東京都台東区を歩く(10回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
過去日付をアップするという変則的な更新と
なります。ページ的に前回の続きとするには、
まあ適当な方法かなと思います。
時刻は15:40過ぎとなり、真夏とはいえ日が傾き、
影が長くなっています。
鶯谷駅スタートが10時少し前のため、5時間半は
歩きっぱなし。
ちなみにこれ(ボールペン収集)の時は、基本的に
昼飯抜きです。あまり腹が減る体質では無い事も
ありますが、「100円ちょっとのボールペンを大量に
買う」事を目的にしているのと、必要経費である
電車移動代を考えると削れるのはメシ代になります。
とはいえ、夏場に水分補給は欠く訳にいかないため、
再び給水。
この商品、ここ数年夏場に良く飲んでいます。
量が若干多くて、自販機で安くなっている事が
多いためかもしれません。
都営浅草線の蔵前駅周辺には、有名なお店も
数軒ありますが、今回はパスして南下。
しかし次に目的としていたお店は「紙」関係の
専門店だったため、台東区の南部を東西に走る
「蔵前通り」を西に向かいました。また時刻的に
次のお店を最終地とすることに。
とはいえ、その途中で引っかかるのは相変わらず。
新宗教系の施設がありました。
【幸福の科学】(東京東部支部精舎)
どこの施設も大仰な印象の建物ですが、こちらは
あまり大きい建物で無いので若干地味な感じ。
「精舎」とは修行場と参拝所を兼ねた施設との事。
その近くには大きめの神社がありました。
【鳥越神社】
創建が651年(白雉2年)という由緒の神社。
正面の鳥居の前には、このような橋がかかって
います。このようなものは初めて見たかも。
この橋は「白鳥橋」。「日本武尊が、東国平定の
道すがら、当時白鳥村といったこの地に滞在した」
という逸話から付けられたものと思われます。
境内社の「福寿神社」。お稲荷さん・天神さん・
恵比寿さん・大黒さんを合わせて祀ったものです。
拝殿前の狛犬です。狛犬マニアの方の分類では
「招魂社系」にあたるようです。
特徴は「基本的には正面をぐっとにらみ、胸の
グッと張った厳めしい」という見た目。
狛犬マニアには、落語家の三遊亭円丈師匠が
いて、「招魂社系」も円丈式分類のひとつ。
「そのルーツは木彫り神殿狛犬にあり、かつて
招魂社と言っていた護国神社に多く見られる」
ため「招魂社系」と命名したようです。
そこから、北に移動して次のお店がある
商店街に入りました。
こちら「佐竹商店街」です。都営地下鉄の
「新御徒町」駅から南に約330m伸びる商店街。
こちらの商店街、途中にある東西を走る通りで、
「新御徒町」駅寄りの北半分と南半分が分かれて
いるのですが、私が歩いたのは南側となります。
夕方の商店街としてはあまり買い物客がいない
印象です。開いているお店も少ない感じが。
そのせいか、この時の写真フォルダを見直して
みると、他の商店街に比べて、こちらの写真は
ほとんどありません。
こちら「日本で2番目に古い商店街」ということで、
アーケード内にこのような垂れ幕がありました。
この商店街の南口近くにあるのが、今回の最終目的の
文房具店となる「トラヤ文具店」さん。
奥に長い形のお店。店の中央ある棚とその対面の
壁側の棚に大量のボールペンがありました。
古いものが結構あったのと、体力的に限界が来て
いたため、買うまでに時間がかかってしまいました。
他にお客さんはいなかったものの、お店にはご迷惑
だったかもしれません。
そのような状態で選んだのが以下のボールペン。
角度を変えて上から商品名を記載します。
ぺんてる「ハイブリッド ファイン」
0.5mm 青、0.6mm 青、0.5mm 青
ぺんてる「ハイブリッド ジョブ」 0.5mm 青
