買い物報告 (2015夏未報告分 JR横浜線沿線 その3) [買ったボールペン]
今回は、JR横浜線淵野辺駅の北側、バイクで
6分程度の場所にある「守蝶(もりちょう文具店)」さん。
こちらも東京都町田市のお店です。
中学校・小学校近くのマンションの1階にあるお店。
そのせいかガシャポン(ガチャポン)の機械も置かれて
います。奥はご自宅でもあるらしくこのように鉢植えも
並んでいました。
レジの前には、こちらで飼われている大きな犬が
寝ていました。やさしそうな犬でしたが、昔から
犬が苦手なためビクビクしながら、選んだのが
以下のボールペンとなります。
ぺんてる 「ハイブリッドテクニカ」 0.5mm 黒
ユニ 「ユニボール シグノ レインボー」
1.0mm レインボーイエロー
トンボ 「CALNO」
0.7mm 青(ブルー軸)、黒(フルブラック軸)
セーラー 「COOL COLOR メタルスパイラル」
0.7mm(目視推測) ピンク/ブルー
まず、ぺんてる「ハイブリッドテクニカ」の詳細から。
「ハイブリッドたち」で紹介したニードルポイント/
ニードルチップのボールペン。現行品ですが、
クリップの色合いが薄いため、一瞬茶色と
思ったのですが黒でした。
ハイブリッドテクニカは、クリップの色合いを微妙に
薄くしているのが特徴であるのを忘れていました。
ボール径は0.5mm。型番「KN105-A」の
"5" はボール径ですね。 "A" は黒インク。
ストレートの丸軸。尾栓部分の少し細くなって
いるのはキャップを嵌めるためですが、
キャップの太さも軸と同じであるため、
尾栓側にキャップを嵌めた時も、キャップから
軸までストレートの見た目が変わりません。
ペン先です。ニードルなのに書いていて
安定感が感じられるのは、
この「一体削り出し製法」によるもの。
なお、現行品かつ芯は2009年製なので、
パーツごとの分解画像は割愛しました。
書いてみました。既に同じ感想を何回も
書いているような気がしますが、
紙を捉える「ガシガシ」感がグッドです。
次は、ユニ「ユニボール シグノ レインボー」です。
シグノのラメ入りインク。既に廃盤となっている
シリーズです。
前に、これの「モーニング娘。」バージョンと
レインボーパープルを紹介しましたが、
どうもパープルが行方不明です。
クリップにも細かくラメが入っています。
行方不明のパープル同様に商品名の
印字は虹色に光っています。
金色ではなく、イエローなんですね。
あくまでラメ入りの黄色であるということで、
色記号もレインボーのRに黄色を示す「.2」の
組み合わせとなっています。
ラメが大きいのが特徴のようです。
廃盤商品なのでこちらは分解画像有りです。
芯は2001年11月製。
元に戻して書く準備を。
ボール径は1.0mm。
と、ペン先の報告をして、書こうとしたところ
ボールが空回りしています。
お店で確認した時はそれなりに書けていたの
ですが、インクがどうにも出ません。
そこである方法を使って書いてみました。
画像では、何故か金色に見えますね。
でも目視では黄色にラメが少し見える程度。
書いた方法です。百円ショップで買った注射器、
といっても化粧水の詰め替えに使うらしい物の先に
芯を挿し、空気でインクを出しながら書きました。
次はトンボ「CALNO」の2本です。
トンボのノック式油性ボールペン。既に廃盤と
なっているものと思われます。
トンボのボールペンというと「リポーター」とか
高級路線の「ZOOM」とかを思い浮かべます。
他になにがあったっけと思い、ネットで
公開されている総合カタログを見てみると、
他に加圧ペンの「エアプレス」やクリップ機能が
メインの洗濯ばさみのような「ピーフィット」も
あることを思い出しました。
単色プラ軸のノック式では、ずんぐりした見た目の
「ビズノ」が現行品であるようですが、「CALNO」は
もっとシンプルな外観のボールペン。
こちらは青インクのクリア軸。
こちらは黒インクの黒軸。ノックボタンの形状も
含めて「丸み」をポイントとしたデザイン。
グリップに特徴は・・・・・・特にありませんね。
上記の総合カタログから型番の「BC」は
油性ボールペンということがわかります。
その後ろは商品ごとの記号のようです。
「46」「11」はその後に続くの軸色名ごとの
番号と思われます。
なお、この「CALNO」をネットで検索してみると、
軸の種類はおそらく7種類。(インク色は不明)
分解してみました。芯はともに99年製。
8月と9月のようです。ノストラダムスの
予言が外れた後ということですね。
書いてみました。0.7mmの芯ですが、
力の入れ加減によって更に細い字も、
かすれる事なく書くことができます。
キャップ式の「CALNOS」と並べてみました。
どうもトンボは100円台のボールペンが
ほぼ無くなってきているような気がします。
総合カタログでは水性ボールペンの
