徴ですね。
太さを比較するため、同じノック式の
「G-knock」と並べてみました。
違いが伝わるでしょうか。
なお、「G-2」はなぜか1本200円と
高いのでまだ持っていません。
ばらしてみました。固定部分が多いので、3パーツに
分かれました。でもスプリングは回せばペン先から
外れるようですね。
芯は2003年10月製。そのためか、ややインクが
劣化しており、ゲルインクがフォロワー(※)と
混ざった状態になっています。
※ インクの消費とともにペン先側へ移動する
ゲル状の尾栓(ユニのページから引用)
ペン先です。グリップの模様や色合いに加えて、
混ざったインクの色も見えるせいか、先の
ボールサインノックと同様に、腹先に毒針を
もった「虫」っぽい感じですね。
書いてみました。黒の色は濃く、0.5mmとしての
用途である細かい字も滲まず書くことができます。
握り心地も含めて筆記具としてはとても良い商品
であると思います。
既に保有している「G-6」と並べてみました。
但し赤青緑の3色はいずれも0.7mm。クリップの
印字は0.5mmが白なのに対して、こちらは金色。
あ、さっき「G-2」が200円で高い、と書きましたが
こちらも200円でした。もしかすると、それが理由で
コストがより多く掛かりそうなこちらが整理されて
しまったのかもしれません。
追記
以前コメントいただいた「仕掛け人 藤枝梅安」様が
お探しになっていた「ゼブラのハンドフィットS」を
こちらのお店で発見。
8月に『以前いただいたコメントに関する情報』として
ご連絡しましたが、その後こちらで購入できたとの
ご報告をコメントでいただきました。
お役に立てたようで良かったです。
次のお店に向かうため、北方向に出発しました。
ここ相模原市内を走っているとこのように歩道が
広くとられており、自転車と歩行者を明確に分ける
ような標識が見られます。
この周辺(相模原市中心地区)は戦前の軍都計画を
起源とする都市計画で、戦後に街が整備されたため、
このように広い道路が取れたのでしょうか。
国道16号とJR横浜線を越えてJR淵野辺駅の
北側に移動。
北側最初は駅から数分のところにある「宝月堂」さん。
駅前から続く商店街の一番北の端にあるお店です。
文房具店として、広さは中から大の間くらいでしょうか。
(適当な表現ですみません)
ユニ 「ユニボール シグノ 太字」 1.0mm ホワイト
こちらでも現行品と考えてたときに、
何故かこれを選択。見事ダブリでした。
しかし、あらためて商品チェックをしてみます。
クリップに黄色で「太字」と太字で印字されています。
用途が「イラスト・黒紙用」と書かれています。
シグノ太字は、シールに用途が明記されていますね。
持っているもの(黒以外)の用途は以下の通り。
赤・朱 ・・・・・・添削・チェック用
青・ブルーブラック ・・・・・・事務・あて名書用
金・銀 ・・・・・・カード・イラスト用
太い軸に大き目のクリップ。太字といっても
ボール径が大きいだけなら軸の太さは必要
ありません。リフィルのインク量を多くする為か、
とも考えましたが、0.5mmと比較してもインク量
では特に差はありませんでした。
軸にも、金地のラインに「太字」と入れられています。
さっき、太い軸に意味が無いような事を書きましたが、
個人的にはこの軸とても好きです。
「これから太字で書くぞ」という気持ちが、握った手に
入るような気がします。
分解図です。今回は、部品・構造云々より、
黒い紙とのコントラストが見てみたかった、
というのが、ばらしてみた理由です。
1.0mmのペン先ボールです。白いインクのためか
ボールの大きさが判り易いですね。
黒い紙に書いたものとなります。上記の通り、
色名は「ホワイト」なのに「白」って書いちゃってますね。
比較のため、他に所持している白ボールペンでも
書いて並べてみました。
それらの他の白ボールペンとも並べてみました。
なお、ダブリのもう1本は娘がイラストの修正のため、
持って行ってしまいました。
次は東に移動し、相模原市から東京都町田市に
入ったところにある「弘文堂」さんです。
町田と八王子を横浜線の北側で結んでいる
町田街道沿いのお店となります。
少し離れて見ると、こんな感じの外装です。
街道沿いのため駐車場もこのように整備されています。
このお店ではこんなものを見つけました。
ユニ 「バンカーズタイプ デスクペン」 0.7mm 赤
卓上に置いて使用する、という用途のボールペン。
電子カタログには黒のみ掲載されており、
赤は廃盤のようです。商品名はカタログでの
黒インクの記載を参考としています。
後部が細く長く伸びている独特な形状。
卓上ボールペン、および万年筆タイプの
デスクペンは各社とも同様の形状。
メーカーマーク・インク色・値段のみの、
クラシカルな趣きを感じさせるシール。
キャップを外すと金属のペン先が見えました。
全体の形は良く見ると、書道用の筆に似ていますね。
ペン先側に少し寄ってみました。金属部品は
一見他のボールペンと同じように見えますが、
若干加工が異なっています。(詳細は後述)
艶消しに見えるところはラバーグリップです。
軸色は赤というより小豆色といってよいのかな。
何故か「和」を感じさせる色合いです。
分解してみました。軸のデザインのアクセントと
なっているのはこの金属のリング。
また、ラバーグリップは外すことができます。
なお、スプリングが入っていますが、
良く見てみるとペン先部品を外し易くする以外の
用途があるのかは不明。
芯は99年8月製。意外と古いですね。
先に若干異なると書いたペン先部品の拡大図です。
部品の外周部に、グリップの厚さに合わせた
サイズの平らな輪が広がっているような形状。
キャップは後部に嵌める事ができます。
ゼブラのデスクペンでは出来なかったのですが、
ここらへんのスタンスは会社ごとに違うようです。
書いてみました。ちょっと商品名はAmazonで
掲載されたものを参考に書いてしまいました。
書き味はきわめて普通。
でも、よく考えると卓上ボールペンの赤インクの
用途って何なのでしょうね。
このタイプのボールペンを並べてみました。
上、2本はパイロットの赤と黒(軸は青ですが)。
全体がリサイクルプラスティックのもの。
一番下は、購入は後となりますが、
先月報告したゼブラの「バンカーズ」です。
珍しいものが大量にあるお店も嬉しいですが、
このように文房具店ごとの特色を感じつつ、
少しずつ買い物をしてみるのも良いものです。
それではまた。(次回に続く)
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幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅幅(280)
買い物報告 (2015夏未報告分 JR横浜線沿線 その1) [買ったボールペン]
夏もほぼ終わってしまいましたが、この期間の
ボールペン収集で、未報告分を少しずつ報告します。
今回は、7月末にJR横浜線の沿線にある文房具店を
原付スクーターで巡った時の報告となります。
以前にスクーターでは町田周辺まで行っているため、
巡る範囲は町田より先(八王子方向)を考えました。
そして終点は、小さい原付スクーターで往復するため、
体力的な限界を考えて相模原駅付近の店にしました。
なお、複数回での報告となりますが、街レポはほとんど
無く、大部分が文房具店と買ったものの報告のため、
書く順序は実際に辿ったルートとは異なる場合があります。
自宅がある横浜の緑区から、終点のJR相模原駅近くの店まで、
グーグル検索では、直線距離は約17kmmで、車ルートでは
片道約20kmm。その距離をJR横浜線とほぼ並走している
国道16号を北西していきました。