ぺんてる「ハイブリッド」(デザイン改定版)
0.6mm 蛍光橙
ぺんてる「SUPERBALL 02」 0.4mm 赤
ゼブラ「ジムニー 太字」 1.0mm 青
ゼブラ「ハイパージェル」 0.5mm ブルーグリーン
パイロット「ハイテックポイントV5Ⅱ」 0.5mm 赤
【ぺんてる「ハイブリッド ファイン」】
ぺんてる「ハイブリッド」のグリップ付き。
海外では「Hybrid Gel Grip」として販売されて
いるようです。
上2本が、ボール径 0.5mm と 0.6mm の青。
下が 0.5mm の赤。 0.5mm の次が 0.6mm に
なるのは、ぺんてるのボールペンに(小数点以下が)
偶数のボール径(0.4mm、0.8mm等)が多いため
でしょうか。
青2本を、以前買った 0.4mm と並べてみました。
この 0.4mm は軸の長さが短め。
キャップに商品情報が記載されたシールが貼って
あります。それぞれ型番の記載があるのですが、
「K104-C」「K115-C」「K116-CD」とあまり統一感が
感じられません。数字の1桁目は100円台、2桁目は
商品固有、次がボール径。英文字がインク色のはず
ですが、青インクを表す色記号("C")の後の "D" は
意味が不明。(前も適当な事を書いていたようです)
グリップとペン先です。 0.4mm だけグリップの
凹みの形とペン先金具の形状が異なります。
赤 0.5mm を、やはり以前買ったものと並べました。
が、片方(0.6mm)はまだここで購入報告していない
ものでした。やはり時系列に書いていかないと弊害が
出るようです。
分解してみました。赤は比較のため前に買った
0.6mm も並べています。
ペン先とパイプを繋ぐ部品の色に、 0.5mm と
0.6mm の違いがあるようです。
ペン先の画像を。撮った時に並べ方を変えてしまい
ましたが、上が青(0.5mm、0.6mm)・赤0.5mm、
下が赤 0.5mm ・青(0.5mm、0.6mm)になります。
0.1mm 違いですが、どうにか認識できる感じ。
書いてみました。赤は少しインクの出が悪いものの、
ボール径の違いははっきり判りますね。
【ぺんてる「ハイブリッド ジョブ」】
ぺんてるの油性ボールペン「ジョブ」の軸に
ゲルインク芯を搭載、という仕様のボールペン。
キャップ・尾栓の両端が細くなっており葉巻型(?)
といった形状の軸です。
クリップにはハイブリッドらしさが表現されています。
丸枠のボール径は、デザイン改訂版のハイブリッドの
クリップ印字と同じものと思われます。
型番の数字2桁目は、商品固有と思われるので、
この商品の固有記号は "4" となります。
前に「ハイブリッドたち」の中で、これの赤インクに
ついて書きましたが、このボールペンは各部品の
透明感がとても印象的です。
分解しました。
インク芯は先程の「ハイブリッド ファイン」の
0.5mm と同じもの(KF5)ですね。また芯を外すと
先に書いた「透明感」がより感じられます。
既に持っている赤インクと並べてみました。赤インクは
0.8mm の中字です。
書いてみました。ゲルインクの 0.5mm のため、
クッキリとした青色で細い文字を書くことができます。
画像では伝わりませんが、この青色はちょっと
ロイヤルブルー寄りの好きな色です。
【ぺんてる「ハイブリッド」(改定版)】
この「ハイブリッド」、2004年にデザイン上の変更が
あった時のものとなります。このため、商品名は
「改定版」としています。
この角張ったキャップは転がり防止のためと
思われますが、私の趣味とは合いません。
型番は「K174-F」。この商品は "7" で表されていると
思われます。色をカタカナで記載しているのは、
もしかすると生産時の考慮かもしれません。