「MONO BALL」もありません。廃盤でしょうか。
最後に、謎のボールペン。
セーラー「COOL COLOR メタルスパイラル」。
ひと目見て「あっ、これ持っていない」と思いました。
そもそもセーラーのプラ軸のボールペンって、
100円ショップにはいかにも100円ショップ向けと
いうものが置いてありますが、普通の文房具店では
ほとんど見ることがありません。
「COOL COLOR」かつ "METALLIC GEL" 。
「COOL」と「COLOR」の間にはセーラーの
錨マークがあります。
ラメ入りのクリップ。
小中学校も近くにあるので、どちらかというと
「女子」向けとして発売されたものが、
いまだに残っていたという感じでしょうか。
全体的には、シグノ・ハイブリッド等と同様の形状。
軸の中程から後部は丸い軸。
ペン先寄りは、その丸い断面から平らに3面を
削いだような形状となっており滑り止めの溝が
入っています。
キャップの商品シール。「メタルスパイラル」とは
何でしょう。またインク色として「ピンク/ブルー」と
記載されています。
ばらしてみました。キャップ式ゲルインクの
基本的な部品構成ですね。
インクは、「ピンク/ブルー」かつメタリックの
マーブル模様となっています。
スパイラル(螺旋:らせん)とは、それを実現させる
インクの注入の仕方と見た目の事のようです。
バックのインク色が特殊なので、芯表面の製造年月の
刻印がよく見えませんが、2000年5月製のようです。
このようにセーラーからも出ていた、キャップ式
ゲルインクボールペンの全盛期がいつなのか、
世代的にずれているため、具体的な年代は良く
知りません。
ネット情報や、収集したものから推測すると、
90年代後半から2000年初期くらいと思われます。
ぺんてるハイブリッドのミルキーとか、先のシグノの
レインボーとか、各社が競うように出していた頃が
あったのでしょうね。
ボール径は不明。目視にて0.7mmと推測しました。
書いてみました。インクの劣化は無いようですが、
やはり普通には書くことができず、
空気圧をかけつつ書いた感じです。
でも、しっかりピンク・ブルーのマーブルかつ
メタリック感が出た感じとなっています。
少し光の当たり方を変えてみました。
マーブル感が良く出ていますね。
さて、次はこのシリーズ最後のお店になります。
それでは。(次回に続く)
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6分程度の場所にある「守蝶(もりちょう文具店)」さん。
こちらも東京都町田市のお店です。
中学校・小学校近くのマンションの1階にあるお店。
そのせいかガシャポン(ガチャポン)の機械も置かれて
います。奥はご自宅でもあるらしくこのように鉢植えも
並んでいました。
レジの前には、こちらで飼われている大きな犬が
寝ていました。やさしそうな犬でしたが、昔から
犬が苦手なためビクビクしながら、選んだのが
以下のボールペンとなります。
ぺんてる 「ハイブリッドテクニカ」 0.5mm 黒
ユニ 「ユニボール シグノ レインボー」
1.0mm レインボーイエロー
トンボ 「CALNO」
0.7mm 青(ブルー軸)、黒(フルブラック軸)
セーラー 「COOL COLOR メタルスパイラル」
0.7mm(目視推測) ピンク/ブルー
まず、ぺんてる「ハイブリッドテクニカ」の詳細から。
「ハイブリッドたち」で紹介したニードルポイント/
ニードルチップのボールペン。現行品ですが、
クリップの色合いが薄いため、一瞬茶色と
思ったのですが黒でした。
ハイブリッドテクニカは、クリップの色合いを微妙に
薄くしているのが特徴であるのを忘れていました。
ボール径は0.5mm。型番「KN105-A」の
"5" はボール径ですね。 "A" は黒インク。
ストレートの丸軸。尾栓部分の少し細くなって
いるのはキャップを嵌めるためですが、
キャップの太さも軸と同じであるため、
尾栓側にキャップを嵌めた時も、キャップから
軸までストレートの見た目が変わりません。
ペン先です。ニードルなのに書いていて
安定感が感じられるのは、
この「一体削り出し製法」によるもの。
なお、現行品かつ芯は2009年製なので、
パーツごとの分解画像は割愛しました。
書いてみました。既に同じ感想を何回も
書いているような気がしますが、
紙を捉える「ガシガシ」感がグッドです。
次は、ユニ「ユニボール シグノ レインボー」です。
シグノのラメ入りインク。既に廃盤となっている
シリーズです。
前に、これの「モーニング娘。」バージョンと
レインボーパープルを紹介しましたが、
どうもパープルが行方不明です。
クリップにも細かくラメが入っています。
行方不明のパープル同様に商品名の
印字は虹色に光っています。
金色ではなく、イエローなんですね。
あくまでラメ入りの黄色であるということで、