そうして、JR横浜線の淵野辺駅の南側にある店を探すと、
既に廃業されたと思われる店舗を発見。
こんな事もあり、少し探索ルートの方針を変えました。
最初の店は、いきなりタイトルの横浜線から大きく
南寄りに外れて、JR相模線の上溝駅近くにある
「誠心堂」さんとなります。
相模線は、横浜線で相模原駅のひとつ先の橋本駅から
神奈川の茅ヶ崎駅まで、相模原市・座間市・海老名市・
高座郡寒川町・茅ヶ崎市を通る路線。
なお、未だに全線単線らしいですね。このルート・距離
では珍しいのではと思われます。
お店の左側を相模線が走り、店前の道路を渡った
斜め前方に上溝駅があります。時刻が11時半くらい
だったので、夏休みの部活への行き来と思われる
学生がたくさんいました。
駅周辺には学校がたくさん有る事と、町のほぼ中心と
言ってもよい立地のためか、変な表現ですが「普通に」
ご商売されているお店のようでした。
しかしながら、結構色々なものを発見しました。
ぺんてる 「ローリー 中字」 1.0mm 赤、青
ぺんてる 「HYPERB」 0.7mm 黒
ゼブラ 「Jell Work」 0.5mm 黒
トンボ 「MONO BALL」 FINE 赤
まず「ローリー 中字」から紹介します。
ぺんてるの油性ボールペン。ローリーは4色ボールペンを
最初に買っており、その後、単色のノック式を文房具店で
見ることはあったのですが、キャップ式は初めて見ました。
公式ページと電子カタログには無く、廃盤のようです。
主張の強いキャップとずんぐりとしたグリップ。
パッと見て「これは今まで見たことが無い」とすぐに
思いました。
後部にかけての本体はストレートな丸軸。
独特のフォルムのポイントとなるキャップ。
てっぺんからボール径、型番、商品ロゴ、
メーカーロゴと並んでいますが、現行の
ノック式ではノックボタンのためこれらが
詰められた状態で印字されています。
それにしても思い切った太さのグリップですね。
キャップを嵌めると、現行ノック式と同じような見た目に。
指先はグリップの溝にかかり、指の腹が太い部分を
柔らかく掴む感じ。使う人の指の太さにより左右される
とは思いますが、なかなか考えられています。
また指の付け根が当たる軸は角が無いため、
長時間使っていても痛くならないと思います。
1.0mmのボール径の感じを見せようと思ったのですが、
あまりピントが合っていませんね。
また、ペン先のプラ部分の加工は微妙な形状もあり
光の加減で美しく見えます。
インクは油性顔料。同じぺんてるの油性では顔料のみは
「ローリー」だけのようです。文房具店でよく見る
「.eボール」等は染料、低粘度インクの「ビクーニャ」は
顔料+染料ですね。
また、型番のBP110の下2桁はボール径なので、
細字(0.7mm)はBP107になるものと思われます。
中字(1.0mm)はゴールドで印字。この金色が
「買おう」と思ったポイントでした。
あと、キャップに文字と数字でボール径を表すのは
ハイブリッドのリニューアル版とハイブリッドJOBでも
同じでしたね。
分解してみました。
なぜか青の芯パイプが日本製としては珍しく、
白っぽい材質となっています。
ともに芯は2003年製。
書いてみました。もしかすると両方とも色が薄い
のかもしれませんが、青は確実に今の油性の
青より「薄い色」です。
こちらもぺんてるの油性ボールペン。
あまり情報が無いので「HYPERB」としました。
少し画像がボケていますが、キャップから軸に
かけて全体として透明な見た目のボールペン。
長さは先ほどのローリーより1.5cmくらい短い、
コンパクトタイプ。手帳向けという感じでしょうか。
その存在を隠したいのかとも思うほどの透明感の
あるキャップ。
"B"の上の線が全体にかかる「HYPERB」の
商品ロゴと型番の「BK100」も刻印のみ。
ボール受けの部品だけ黒としているのは、
デザイン上のポイントなのか、紛失防止のため
なのかは不明。
キャップを外すと尾栓を除き、ペン先まで
透明な軸。文章では表現しにくいですが、
軸の後部は丸い軸から3面を削いだような
形状となっています。
ペン先です。軸と一体になったペン先部分もきれい
ですね。今は、芯を押さえるために別部品にしている
ボールペンが多いような印象がありますが、
こういうタイプの方が好みです。
ばらしてみました。軸は本当に透明です。
先に書いたその形状により、細い油性芯は
ゲル芯のような太さで見えます。
こちらは2000年3月製の芯。
色はそんなに濃くは無いですが、かすれることも
無くスラスラ書くことができます。
既に持っていた赤と並べてみました。
「プラ軸フェチ」という言葉はグーグル君には
無いようですが、こういうところに美しさを
感じるのも一種の「フェチ」でしょうね。
青もあるようなので見つけたいものです。
セブラの「Jell Work」です。
前に赤インクを買った時に報告していますが、
今と比べるとシンプルな報告(むしろあるべき姿か)
だったため、部分ごとに説明してみます。
キャップ式。クリップは金属。
かなり薄く「ZEBRA Jell Work」と刻印が
入っているのですが、見えませんね。
軸はガンメタとグレーの丸い軸。
再度キャップを。キャップも軸に合せて
丸くストレートな形。また、軸と異なり透明で
キャップをしたまのペン先が見えます。
商品名とともに、しっかり0.5mm径で
あることが書かれています。
ガンメタ軸には型番が「JJ150」と入っています。
"JJ" はゼブラでのジェルインク(他社のゲル)の
型番です。 "150" が値段からだとすると、
結構ジェルインクの初期型番なのかも。
バーコードは印刷です。日本のボールペンでは
珍しいような気がします。
キャップを後部に嵌めてみました。
見た目は水性ボールペンっぽい。
どうもインクは軸に直接入っているようです。
ゼブラでは「Jell-pop」が同じですね。
0.5mmの芯先とそれで書いてみたものです。
色はそれほど濃くはありません。
また、ゲルインクは劣化しやすい印象が
ありますが、これは全く問題ありませんでした。
このようにしっかり書かなくても「サラサラ」
書くことができます。
同じ「Jell Work」で既に保有していた
赤・青と並べてみました。こうして見ると
「カッコイイ」系のボールペンですよね。
昔「ルパン三世」1stシリーズのOPで、
「謎の女 峰不二子」というナレーションセリフが
ありましたが、これはそのセリフに相応しい
ボールペンのような気がします。
トンボの「MONO BALL」の赤なんですが、
何度も水性ボールペンをネット検索してきた中で
全く見たことがありませんでした。
お店の方によると、問屋さんに「MONO BALL」の
現行品を注文したら来たのがこれだった、との事。
どうも、この斜め線に見える模様が、実はローマ数字の
「Ⅱ」を表しているらしく、「MONO BALL Ⅱ」では
あるらしいです。
クリップは金属製。またまた薄く「TOMBOW」の刻印が。
クリップは平らな板のため、ポケットでの押さえ部品は
キャップ側の凸状部分となります。
さっきの「Jell Work」で書いた、
"水性ボールペンっぽい" というのはこの見た目。
直液式を示すジャバラ構造。
ペン先のネジっぽいところはジャバラ構造との
関連と思ってよいのでしょうか。
保有している「MONO BALL」の赤と並べてみました。
上から初代「MONO BALL」、これ、
そして現行品の「MONO BALL Ⅱ」となります。
さらに「MONO BALL Ⅱ」と細かく比較しました。
軸中心部の商品名の印字。
確かに上も「Ⅱ」に見えないことも無いですが、
トンボのロゴで "W" にデザインが入っているため、
逆に、斜め線が数字に見えなくなっているような