この丸模様は、他も含めて何かしら(陳腐な表現ですが)
「未来的」なイメージのデザインかと思います。
でも、よく見ないと気が付かないですね。
分解してみました。ゲルは劣化しやすいものですが、
これは大丈夫そう。芯は2006年6月製。
書いてみました。まさに蛍光という感じでオレンジ色が
浮かび上がります。
光量を落としてみると、その「蛍光」感を更に
感じる事ができますね。
手持ちの「改訂版」シリーズと並べてみました。
ボール径はバラバラ。なお同じ時に発売された
ノック式も混ぜています。
「ハイブリッド」の蛍光オレンジを並べてみました。
一番下が、スタンダード(?)のハイブリッド。
上3本は、ボール径違いとダブりを含んだ
「ハイブリッドテクニカ」となります。
【ぺんてる「SUPERBALL 02」】
ぺんてるの水性ボールペン。
見た目は「ボールPentel」に似ていますが、
こちらは青い軸となっています。
キャップを外すと、別の違いが判ります。
「ボールPentel」はご存知の通りペン先が
樹脂製ですが、こちらは通常のボールペンと
同様に金属製のボールとなっています。
型番は「BH14」。
「BH」はこの「SUPERBALL」の固有番号、
続く数字2桁は価格帯とボール径と思われます。
実はこの「SUPERBALL」の 0.4mm は2本目。
でも、あえて買ったのには理由があります。
商品名に「02」が入っています。別商品というより
改訂版かなと考えています。型番は同じですね。
ペン先は同じなので、見えないところに改良が
入ったと考えるべきなのでしょう。
書いてみました。 0,4mm だけに水性インクでも
細い文字で書き込むことができます。
他の「SUPERBALL」と並べてみました。
インク色違いとボール径違い(0.6mm)となります。
【ゼブラ「ジムニー 太字」】
キャップ式の油性ボールペン。
先の「ハイブリッド ジョブ」では「葉巻型」と
書きましたが、今では少なくなったタイプ。
その中で、これは太字タイプ。「太字」が黄色っぽい
色(金色?)で印字されています。
どこかで見た事があるな、と思ったら、形状が
ほぼ同じである「ハイパージェル」の太字タイプが、
このような印字でした。
軸の周りには型番などが記載されたシールが
貼られています。あまりにぴったりしていて
印字されているかのよう。
おそらく「ハイパージェル」と同じ部品を
使うための処理と想像します。
キャップ取った全体図です。軸色は薄い青色。
太字ではインク色ペースの軸色となるようです。
グリップは半透明のラバー。表面はマットな感じ。
使い込むと汚れやすいかもしれません。
分解してみました。クリップもクリアタイプなので、
先の「ハイブリッド ジョブ」より透明度が高い見た目。
芯は99年11月製です。
書いてみました。古い油性ですが引っかかりは
ありません。太字ということもあるのが、むしろ
ヌラヌラした書き味。
赤太字と並べました。薄くインク色の入った軸を
並べてみるといっそう美しく見えます。
その他「ジムニー」シリーズを並べてみました。
黄色い紙が挟まっているのはダブり品です。
いろいろなお店で見かけはするものの、これから
持っていない種類を探すのはちょっと困難かも。
【ダブり購入】
このお店では以下がダブっていました。
この2本、色味的に記憶に残りやすいボールペンなので、
通常なら「持っていないかも」と思わないのですが、
この時は疲れのせいで判断を誤ってしまったようです。
今回、購入29本のうち5本がダブり。記憶だけで
買うとこんなものだとは思いますが、更に保有本数が
増えるとダブりも増える気がします。やはり対策を
検討しなくては。
こちらでの買い物が終わると既に5時近く。
真夏とはいえ、影も更に長くなってきました