色記号もレインボーのRに黄色を示す「.2」の
組み合わせとなっています。
ラメが大きいのが特徴のようです。
廃盤商品なのでこちらは分解画像有りです。
芯は2001年11月製。
元に戻して書く準備を。
ボール径は1.0mm。
と、ペン先の報告をして、書こうとしたところ
ボールが空回りしています。
お店で確認した時はそれなりに書けていたの
ですが、インクがどうにも出ません。
そこである方法を使って書いてみました。
画像では、何故か金色に見えますね。
でも目視では黄色にラメが少し見える程度。
書いた方法です。百円ショップで買った注射器、
といっても化粧水の詰め替えに使うらしい物の先に
芯を挿し、空気でインクを出しながら書きました。
次はトンボ「CALNO」の2本です。
トンボのノック式油性ボールペン。既に廃盤と
なっているものと思われます。
トンボのボールペンというと「リポーター」とか
高級路線の「ZOOM」とかを思い浮かべます。
他になにがあったっけと思い、ネットで
公開されている総合カタログを見てみると、
他に加圧ペンの「エアプレス」やクリップ機能が
メインの洗濯ばさみのような「ピーフィット」も
あることを思い出しました。
単色プラ軸のノック式では、ずんぐりした見た目の
「ビズノ」が現行品であるようですが、「CALNO」は
もっとシンプルな外観のボールペン。
こちらは青インクのクリア軸。
こちらは黒インクの黒軸。ノックボタンの形状も
含めて「丸み」をポイントとしたデザイン。
グリップに特徴は・・・・・・特にありませんね。
上記の総合カタログから型番の「BC」は
油性ボールペンということがわかります。
その後ろは商品ごとの記号のようです。
「46」「11」はその後に続くの軸色名ごとの
番号と思われます。
なお、この「CALNO」をネットで検索してみると、
軸の種類はおそらく7種類。(インク色は不明)
分解してみました。芯はともに99年製。
8月と9月のようです。ノストラダムスの
予言が外れた後ということですね。
書いてみました。0.7mmの芯ですが、
力の入れ加減によって更に細い字も、
かすれる事なく書くことができます。
キャップ式の「CALNOS」と並べてみました。
どうもトンボは100円台のボールペンが
ほぼ無くなってきているような気がします。
総合カタログでは水性ボールペンの
「MONO BALL」もありません。廃盤でしょうか。
最後に、謎のボールペン。
セーラー「COOL COLOR メタルスパイラル」。
ひと目見て「あっ、これ持っていない」と思いました。
そもそもセーラーのプラ軸のボールペンって、
100円ショップにはいかにも100円ショップ向けと
いうものが置いてありますが、普通の文房具店では
ほとんど見ることがありません。
「COOL COLOR」かつ "METALLIC GEL" 。
「COOL」と「COLOR」の間にはセーラーの
錨マークがあります。
ラメ入りのクリップ。
小中学校も近くにあるので、どちらかというと
「女子」向けとして発売されたものが、
いまだに残っていたという感じでしょうか。
全体的には、シグノ・ハイブリッド等と同様の形状。
軸の中程から後部は丸い軸。
ペン先寄りは、その丸い断面から平らに3面を
削いだような形状となっており滑り止めの溝が
入っています。
キャップの商品シール。「メタルスパイラル」とは
何でしょう。またインク色として「ピンク/ブルー」と
記載されています。
ばらしてみました。キャップ式ゲルインクの
基本的な部品構成ですね。
インクは、「ピンク/ブルー」かつメタリックの
マーブル模様となっています。
スパイラル(螺旋:らせん)とは、それを実現させる
インクの注入の仕方と見た目の事のようです。
バックのインク色が特殊なので、芯表面の製造年月の
刻印がよく見えませんが、2000年5月製のようです。
このようにセーラーからも出ていた、キャップ式
ゲルインクボールペンの全盛期がいつなのか、
世代的にずれているため、具体的な年代は良く
知りません。
ネット情報や、収集したものから推測すると、
90年代後半から2000年初期くらいと思われます。
ぺんてるハイブリッドのミルキーとか、先のシグノの
レインボーとか、各社が競うように出していた頃が
あったのでしょうね。
ボール径は不明。目視にて0.7mmと推測しました。
書いてみました。インクの劣化は無いようですが、
やはり普通には書くことができず、
空気圧をかけつつ書いた感じです。
でも、しっかりピンク・ブルーのマーブルかつ
メタリック感が出た感じとなっています。
少し光の当たり方を変えてみました。
マーブル感が良く出ていますね。
さて、次はこのシリーズ最後のお店になります。
それでは。(次回に続く)
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