気がします。文字デザインが2箇所にあるとは、
思わないんですよね。
先程の画像で初代にはボール径として0.5mmの
記載がありました。
この2本で軸後部の印字記載を確認すると、
今回購入したものには「FINE」の文字があり、
「MONO BALL Ⅱ」には「EXTRA FINE」の記載。
「MONO BALL Ⅱ」として、0.5mmと
(おそらく)0.7mmの2種類が存在していた
ということでしょうか。
確かに右側がわずかに小さい・・・・・・かな。
型番は、末尾の "F"・"E" で異なるので、
先のボール径違い、というのは認識として
正しいような気がします。
あと、推理すると「BW-MCF」はボールペンの
本体に日本語記載とバーコード印刷が無い事から
主に海外向け用だったのかもしれません。
書き比べてみました。
初代のインクの出が悪いので、現行品の0.5mmが
太く見えますが、一番上(「BW-MCF」)が水性の
0.7mmっぽいところはわかりますね。
最後に保有している「MONO BALL」を
青を含めて並べてみました。
やはり黒を買わんといかんですね。
またまた長文となってしまいました。このシリーズは
連休中に終わらせようと思っていましたが難しいですね。
それではまた。(次回に続く)
文房具 ブログランキングへ
ボールペン収集で、未報告分を少しずつ報告します。
今回は、7月末にJR横浜線の沿線にある文房具店を
原付スクーターで巡った時の報告となります。
以前にスクーターでは町田周辺まで行っているため、
巡る範囲は町田より先(八王子方向)を考えました。
そして終点は、小さい原付スクーターで往復するため、
体力的な限界を考えて相模原駅付近の店にしました。
なお、複数回での報告となりますが、街レポはほとんど
無く、大部分が文房具店と買ったものの報告のため、
書く順序は実際に辿ったルートとは異なる場合があります。
自宅がある横浜の緑区から、終点のJR相模原駅近くの店まで、
グーグル検索では、直線距離は約17kmmで、車ルートでは
片道約20kmm。その距離をJR横浜線とほぼ並走している
国道16号を北西していきました。
そうして、JR横浜線の淵野辺駅の南側にある店を探すと、
既に廃業されたと思われる店舗を発見。
こんな事もあり、少し探索ルートの方針を変えました。
最初の店は、いきなりタイトルの横浜線から大きく
南寄りに外れて、JR相模線の上溝駅近くにある
「誠心堂」さんとなります。
相模線は、横浜線で相模原駅のひとつ先の橋本駅から
神奈川の茅ヶ崎駅まで、相模原市・座間市・海老名市・
高座郡寒川町・茅ヶ崎市を通る路線。
なお、未だに全線単線らしいですね。このルート・距離
では珍しいのではと思われます。
お店の左側を相模線が走り、店前の道路を渡った
斜め前方に上溝駅があります。時刻が11時半くらい
だったので、夏休みの部活への行き来と思われる
学生がたくさんいました。
駅周辺には学校がたくさん有る事と、町のほぼ中心と
言ってもよい立地のためか、変な表現ですが「普通に」
ご商売されているお店のようでした。
しかしながら、結構色々なものを発見しました。
ぺんてる 「ローリー 中字」 1.0mm 赤、青
ぺんてる 「HYPERB」 0.7mm 黒
ゼブラ 「Jell Work」 0.5mm 黒
トンボ 「MONO BALL」 FINE 赤
まず「ローリー 中字」から紹介します。
ぺんてるの油性ボールペン。ローリーは4色ボールペンを
最初に買っており、その後、単色のノック式を文房具店で
見ることはあったのですが、キャップ式は初めて見ました。
公式ページと電子カタログには無く、廃盤のようです。
主張の強いキャップとずんぐりとしたグリップ。
パッと見て「これは今まで見たことが無い」とすぐに
思いました。
後部にかけての本体はストレートな丸軸。
独特のフォルムのポイントとなるキャップ。
てっぺんからボール径、型番、商品ロゴ、
メーカーロゴと並んでいますが、現行の
ノック式ではノックボタンのためこれらが
詰められた状態で印字されています。
それにしても思い切った太さのグリップですね。
キャップを嵌めると、現行ノック式と同じような見た目に。
指先はグリップの溝にかかり、指の腹が太い部分を
柔らかく掴む感じ。使う人の指の太さにより左右される
とは思いますが、なかなか考えられています。
また指の付け根が当たる軸は角が無いため、
長時間使っていても痛くならないと思います。
1.0mmのボール径の感じを見せようと思ったのですが、
あまりピントが合っていませんね。
また、ペン先のプラ部分の加工は微妙な形状もあり
光の加減で美しく見えます。
インクは油性顔料。同じぺんてるの油性では顔料のみは
「ローリー」だけのようです。文房具店でよく見る
「.eボール」等は染料、低粘度インクの「ビクーニャ」は
顔料+染料ですね。
また、型番のBP110の下2桁はボール径なので、
細字(0.7mm)はBP107になるものと思われます。
中字(1.0mm)はゴールドで印字。この金色が
「買おう」と思ったポイントでした。
あと、キャップに文字と数字でボール径を表すのは
ハイブリッドのリニューアル版とハイブリッドJOBでも
同じでしたね。
分解してみました。
なぜか青の芯パイプが日本製としては珍しく、
白っぽい材質となっています。
ともに芯は2003年製。
書いてみました。もしかすると両方とも色が薄い
のかもしれませんが、青は確実に今の油性の
青より「薄い色」です。
こちらもぺんてるの油性ボールペン。
あまり情報が無いので「HYPERB」としました。
少し画像がボケていますが、キャップから軸に
かけて全体として透明な見た目のボールペン。
長さは先ほどのローリーより1.5cmくらい短い、
コンパクトタイプ。手帳向けという感じでしょうか。
その存在を隠したいのかとも思うほどの透明感の
あるキャップ。
"B"の上の線が全体にかかる「HYPERB」の
商品ロゴと型番の「BK100」も刻印のみ。
ボール受けの部品だけ黒としているのは、
デザイン上のポイントなのか、紛失防止のため
なのかは不明。
キャップを外すと尾栓を除き、ペン先まで
透明な軸。文章では表現しにくいですが、
軸の後部は丸い軸から3面を削いだような
形状となっています。
ペン先です。軸と一体になったペン先部分もきれい
ですね。今は、芯を押さえるために別部品にしている
ボールペンが多いような印象がありますが、
こういうタイプの方が好みです。
ばらしてみました。軸は本当に透明です。
先に書いたその形状により、細い油性芯は
ゲル芯のような太さで見えます。
こちらは2000年3月製の芯。
色はそんなに濃くは無いですが、かすれることも
無くスラスラ書くことができます。
既に持っていた赤と並べてみました。
「プラ軸フェチ」という言葉はグーグル君には
無いようですが、こういうところに美しさを
感じるのも一種の「フェチ」でしょうね。
青もあるようなので見つけたいものです。
セブラの「Jell Work」です。
前に赤インクを買った時に報告していますが、
今と比べるとシンプルな報告(むしろあるべき姿か)
だったため、部分ごとに説明してみます。
キャップ式。クリップは金属。
かなり薄く「ZEBRA Jell Work」と刻印が
入っているのですが、見えませんね。
軸はガンメタとグレーの丸い軸。
再度キャップを。キャップも軸に合せて
丸くストレートな形。また、軸と異なり透明で
キャップをしたまのペン先が見えます。
商品名とともに、しっかり0.5mm径で
あることが書かれています。
ガンメタ軸には型番が「JJ150」と入っています。
"JJ" はゼブラでのジェルインク(他社のゲル)の
型番です。 "150" が値段からだとすると、