帰宅するためにJRの駅に向かいました。
まだ仕事帰りの人は少ないようですが、駅近くに
なるとさすが繁華街だなという感じの賑わい。
そんな中を、スタート地点の鶯谷駅から電車では
上野駅を挟んで2駅のJR御徒町駅から帰宅した
のでした。
今回、本当はもう少し訪れる予定のお店もあったの
ですが、それらは次の機会に回す事に。
また、周辺のお寺や神社なども、できれば違うときに
廻り直したいと思います。
それでは。
文房具 ブログランキングへ
なります。ページ的に前回の続きとするには、
まあ適当な方法かなと思います。
時刻は15:40過ぎとなり、真夏とはいえ日が傾き、
影が長くなっています。
鶯谷駅スタートが10時少し前のため、5時間半は
歩きっぱなし。
ちなみにこれ(ボールペン収集)の時は、基本的に
昼飯抜きです。あまり腹が減る体質では無い事も
ありますが、「100円ちょっとのボールペンを大量に
買う」事を目的にしているのと、必要経費である
電車移動代を考えると削れるのはメシ代になります。
とはいえ、夏場に水分補給は欠く訳にいかないため、
再び給水。
この商品、ここ数年夏場に良く飲んでいます。
量が若干多くて、自販機で安くなっている事が
多いためかもしれません。
都営浅草線の蔵前駅周辺には、有名なお店も
数軒ありますが、今回はパスして南下。
しかし次に目的としていたお店は「紙」関係の
専門店だったため、台東区の南部を東西に走る
「蔵前通り」を西に向かいました。また時刻的に
次のお店を最終地とすることに。
とはいえ、その途中で引っかかるのは相変わらず。
新宗教系の施設がありました。
【幸福の科学】(東京東部支部精舎)
どこの施設も大仰な印象の建物ですが、こちらは
あまり大きい建物で無いので若干地味な感じ。
「精舎」とは修行場と参拝所を兼ねた施設との事。
その近くには大きめの神社がありました。
【鳥越神社】
創建が651年(白雉2年)という由緒の神社。
正面の鳥居の前には、このような橋がかかって
います。このようなものは初めて見たかも。
この橋は「白鳥橋」。「日本武尊が、東国平定の
道すがら、当時白鳥村といったこの地に滞在した」
という逸話から付けられたものと思われます。
境内社の「福寿神社」。お稲荷さん・天神さん・
恵比寿さん・大黒さんを合わせて祀ったものです。
拝殿前の狛犬です。狛犬マニアの方の分類では
「招魂社系」にあたるようです。
特徴は「基本的には正面をぐっとにらみ、胸の
グッと張った厳めしい」という見た目。
狛犬マニアには、落語家の三遊亭円丈師匠が
いて、「招魂社系」も円丈式分類のひとつ。
「そのルーツは木彫り神殿狛犬にあり、かつて
招魂社と言っていた護国神社に多く見られる」
ため「招魂社系」と命名したようです。
そこから、北に移動して次のお店がある
商店街に入りました。
こちら「佐竹商店街」です。都営地下鉄の
「新御徒町」駅から南に約330m伸びる商店街。
こちらの商店街、途中にある東西を走る通りで、
「新御徒町」駅寄りの北半分と南半分が分かれて
いるのですが、私が歩いたのは南側となります。
夕方の商店街としてはあまり買い物客がいない
印象です。開いているお店も少ない感じが。
そのせいか、この時の写真フォルダを見直して
みると、他の商店街に比べて、こちらの写真は
ほとんどありません。
こちら「日本で2番目に古い商店街」ということで、
アーケード内にこのような垂れ幕がありました。
この商店街の南口近くにあるのが、今回の最終目的の
文房具店となる「トラヤ文具店」さん。
奥に長い形のお店。店の中央ある棚とその対面の
壁側の棚に大量のボールペンがありました。
古いものが結構あったのと、体力的に限界が来て
いたため、買うまでに時間がかかってしまいました。
他にお客さんはいなかったものの、お店にはご迷惑
だったかもしれません。
そのような状態で選んだのが以下のボールペン。
角度を変えて上から商品名を記載します。
ぺんてる「ハイブリッド ファイン」
0.5mm 青、0.6mm 青、0.5mm 青
ぺんてる「ハイブリッド ジョブ」 0.5mm 青
ぺんてる「ハイブリッド」(デザイン改定版)
0.6mm 蛍光橙
ぺんてる「SUPERBALL 02」 0.4mm 赤
ゼブラ「ジムニー 太字」 1.0mm 青
ゼブラ「ハイパージェル」 0.5mm ブルーグリーン
パイロット「ハイテックポイントV5Ⅱ」 0.5mm 赤
【ぺんてる「ハイブリッド ファイン」】
ぺんてる「ハイブリッド」のグリップ付き。
海外では「Hybrid Gel Grip」として販売されて
いるようです。
上2本が、ボール径 0.5mm と 0.6mm の青。
下が 0.5mm の赤。 0.5mm の次が 0.6mm に
なるのは、ぺんてるのボールペンに(小数点以下が)
偶数のボール径(0.4mm、0.8mm等)が多いため
でしょうか。
青2本を、以前買った 0.4mm と並べてみました。
この 0.4mm は軸の長さが短め。
キャップに商品情報が記載されたシールが貼って
あります。それぞれ型番の記載があるのですが、
「K104-C」「K115-C」「K116-CD」とあまり統一感が
感じられません。数字の1桁目は100円台、2桁目は
商品固有、次がボール径。英文字がインク色のはず
ですが、青インクを表す色記号("C")の後の "D" は
意味が不明。(前も適当な事を書いていたようです)
グリップとペン先です。 0.4mm だけグリップの
凹みの形とペン先金具の形状が異なります。
赤 0.5mm を、やはり以前買ったものと並べました。
が、片方(0.6mm)はまだここで購入報告していない
ものでした。やはり時系列に書いていかないと弊害が
出るようです。
分解してみました。赤は比較のため前に買った
0.6mm も並べています。
ペン先とパイプを繋ぐ部品の色に、 0.5mm と
0.6mm の違いがあるようです。
ペン先の画像を。撮った時に並べ方を変えてしまい
ましたが、上が青(0.5mm、0.6mm)・赤0.5mm、
下が赤 0.5mm ・青(0.5mm、0.6mm)になります。
0.1mm 違いですが、どうにか認識できる感じ。
書いてみました。赤は少しインクの出が悪いものの、
ボール径の違いははっきり判りますね。
【ぺんてる「ハイブリッド ジョブ」】
ぺんてるの油性ボールペン「ジョブ」の軸に
ゲルインク芯を搭載、という仕様のボールペン。
キャップ・尾栓の両端が細くなっており葉巻型(?)
といった形状の軸です。
クリップにはハイブリッドらしさが表現されています。
丸枠のボール径は、デザイン改訂版のハイブリッドの
クリップ印字と同じものと思われます。
型番の数字2桁目は、商品固有と思われるので、
この商品の固有記号は "4" となります。
前に「ハイブリッドたち」の中で、これの赤インクに
ついて書きましたが、このボールペンは各部品の
透明感がとても印象的です。
分解しました。
インク芯は先程の「ハイブリッド ファイン」の
0.5mm と同じもの(KF5)ですね。また芯を外すと
先に書いた「透明感」がより感じられます。
既に持っている赤インクと並べてみました。赤インクは
0.8mm の中字です。
書いてみました。ゲルインクの 0.5mm のため、
クッキリとした青色で細い文字を書くことができます。
画像では伝わりませんが、この青色はちょっと
ロイヤルブルー寄りの好きな色です。
【ぺんてる「ハイブリッド」(改定版)】
この「ハイブリッド」、2004年にデザイン上の変更が
あった時のものとなります。このため、商品名は
「改定版」としています。