結構ジェルインクの初期型番なのかも。
バーコードは印刷です。日本のボールペンでは
珍しいような気がします。
キャップを後部に嵌めてみました。
見た目は水性ボールペンっぽい。
どうもインクは軸に直接入っているようです。
ゼブラでは「Jell-pop」が同じですね。
0.5mmの芯先とそれで書いてみたものです。
色はそれほど濃くはありません。
また、ゲルインクは劣化しやすい印象が
ありますが、これは全く問題ありませんでした。
このようにしっかり書かなくても「サラサラ」
書くことができます。
同じ「Jell Work」で既に保有していた
赤・青と並べてみました。こうして見ると
「カッコイイ」系のボールペンですよね。
昔「ルパン三世」1stシリーズのOPで、
「謎の女 峰不二子」というナレーションセリフが
ありましたが、これはそのセリフに相応しい
ボールペンのような気がします。
トンボの「MONO BALL」の赤なんですが、
何度も水性ボールペンをネット検索してきた中で
全く見たことがありませんでした。
お店の方によると、問屋さんに「MONO BALL」の
現行品を注文したら来たのがこれだった、との事。
どうも、この斜め線に見える模様が、実はローマ数字の
「Ⅱ」を表しているらしく、「MONO BALL Ⅱ」では
あるらしいです。
クリップは金属製。またまた薄く「TOMBOW」の刻印が。
クリップは平らな板のため、ポケットでの押さえ部品は
キャップ側の凸状部分となります。
さっきの「Jell Work」で書いた、
"水性ボールペンっぽい" というのはこの見た目。
直液式を示すジャバラ構造。
ペン先のネジっぽいところはジャバラ構造との
関連と思ってよいのでしょうか。
保有している「MONO BALL」の赤と並べてみました。
上から初代「MONO BALL」、これ、
そして現行品の「MONO BALL Ⅱ」となります。
さらに「MONO BALL Ⅱ」と細かく比較しました。
軸中心部の商品名の印字。
確かに上も「Ⅱ」に見えないことも無いですが、
トンボのロゴで "W" にデザインが入っているため、
逆に、斜め線が数字に見えなくなっているような
気がします。文字デザインが2箇所にあるとは、
思わないんですよね。
先程の画像で初代にはボール径として0.5mmの
記載がありました。
この2本で軸後部の印字記載を確認すると、
今回購入したものには「FINE」の文字があり、
「MONO BALL Ⅱ」には「EXTRA FINE」の記載。
「MONO BALL Ⅱ」として、0.5mmと
(おそらく)0.7mmの2種類が存在していた
ということでしょうか。
確かに右側がわずかに小さい・・・・・・かな。
型番は、末尾の "F"・"E" で異なるので、
先のボール径違い、というのは認識として
正しいような気がします。
あと、推理すると「BW-MCF」はボールペンの
本体に日本語記載とバーコード印刷が無い事から
主に海外向け用だったのかもしれません。
書き比べてみました。
初代のインクの出が悪いので、現行品の0.5mmが
太く見えますが、一番上(「BW-MCF」)が水性の
0.7mmっぽいところはわかりますね。
最後に保有している「MONO BALL」を
青を含めて並べてみました。
やはり黒を買わんといかんですね。
またまた長文となってしまいました。このシリーズは
連休中に終わらせようと思っていましたが難しいですね。
それではまた。(次回に続く)
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いわゆる「流行りの雑貨店」で買い物をしてみた [買ったボールペン]
この前、表参道周辺の買い物報告した際に、次の機会には
雑貨店も廻りたい旨を書き、そこで名前を挙げたのが
「フライング タイガー コペンハーゲン」でした。
その後、ハンズメッセに行く前に町田の東急ハンズを
ネットで見ていたら、同じ「町田東急ツインズ」の
ウエスト館に「フライングタイガー コペンハーゲン」が
入っていることを知りました。既に昨年夏に出店していた
ようです。既に "流行り" ではないかもしれませんが、
文房具を目当てに行ってみました。
以下はハンズメッセと同日に買った物の報告となります。
お店はウエストの4Fにあります。このフロアにはもう1店
「GAP」が入っています。店の外観はこんな感じ。
L字型の店舗には長く繋がった商品棚が、島のように
置かれており、回廊となったその周りを買い物客は
右回りの順路に沿って、商品を選んでいくようです。
ハンズメッセで買う物も考えた上で、結果的にイーストの
東急ハンズと往復しつつ2種類3点を買いました。
ショッピング袋はこんな感じです。
表はユニークなイラストの入ったクッキー缶の写真。
裏はマステを纏った女性の写真。
日本法人は「ZEBRA JAPAN」。日本の
ゼブラとは関係は無いようです。
シーズンごとのカタログ的なパンフレットです。
その中身です。まずはいつものようにボールペンから。
ゲルペン (メタリックの3本セット)
ゴールド、ブロンズ、シルバー
ゲルペン (ネオンカラーの3本セット)
パープル、オレンジ、グリーン
ビニールのパッケージ入り。このタイプはこの2種類。
いずれも税込(!)100円です。
ゲルインクでは、ノック式黒インクの2本セットと
ちょっと小さめのカラーボールペンの10本セットが
あったような気がします。
パッケージ裏。先に書いた日本法人は、設立後
「サザビーリーグ」(バック・雑貨・衣料品の企画・
販売、「Afternoon Tea」等の飲食店経営の会社)
との合弁企業となったとのことで、ササビーと
同じビルにあるようです。
パッケージから出してみました。
ほとんど「ユニボール シグノ スタンダード」と
同じ形ですね。
キャップのみにショップ名が入っています。
様々な角度・部品ごとで見るとこんな感じ。
キャップを外して書く準備を。
書いてみました。
メタリックは、ラメ感はあまりありません。
ブロンズ(銅)はインクの出がよくありません。
銅色のインクが調子悪いのは、他のゲル
インクでもよくあるんですよね。
ネオンカラー(蛍光色)は発色がとても
良いですね。オレンジとか目が眩む感じ。
その他購入したのは以下1点となります。
ノート (無地 A6サイズ)
A6の無地ノート。ジークェンスの赤い表紙の
ノートを使い終えてしまい、このサイズの無地
ノートを探していたんです。
「ブックバンド」というのでしょうか。
ページが勝手に開くのを抑えるためのゴム紐が
付いています。髪の結び紐みたいなやつです。
表紙は「爬虫類の皮」系の模様。
紙以外のソフトタイプの表紙は、このタイプのみ
だった気がします。他は同じ模様でも色が青緑系
(ターコイズ)だったため、やはりこちらにしました。
開いてみました。薄いクリーム色の無地。
ページ数が表示されていませんでしたが、
少なくとも60ページはあるようです。
前のノートの売りが「360度開く」だったので、
開き具合を確認。普通の180度なら問題無い
ようです。ページが剥がれる感じもしません。
中国製ですね。値段は税込300円。
ブックバンドは、この表紙の凹みに掛ける
ようになっています。
「しおり」も入っています。
ナイロン生地のテープみたいな感じです。
安いのでページの減りを気にせず、
どんどん使おうと思います。
ちょっとおじさん向きのお店では無い感じですが、
リーズナブルな価格の物が多かったので、
また行こうかと思います。それでは。
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雑貨店も廻りたい旨を書き、そこで名前を挙げたのが
「フライング タイガー コペンハーゲン」でした。