この角張ったキャップは転がり防止のためと
思われますが、私の趣味とは合いません。
型番は「K174-F」。この商品は "7" で表されていると
思われます。色をカタカナで記載しているのは、
もしかすると生産時の考慮かもしれません。
この丸模様は、他も含めて何かしら(陳腐な表現ですが)
「未来的」なイメージのデザインかと思います。
でも、よく見ないと気が付かないですね。
分解してみました。ゲルは劣化しやすいものですが、
これは大丈夫そう。芯は2006年6月製。
書いてみました。まさに蛍光という感じでオレンジ色が
浮かび上がります。
光量を落としてみると、その「蛍光」感を更に
感じる事ができますね。
手持ちの「改訂版」シリーズと並べてみました。
ボール径はバラバラ。なお同じ時に発売された
ノック式も混ぜています。
「ハイブリッド」の蛍光オレンジを並べてみました。
一番下が、スタンダード(?)のハイブリッド。
上3本は、ボール径違いとダブりを含んだ
「ハイブリッドテクニカ」となります。
【ぺんてる「SUPERBALL 02」】
ぺんてるの水性ボールペン。
見た目は「ボールPentel」に似ていますが、
こちらは青い軸となっています。
キャップを外すと、別の違いが判ります。
「ボールPentel」はご存知の通りペン先が
樹脂製ですが、こちらは通常のボールペンと
同様に金属製のボールとなっています。
型番は「BH14」。
「BH」はこの「SUPERBALL」の固有番号、
続く数字2桁は価格帯とボール径と思われます。
実はこの「SUPERBALL」の 0.4mm は2本目。
でも、あえて買ったのには理由があります。
商品名に「02」が入っています。別商品というより
改訂版かなと考えています。型番は同じですね。
ペン先は同じなので、見えないところに改良が
入ったと考えるべきなのでしょう。
書いてみました。 0,4mm だけに水性インクでも
細い文字で書き込むことができます。
他の「SUPERBALL」と並べてみました。
インク色違いとボール径違い(0.6mm)となります。
【ゼブラ「ジムニー 太字」】
キャップ式の油性ボールペン。
先の「ハイブリッド ジョブ」では「葉巻型」と
書きましたが、今では少なくなったタイプ。
その中で、これは太字タイプ。「太字」が黄色っぽい
色(金色?)で印字されています。
どこかで見た事があるな、と思ったら、形状が
ほぼ同じである「ハイパージェル」の太字タイプが、
このような印字でした。
軸の周りには型番などが記載されたシールが
貼られています。あまりにぴったりしていて
印字されているかのよう。
おそらく「ハイパージェル」と同じ部品を
使うための処理と想像します。
キャップ取った全体図です。軸色は薄い青色。
太字ではインク色ペースの軸色となるようです。
グリップは半透明のラバー。表面はマットな感じ。
使い込むと汚れやすいかもしれません。
分解してみました。クリップもクリアタイプなので、
先の「ハイブリッド ジョブ」より透明度が高い見た目。
芯は99年11月製です。
書いてみました。古い油性ですが引っかかりは
ありません。太字ということもあるのが、むしろ
ヌラヌラした書き味。
赤太字と並べました。薄くインク色の入った軸を
並べてみるといっそう美しく見えます。
その他「ジムニー」シリーズを並べてみました。
黄色い紙が挟まっているのはダブり品です。
いろいろなお店で見かけはするものの、これから
持っていない種類を探すのはちょっと困難かも。
【ダブり購入】
このお店では以下がダブっていました。
この2本、色味的に記憶に残りやすいボールペンなので、
通常なら「持っていないかも」と思わないのですが、
この時は疲れのせいで判断を誤ってしまったようです。