その後、ハンズメッセに行く前に町田の東急ハンズを
ネットで見ていたら、同じ「町田東急ツインズ」の
ウエスト館に「フライングタイガー コペンハーゲン」が
入っていることを知りました。既に昨年夏に出店していた
ようです。既に "流行り" ではないかもしれませんが、
文房具を目当てに行ってみました。
以下はハンズメッセと同日に買った物の報告となります。
お店はウエストの4Fにあります。このフロアにはもう1店
「GAP」が入っています。店の外観はこんな感じ。
L字型の店舗には長く繋がった商品棚が、島のように
置かれており、回廊となったその周りを買い物客は
右回りの順路に沿って、商品を選んでいくようです。
ハンズメッセで買う物も考えた上で、結果的にイーストの
東急ハンズと往復しつつ2種類3点を買いました。
ショッピング袋はこんな感じです。
表はユニークなイラストの入ったクッキー缶の写真。
裏はマステを纏った女性の写真。
日本法人は「ZEBRA JAPAN」。日本の
ゼブラとは関係は無いようです。
シーズンごとのカタログ的なパンフレットです。
その中身です。まずはいつものようにボールペンから。
ゲルペン (メタリックの3本セット)
ゴールド、ブロンズ、シルバー
ゲルペン (ネオンカラーの3本セット)
パープル、オレンジ、グリーン
ビニールのパッケージ入り。このタイプはこの2種類。
いずれも税込(!)100円です。
ゲルインクでは、ノック式黒インクの2本セットと
ちょっと小さめのカラーボールペンの10本セットが
あったような気がします。
パッケージ裏。先に書いた日本法人は、設立後
「サザビーリーグ」(バック・雑貨・衣料品の企画・
販売、「Afternoon Tea」等の飲食店経営の会社)
との合弁企業となったとのことで、ササビーと
同じビルにあるようです。
パッケージから出してみました。
ほとんど「ユニボール シグノ スタンダード」と
同じ形ですね。
キャップのみにショップ名が入っています。
様々な角度・部品ごとで見るとこんな感じ。
キャップを外して書く準備を。
書いてみました。
メタリックは、ラメ感はあまりありません。
ブロンズ(銅)はインクの出がよくありません。
銅色のインクが調子悪いのは、他のゲル
インクでもよくあるんですよね。
ネオンカラー(蛍光色)は発色がとても
良いですね。オレンジとか目が眩む感じ。
その他購入したのは以下1点となります。
ノート (無地 A6サイズ)
A6の無地ノート。ジークェンスの赤い表紙の
ノートを使い終えてしまい、このサイズの無地
ノートを探していたんです。
「ブックバンド」というのでしょうか。
ページが勝手に開くのを抑えるためのゴム紐が
付いています。髪の結び紐みたいなやつです。
表紙は「爬虫類の皮」系の模様。
紙以外のソフトタイプの表紙は、このタイプのみ
だった気がします。他は同じ模様でも色が青緑系
(ターコイズ)だったため、やはりこちらにしました。
開いてみました。薄いクリーム色の無地。
ページ数が表示されていませんでしたが、
少なくとも60ページはあるようです。
前のノートの売りが「360度開く」だったので、
開き具合を確認。普通の180度なら問題無い
ようです。ページが剥がれる感じもしません。
中国製ですね。値段は税込300円。
ブックバンドは、この表紙の凹みに掛ける
ようになっています。
「しおり」も入っています。
ナイロン生地のテープみたいな感じです。
安いのでページの減りを気にせず、
どんどん使おうと思います。
ちょっとおじさん向きのお店では無い感じですが、
リーズナブルな価格の物が多かったので、
また行こうかと思います。それでは。
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2015年のハンズメッセで安いボールペンを買いました [買ったボールペン]
先週の日曜日、町田の東急ハンズに行ってきました。
そう、今年もハンズメッセで何か買おうと思ったわけです。
JR町田駅です。
北口をぐるりと見回します。
その正面に二つ並ぶ「町田東急ツインズ」の
向かって右側の「イースト」。
ここの6F・7Fに東急ハンズが入っています。
文房具売り場は7Fになります。
通常時も、それなりにお客さんは多いのですが、
さすがにそれより混んでいます。
その中を文房具売り場に移動。ここもすごい混み方。
文房具は「この機会に買う」という方が多いようで、
ボールペンの周辺もそんな感じ。中学高校生も多い
ような気がするのは、そのためでしょうか。
文房具は、一部モレスキン等を除き、20%オフ。
まさに目を皿のようにして、探してるお客さんが
たくさんいます。そんな中、特に高いものは買う
つもりは無く、いつもどおりの金額帯で探しました。
でも、夏の間にもかなりボールペンを買ってしまい、
財布的にも、収納場所的にもちょっと考えなければ
いけない状況になっているため、抑え気味に購入。
なので包装袋はこんな感じです。
スタビロ 「Performer+ X-fine」 0.5mm レッド、ブルー
ゼブラ 「フォルティアef」
0.5mm 銀軸、緑軸、ワイン軸 (いずれも黒インク)
まず、スタビロから。
何を買おうと考えていたとき、見つけたのがこれ。
このボールペンは初めて見ました。
スタビロは、各商品のデザインが良いですね。
このノック式油性ボールペンも、デザイン的には
よくあるような気もしますが配色が絶妙。
元々「Performer」というキャップ式があり、
それの発展形という製品でしょうか。
ノック式となり、インクは低粘度インクに。
グリップも売りのようです。
「Comfort Grip」という刻印も入っています。
赤インクと青インク。この2本はクリップ・
グリップがインクと同色系ですが、
青インクではパープル(※)のものがあります。
なぜか赤インクはこのパターンのみのよう。
なお、他に黒インクもあり、クリップ・グリップは
薄めの黒・オレンジ・パープル・グリーンの
パターンがありました。
※ どう見ても紫なのに、なぜかネット等での
商品説明ではピンクと書かれています。
ばらしてみました。
外国ものの油性芯は不透明なことが多いですが、
この場合は軸色を考慮したものでしょうか。
芯を出してみました。芯先の角度がついた部分から
見えるように出ているので、グリップからペン先の
プラ部品、そして芯先まで、きれいなラインと
なっています。
書いてみました。0.5mmの極細で本当に
スラスラ書けます。
赤は明るい色です。青はこの画像より濃い感じで、
ロイヤルブルーといっても良いかも。
「フォルティアef」は2年前に発売された、
主に手帳に使用することを用途とした
ボールペン。
大きさは先のスタビロとの比較で
判るようにかなり小さめ。
「重厚感のある金属の質感」も売り。
ノック部の下は艶消しの材質(ゴム?)に
なっており、胸ポケットに挿した時のように
頭の部分だけが見える場合も考慮された
デザインと思われます。
他に黒軸・青軸がありましたが、今回は買う数を
抑え気味にするため、この3色にしました。
値段は1本200円。20%オフなので3本で
税抜き480円です。なお、このような質感の
ボールペンに対して安めと思われる価格設定は、
「若いビジネスマン」のためだそうです。
商品情報のシールです。
一番下は赤軸ではなく「ワイン色」軸ですね。
型番はBA92。・・・やはり、よく調べないでブログを
書いてはいけませんね。
前回『空きっ腹にカフェ飯とボールペン (後編)』
の中で、型番2桁目は芯出す方式と書きましたが、
ゼブラの公式ページを見ると様々あるようです。
油性ボールペンのカテゴリの中で、「BA」のものを
一部挙げてみます。まず、これと同時に発売された
「フォルティアSTキャップ」は、その名の通りキッャプ式で
「BA91」。同じフォルティアでも先行して販売していた
フォルティア300(ノック式)は「BA80」、フォルティア500
(ツイスト式)は「BA81」です。
また "スタイリッシュデスクペン" のフロスは「BA65」。
握るとペン先が出るワークダッシュは「BA60」。
部品ごとに分けてみました。ノック式の基本的な
部品構成です。なお、芯はいわゆる4C芯ですが、
ノック式で使うため、芯上部にはめる黒い部品が
あります。芯は「4C-0.5芯」。他社4C芯より
僅かに太い奴です。
もう、お判りの通り、これまで購入したゼブラの
4C芯リフィルで使うため、買った訳です。
また最近、こういう「手帳用ボールペン」を集める
のもおもしろいかも、と思い始めています。
ペン先を出してみました。0.5mmのため、
かなり尖って見えますね。
書いてみました。個人的には、あと2mm軸が
太いと書き易い感じ。でも手帳に書き込むのに
良い0.5mmボール径というのは、その通りですね。
リフィル交換すると、また黒インク芯が余って
しまいますが、どのように使っていきましょうか。
いつもとは違う動機でボールペン探しを
するのも良いものですね。それでは。
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そう、今年もハンズメッセで何か買おうと思ったわけです。
JR町田駅です。
北口をぐるりと見回します。
その正面に二つ並ぶ「町田東急ツインズ」の
向かって右側の「イースト」。
ここの6F・7Fに東急ハンズが入っています。
文房具売り場は7Fになります。
通常時も、それなりにお客さんは多いのですが、
さすがにそれより混んでいます。
その中を文房具売り場に移動。ここもすごい混み方。
文房具は「この機会に買う」という方が多いようで、
ボールペンの周辺もそんな感じ。中学高校生も多い
ような気がするのは、そのためでしょうか。
文房具は、一部モレスキン等を除き、20%オフ。
まさに目を皿のようにして、探してるお客さんが
たくさんいます。そんな中、特に高いものは買う
つもりは無く、いつもどおりの金額帯で探しました。
でも、夏の間にもかなりボールペンを買ってしまい、
財布的にも、収納場所的にもちょっと考えなければ
いけない状況になっているため、抑え気味に購入。
なので包装袋はこんな感じです。
スタビロ 「Performer+ X-fine」 0.5mm レッド、ブルー
ゼブラ 「フォルティアef」
0.5mm 銀軸、緑軸、ワイン軸 (いずれも黒インク)
まず、スタビロから。
何を買おうと考えていたとき、見つけたのがこれ。
このボールペンは初めて見ました。
スタビロは、各商品のデザインが良いですね。
このノック式油性ボールペンも、デザイン的には
よくあるような気もしますが配色が絶妙。
元々「Performer」というキャップ式があり、
それの発展形という製品でしょうか。
ノック式となり、インクは低粘度インクに。
グリップも売りのようです。
「Comfort Grip」という刻印も入っています。
赤インクと青インク。この2本はクリップ・
グリップがインクと同色系ですが、
青インクではパープル(※)のものがあります。
なぜか赤インクはこのパターンのみのよう。
なお、他に黒インクもあり、クリップ・グリップは
薄めの黒・オレンジ・パープル・グリーンの
パターンがありました。
※ どう見ても紫なのに、なぜかネット等での
商品説明ではピンクと書かれています。
ばらしてみました。
外国ものの油性芯は不透明なことが多いですが、
この場合は軸色を考慮したものでしょうか。
芯を出してみました。芯先の角度がついた部分から
見えるように出ているので、グリップからペン先の
プラ部品、そして芯先まで、きれいなラインと
なっています。
書いてみました。0.5mmの極細で本当に
スラスラ書けます。
赤は明るい色です。青はこの画像より濃い感じで、
ロイヤルブルーといっても良いかも。
「フォルティアef」は2年前に発売された、
主に手帳に使用することを用途とした
ボールペン。
大きさは先のスタビロとの比較で
判るようにかなり小さめ。
「重厚感のある金属の質感」も売り。
ノック部の下は艶消しの材質(ゴム?)に
なっており、胸ポケットに挿した時のように
頭の部分だけが見える場合も考慮された
デザインと思われます。
他に黒軸・青軸がありましたが、今回は買う数を
抑え気味にするため、この3色にしました。
値段は1本200円。20%オフなので3本で
税抜き480円です。なお、このような質感の
ボールペンに対して安めと思われる価格設定は、
「若いビジネスマン」のためだそうです。
商品情報のシールです。
一番下は赤軸ではなく「ワイン色」軸ですね。
型番はBA92。・・・やはり、よく調べないでブログを
書いてはいけませんね。
前回『空きっ腹にカフェ飯とボールペン (後編)』
の中で、型番2桁目は芯出す方式と書きましたが、
ゼブラの公式ページを見ると様々あるようです。
油性ボールペンのカテゴリの中で、「BA」のものを
一部挙げてみます。まず、これと同時に発売された
「フォルティアSTキャップ」は、その名の通りキッャプ式で
「BA91」。同じフォルティアでも先行して販売していた
フォルティア300(ノック式)は「BA80」、フォルティア500
(ツイスト式)は「BA81」です。
また "スタイリッシュデスクペン" のフロスは「BA65」。
握るとペン先が出るワークダッシュは「BA60」。
部品ごとに分けてみました。ノック式の基本的な
部品構成です。なお、芯はいわゆる4C芯ですが、
ノック式で使うため、芯上部にはめる黒い部品が
あります。芯は「4C-0.5芯」。他社4C芯より
僅かに太い奴です。
もう、お判りの通り、これまで購入したゼブラの
4C芯リフィルで使うため、買った訳です。
また最近、こういう「手帳用ボールペン」を集める
のもおもしろいかも、と思い始めています。
ペン先を出してみました。0.5mmのため、
かなり尖って見えますね。
書いてみました。個人的には、あと2mm軸が
太いと書き易い感じ。でも手帳に書き込むのに
良い0.5mmボール径というのは、その通りですね。
リフィル交換すると、また黒インク芯が余って
しまいますが、どのように使っていきましょうか。
いつもとは違う動機でボールペン探しを
するのも良いものですね。それでは。
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コンビニの3色ボールペン [買ったボールペン]
お久しぶりです。ブログ更新のネタは多くても、
この暑さで、手と頭が追いつきません。
このため今回は1ヶ月以上前のネタとなります。
近くのセブンイレブンで以下を購入しました。
「真鍮製3色ボールペン 黒・赤・青」
まずはブリスターパックの各部を見ていきます。
正面に商品名。銀地に黒のシンプルな記載。
真鍮の鍮の字を正しく認識したのは、
これが初めてです。
なかなか商品が格好よく見えるように
格納されていますね。
コンビニ用だけあって、機能・用途が
はっきりと書かれています。
パッケージの裏面です。シールを外して詳細を。
「わかりやすい」事を念頭に記載された
商品特徴・使用方法・材質および注意書き。
製造元はプラチナ万年筆。
でも現行品には同じタイプは無いようですね。
3色でもノック式だったり、繰り出し式でも
シャープペンとの組み合わせだったりするようです。
パッケージを剥がしていきます。
セブンイレブンの公式ページより商品紹介を引用します。
>黒マット調で高級感のあるシックなデザインの
>黒・赤・青3色ボールペン。