今回、購入29本のうち5本がダブり。記憶だけで
買うとこんなものだとは思いますが、更に保有本数が
増えるとダブりも増える気がします。やはり対策を
検討しなくては。
こちらでの買い物が終わると既に5時近く。
真夏とはいえ、影も更に長くなってきました
帰宅するためにJRの駅に向かいました。
まだ仕事帰りの人は少ないようですが、駅近くに
なるとさすが繁華街だなという感じの賑わい。
そんな中を、スタート地点の鶯谷駅から電車では
上野駅を挟んで2駅のJR御徒町駅から帰宅した
のでした。
今回、本当はもう少し訪れる予定のお店もあったの
ですが、それらは次の機会に回す事に。
また、周辺のお寺や神社なども、できれば違うときに
廻り直したいと思います。
それでは。
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東京都台東区を歩く(9回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前回の続きとなります。
前回の以下記載の通り、
>このように歩いたルート沿いの神社、お寺を見て
>来ましたが、ふと東側を見ると先程の大通りの
>向こうに大きなお寺が見えました。
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
>これは見ておこうと思い、そちらに向かおうと
>したところ、こんなお店を発見。
先の文房具店を出ると、元の目的のために
東の方向に戻りました。
再び、合羽橋の道具街に戻り「合羽橋南」交差点を
渡ったところにあるのが以下の画像の
「味を色で伝える食品サンプル
専門店 まいづる本店」さん。
外からも様々な食品サンプルが見られます。
一番下の画像では寿司桶サンプルの時計が
掛けられていました。
ちょうどそのお店と同じ区画に目的としていた
お寺があります。
【東本願寺】(浄土真宗東本願寺派本山)
前回ブログでは一言で
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
と書いてしまいましたが、宗教関係のため再度確認。
いつものようにWikipediaベースですが、
一応それ以外のソースも見てみました。
浄土真宗の宗派において、親鸞の墓所がある
本願寺を本山とする「本願寺派」があり、
江戸時代その本願寺の東にもうひとつの寺院が
建てられ(ここの表現が微妙)、こちらを本山
とする宗派がいわゆる「お東さん」と呼ばれる
もので、明治以降では「真宗大谷派」となった。
太平洋戦争後に起こった宗派内の対立により、
一部が1980年代終わりにこのお寺を本山とする
「浄土真宗東本願寺派」として独立(?)した。
こちらのお寺は、元々神田に建立されたものが
「明暦の大火」時の消失に伴いこの地に移転。
「浅草本願寺」と呼ばれていたが、1965年に
「東京本願寺」に改称。先の宗派独立後の
2001年に「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」
という名称が文化庁から認証された。
という、宗派やお寺の名前等、色々ややこしい
場所だったのですが、行った時点ではそんな事は
知らず「さすがに本山だけあって敷地が広いし、
本堂もスケールが違うな」とだけ感じていました。
こちらは、お寺を廻った時に撮るようにしている、
本堂正面から外を見た風景となります。
その参道の周囲にもいくつかのお寺が並びます。
【善照寺】(浄土真宗東本願寺派)
【徳本寺】(浄土真宗東本願寺派)
【満照寺】(浄土真宗東本願寺派)
その参道の終わりを横切る通りの向こうには
仏具店が並んでいました。
中には下の画像のように結構古い見た目のお店も
あります。
ビルの屋上にはこのような(仏具に模した?)