>書き味なめらかな低粘度油性インクを使用。替芯も用意。
その「黒マット調」の本体が見えてきました。
クリップが軸にあたって傷が付かないように、
プラスティック板が挟まれていたりします。
取り出し完了。
いつものように置いてみました。
黒とシルバーのシンプルな軸。
安っぽくなりがちなシルバー部分も
この渋い黒軸との対比で格好良く見えます。
頭部のアップです。
ヘッド部品(正式名称は不明)は角が丸まった円錐台。
クリップは、両短辺が半円となっている細長い短冊形。
軸に対しては、直線的な並行では無く、微妙な曲線で
アーチを描いている感じ。
ヘッド部品の曲線も含めて、「滑らか」という言葉を
思い起こさせます。
軸の中ほどから先端にかけての見た目となります。
黒いマットな軸に、中間のリング部品とペン先が、
シルバーに光っています。
ペン先です。軸とは一体となっており、
外すことはできません。
芯は繰り出し式。その軸表示は青・赤・黒の順。
4枚目は表示が無い側となります。
黒以外の芯先はインク色の区別のため、
赤・青の色が塗られています。
軸の上部を外してみました。
このボールペンの商品名は、クリップ以外の
材質が「真鍮」(黄銅)製であることから、
付けられていると思われますが、外観からは
真鍮製であることは感じられませんでした。
しかし、この内部の金具を見ると、真鍮製で
あることがわかります。
いわゆる4C芯がこのように格納されています。
繰り出し式の芯の動きを並べてみました。
芯が出ていない時は、直前に出ていた芯と
次に出る芯が並んでおり、芯を出すと前の
芯が引っ込んで、その次に出る芯と並ぶ。
このため3本が並ぶことはありません。
書いてみました。字は気にしないで下さい。
0.5mmのため、結構細かい字を書くことができます。
また、若干重みはあるものの短めの軸のため、
小さい手の方でも、握ったときのバランスが良いと
思われます。
パッケージ記載の「手帳にも最適」の通りですね。
低粘度インクの具合は、「かすれることは無い」レベル
かな、と思います。
色合いをと思い、違うものを書いて見ましたが、
いきなり赤がかすれてしまいました。
赤・青ともに鮮やかな色です。
黒はそれほど濃くは無いですね。
本当は『ゼブラの4C芯をまた買いました。』で
報告したリフィルを入れるつもりで買ったのですが、
なかなか良いボールペンのようなので、
しばらくはこのまま使ってみようと思います。
なお、これを購入したときにやっていた
「即席くじ」で当たったのが下の缶コーヒー。
どれだけ古いネタなのか、わかるひとにはわかりますね。
それでは。
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この暑さで、手と頭が追いつきません。
このため今回は1ヶ月以上前のネタとなります。
近くのセブンイレブンで以下を購入しました。
「真鍮製3色ボールペン 黒・赤・青」
まずはブリスターパックの各部を見ていきます。
正面に商品名。銀地に黒のシンプルな記載。
真鍮の鍮の字を正しく認識したのは、
これが初めてです。
なかなか商品が格好よく見えるように
格納されていますね。
コンビニ用だけあって、機能・用途が
はっきりと書かれています。
パッケージの裏面です。シールを外して詳細を。
「わかりやすい」事を念頭に記載された
商品特徴・使用方法・材質および注意書き。
製造元はプラチナ万年筆。
でも現行品には同じタイプは無いようですね。
3色でもノック式だったり、繰り出し式でも
シャープペンとの組み合わせだったりするようです。
パッケージを剥がしていきます。
セブンイレブンの公式ページより商品紹介を引用します。
>黒マット調で高級感のあるシックなデザインの
>黒・赤・青3色ボールペン。
>書き味なめらかな低粘度油性インクを使用。替芯も用意。
その「黒マット調」の本体が見えてきました。
クリップが軸にあたって傷が付かないように、
プラスティック板が挟まれていたりします。
取り出し完了。
いつものように置いてみました。
黒とシルバーのシンプルな軸。
安っぽくなりがちなシルバー部分も
この渋い黒軸との対比で格好良く見えます。
頭部のアップです。
ヘッド部品(正式名称は不明)は角が丸まった円錐台。
クリップは、両短辺が半円となっている細長い短冊形。
軸に対しては、直線的な並行では無く、微妙な曲線で
アーチを描いている感じ。
ヘッド部品の曲線も含めて、「滑らか」という言葉を
思い起こさせます。
軸の中ほどから先端にかけての見た目となります。
黒いマットな軸に、中間のリング部品とペン先が、
シルバーに光っています。
ペン先です。軸とは一体となっており、
外すことはできません。
芯は繰り出し式。その軸表示は青・赤・黒の順。
4枚目は表示が無い側となります。
黒以外の芯先はインク色の区別のため、
赤・青の色が塗られています。
軸の上部を外してみました。
このボールペンの商品名は、クリップ以外の
材質が「真鍮」(黄銅)製であることから、
付けられていると思われますが、外観からは
真鍮製であることは感じられませんでした。
しかし、この内部の金具を見ると、真鍮製で
あることがわかります。
いわゆる4C芯がこのように格納されています。
繰り出し式の芯の動きを並べてみました。
芯が出ていない時は、直前に出ていた芯と
次に出る芯が並んでおり、芯を出すと前の
芯が引っ込んで、その次に出る芯と並ぶ。
このため3本が並ぶことはありません。
書いてみました。字は気にしないで下さい。
0.5mmのため、結構細かい字を書くことができます。
また、若干重みはあるものの短めの軸のため、
小さい手の方でも、握ったときのバランスが良いと
思われます。
パッケージ記載の「手帳にも最適」の通りですね。
低粘度インクの具合は、「かすれることは無い」レベル
かな、と思います。
色合いをと思い、違うものを書いて見ましたが、
いきなり赤がかすれてしまいました。
赤・青ともに鮮やかな色です。
黒はそれほど濃くは無いですね。
本当は『ゼブラの4C芯をまた買いました。』で
報告したリフィルを入れるつもりで買ったのですが、
なかなか良いボールペンのようなので、
しばらくはこのまま使ってみようと思います。
なお、これを購入したときにやっていた
「即席くじ」で当たったのが下の缶コーヒー。
どれだけ古いネタなのか、わかるひとにはわかりますね。
それでは。
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ゼブラの4C芯をまた買いました。 [買ったボールペン]
「ハイブリッドたち」はお休みです。
今回は先週土曜日の買い物報告を。
ふらっと出かけたのは、横浜の青葉台駅にある
青葉台東急スクエア。その中にある「伊東屋」さん
で購入したのは以下の商品。
ゼブラ JSB-0.5芯
ブルーブラック、ボルドー、セピア、エバーグリーン
いわゆる「4C芯」といわれるリフィルを購入。
以前、油性インクで1.0mm、0.7mmを買った事を
報告しましたが、今回は同じゼブラでもジェルインク
(他社ではゲルインク)のリフィルとなります。
パッケージを拡大。パッケージ自体は油性と同様。
型番は「JSB-」にボール径。「J」はジェルインクで、
「SB」はシャーボの型番からのようです。
色記号の付け方については、前回の油性インク芯の
購入時に『4C芯初心者の自己満足』で書きましたので
興味があればそちらをご覧ください。
パッケージを裏面から。
リフィルのため、未開封では樹脂玉付きです。
それとちょっと見た目が違うような。
開封しました。あらためて観察してみます。
先ほどの「違い」ですが、黒い線が2本引かれています。
油性のリフィルにはこの線がありません。サイズが同じ、
かつ小さいリフィルを区別するための印と思われます。
これ以外の規格だと、ジェルインクと油性はまず太さが
違うので、このような考慮はいらないのでしょうね。
また、交換時に小さいリフィルのペン先・後部のいずれを
掴んでも区別が付くよう前後に2本あるものと思われます。
ペン先のアップです。
この画像を見せて「これはなんでしょう」とクイズを
出しても、多くのひとは回答できないでしょうね。
ちょっと確認してみたら、油性の樹脂玉は黄色がかった
白い玉だったのが、ジェルインクでは赤いようです。
セブラは同じ4C芯でエマルジョンのリフィルも出して
いるので、先の本体の見た目の区別とともに興味が
沸いてきます。
芯をよく観察すると、商品の情報として
「ZEBRA JSB-0.5芯 YY.MM JAPAN」
(YY.MMは年月)がこの細い芯の表裏(?)に
それぞれ印字されています。本当に ”替え芯” として
使用することを(当然ではありますが)考慮している
のだなと感じます。
書いてみました。使用したのは、最初に油性リフィルと
ともに購入した「SL-F1mini」。
ゼブラのこのリフィルは僅かに規格外ということで、
同社製品にてとりあえず対応しました。
ブルーブラック。油性リフィルでは「青緑では?」と
驚いた色ですが、さすがにジェルインクなので、
それなりの色。かなり薄いですが、ボールペンの
ブルーブラックとはいえます。
でも、サラサクリップのブルーブラックは黒に
近いので、同じゼブラの水性顔料インクなのに
全然違う色です。また、他のサラサと比較した
ところ、同じ色は無いようです。
そういう意味では、(個人的な趣味として)この
インク色は存在意義があるといえます。
ボルドー。これは普通に良い色ですね。こちらも
サラサクリップには似た色を含めてありません。
旧サラサ(バネ無しクリップ)のレッドブラックが
近いと思いましたが、比較したところ、そちらは
名前の通りの黒味がかった赤(凝固した血の色)
なので用途が違う感じです。
セピア、エバーグリーン。ともに写りが良くなくて、
色合いを伝えられていません。
セピア。これもサラサクリップには無いですね。
少し前に紹介した「ハイブリッド Fine」のセピアが、
そのまま同じ色といって良いかな。ゼブラの方が
筆記線が細いので、その分薄く見えるかも。
でも、色合いから用途を考えるとこちらのリフィルは
持っていて損は無いと思われます。
エバーグリーン。この渋い色を(ルーペを使い)
よく見ると、そもそもこれらの渋い色シリーズは
サラサクリップの購買層とは被らないんだよな、
と納得します。
名前こそ英名ですが、和を感じさせる色合い。
開発した方に感謝したいですね。
本当は、このジェルインクのリフィルの青・赤・緑である
「ロイヤルブルー」「カーマインレッド」「エメラルドグリーン」
を買おうと思ったのですが、公式ページを確認したら
ブルーブラック以外の3色が掲載されていない事が判り、
「廃盤の話は本当なのか」とこちらを優先しました。
商品の品揃えの整理はつきもので仕方ありませんが、
とても残念です。油性ではブルーブラックも廃盤のよう。
今のうちに買い貯めする事しかないようです。
それでは。
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今回は先週土曜日の買い物報告を。
ふらっと出かけたのは、横浜の青葉台駅にある
青葉台東急スクエア。その中にある「伊東屋」さん
で購入したのは以下の商品。
ゼブラ JSB-0.5芯
ブルーブラック、ボルドー、セピア、エバーグリーン
いわゆる「4C芯」といわれるリフィルを購入。
以前、油性インクで1.0mm、0.7mmを買った事を
報告しましたが、今回は同じゼブラでもジェルインク
(他社ではゲルインク)のリフィルとなります。
パッケージを拡大。パッケージ自体は油性と同様。
型番は「JSB-」にボール径。「J」はジェルインクで、
「SB」はシャーボの型番からのようです。
色記号の付け方については、前回の油性インク芯の
購入時に『4C芯初心者の自己満足』で書きましたので
興味があればそちらをご覧ください。
パッケージを裏面から。
リフィルのため、未開封では樹脂玉付きです。
それとちょっと見た目が違うような。
開封しました。あらためて観察してみます。
先ほどの「違い」ですが、黒い線が2本引かれています。
油性のリフィルにはこの線がありません。サイズが同じ、
かつ小さいリフィルを区別するための印と思われます。
これ以外の規格だと、ジェルインクと油性はまず太さが
違うので、このような考慮はいらないのでしょうね。
また、交換時に小さいリフィルのペン先・後部のいずれを
掴んでも区別が付くよう前後に2本あるものと思われます。
ペン先のアップです。
この画像を見せて「これはなんでしょう」とクイズを
出しても、多くのひとは回答できないでしょうね。
ちょっと確認してみたら、油性の樹脂玉は黄色がかった
白い玉だったのが、ジェルインクでは赤いようです。
セブラは同じ4C芯でエマルジョンのリフィルも出して
いるので、先の本体の見た目の区別とともに興味が
沸いてきます。
芯をよく観察すると、商品の情報として
「ZEBRA JSB-0.5芯 YY.MM JAPAN」
(YY.MMは年月)がこの細い芯の表裏(?)に
それぞれ印字されています。本当に ”替え芯” として
使用することを(当然ではありますが)考慮している
のだなと感じます。
書いてみました。使用したのは、最初に油性リフィルと
ともに購入した「SL-F1mini」。
ゼブラのこのリフィルは僅かに規格外ということで、
同社製品にてとりあえず対応しました。
ブルーブラック。油性リフィルでは「青緑では?」と
驚いた色ですが、さすがにジェルインクなので、
それなりの色。かなり薄いですが、ボールペンの
ブルーブラックとはいえます。
でも、サラサクリップのブルーブラックは黒に
近いので、同じゼブラの水性顔料インクなのに
全然違う色です。また、他のサラサと比較した
ところ、同じ色は無いようです。
そういう意味では、(個人的な趣味として)この
インク色は存在意義があるといえます。
ボルドー。これは普通に良い色ですね。こちらも
サラサクリップには似た色を含めてありません。
旧サラサ(バネ無しクリップ)のレッドブラックが
近いと思いましたが、比較したところ、そちらは
名前の通りの黒味がかった赤(凝固した血の色)
なので用途が違う感じです。
セピア、エバーグリーン。ともに写りが良くなくて、
色合いを伝えられていません。
セピア。これもサラサクリップには無いですね。
少し前に紹介した「ハイブリッド Fine」のセピアが、
そのまま同じ色といって良いかな。ゼブラの方が
筆記線が細いので、その分薄く見えるかも。
でも、色合いから用途を考えるとこちらのリフィルは
持っていて損は無いと思われます。
エバーグリーン。この渋い色を(ルーペを使い)
よく見ると、そもそもこれらの渋い色シリーズは
サラサクリップの購買層とは被らないんだよな、
と納得します。
名前こそ英名ですが、和を感じさせる色合い。
開発した方に感謝したいですね。
本当は、このジェルインクのリフィルの青・赤・緑である
「ロイヤルブルー」「カーマインレッド」「エメラルドグリーン」
を買おうと思ったのですが、公式ページを確認したら
ブルーブラック以外の3色が掲載されていない事が判り、
「廃盤の話は本当なのか」とこちらを優先しました。
商品の品揃えの整理はつきもので仕方ありませんが、
とても残念です。油性ではブルーブラックも廃盤のよう。
今のうちに買い貯めする事しかないようです。
それでは。
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