塔も建っています。
でも残念なことに、ストリートビューで再度見た
ところ、2016年1月時点で改築中だったため、
現在この姿は見る事ができません。
見たいものがあったので再び道具店街に。
少し見えてきました。
商店街の紹介ページに「コックさんもバーテンさん
も電話もニイミ(213)」とある「ニイミ洋食器店」さん
の屋上「ジャンボコック」像です。
この界隈ではこの絵が一番有名かもしれません。
通りこちら側、同じお店のビル側面には、
カラフルなコーヒーカップがあります。
どうもビルのベランダらしいですね。
次のお店に向かうために東に進みます。
先の参道を南側から見たところです。
遠くから見ると本堂の大きさが判ります。
ここから次のお店に行くため南方向に
更に歩いていきました。その途中の
こちらのお寺に立ち寄ってみました。
【本法寺】(長瀧山:日蓮宗)
【熊谷稲荷】【吉見稲荷】
お寺の本堂はこのような見た目です。
この正面に垂れ下がっているものの名前が
思い浮かばず、グーグルで画像検索したら
ウェディングドレスが検索されました。
【熊谷稲荷】
こちら稲荷神社の中では珍しい「白狐」を祀る
神社との事。「白狐」は人間に福徳を授けるそうで、
昔からお参りするひとが多いようです。
【吉見稲荷】
一方、この吉見稲荷は元からこの場所にあった
お稲荷さん。こちらには火災による被害から身を
護ったというエピソードが伝わっているようです。
この境内には「はなし塚」という、落語の演題を
弔うための石碑があります。
太平洋戦争へと向かう戦時下の昭和16年に、落語界が
演題種目から花柳界、酒、妾に関する囃、廓囃を時局に
合わないものとして自粛。いわば「葬られた」演題の
中で名作といわれる噺を弔うために落語関係者により
建てられたものとの事です。
先の吉見稲荷の近くにその石碑があり、説明用の
掲示板がこの画像の左に写っています。しかし、
その時は全く気が付かず、石碑の画像は残念ながら
撮り損なってしまいました。
ひとに福を授けるというところ、また先の
エピソードからこのお寺には演芸関係者からの
信仰も篤く、周囲の壁には演芸関係の名前が
一面に彫られています。
演芸関係の組合や寄席・演芸場、また放送局の
名前が並んでいます。
こちらには、色々な落語家さんの名前が並んで
います。テレビ等で私が見たことがある方かは
不明ですが、有名な名前もたくさん見ることが
できます。
そこから少し移動すると、今度はこのような所に
辿り着きました。
「バンダイ」本社のビルです。
このビルの一番目立つ場所には、その時期に
一番売れている(または一番売りたいもの)を
前面に出していると思われますが、この時
(2015年8月)はまだ妖怪ウオッチでした。
このビルの周囲にはバンダイが販売している
商品の様々なキャラクタ像が並んでいます。
若干、著作権的にどうかという気もするので、
あまり意味無いのですが小さめの画像で。
左はアニメ版「たまごっち」のキャラクター
"まめっち" との事。キャラ自体は見た事が
あるものの名前は今回初めて知りました。
右はゲーム関連でしたっけ。
超有名どころですね。左はタテ長の画像を、
横長に縮小しまいましたが、並びかいいので
このままとしています。
左2体はまさに私の世代のものですが、
右が何なのかは不明です。
このふたつも知りませんねえ。
実は文房具店を探すのに少し道に迷って
いました。このため、結果的に逆方向の
こんな神社にも立ち寄ってみました。
【諏訪神社】
台東区の東端、隅田川との間を走る「江戸通り」に
面した神社ですが、一段奥に入ったところにあり、
場合によっては通り過ぎてしまいそうです。
建てられた時期は、諸説あるようですが、古くは
約900年前とも言われています。
このように彷徨ってしまいましたが、
最終的に、ここ周囲で訪れた文房具店は、
以下となります。
1軒目は「ヨシダ文具」さん。
先の回で南下してきた「国際通り」と
東西に走る「春日通り」の交差点の
近くにあるお店です。
表通りにあるお店ということもあってか、
特に古いものは無かったため、以下を購入。
パイロット「ハイテック05」 0.5mm クリアブルー
「コスメティックカラー」シリーズの1本。
クリップがクリアなタイプです。
このコスメティックカラーシリーズは、
ハイテックCについて詳しい情報を
掲載されている「長靴はいたねこ」さんの
ページによると全10色だったようです。
しかしその大半が廃盤。これら廃盤色の内、
いくつかについては、店頭に残っているものを
見つけて購入したことがあります。
このクリアブルーはまだ廃盤では無いのですが、
今回あらためて先のページを見てみると、
更新日時は結構前なのに廃盤が前より
増えているような気がします。
商品シールは新しめ。商品自体も新しい感じ。
なお、型番の説明は少しマンネリ気味のため、
今回は省略します。
ペン先です。きれいな青系のインクが見えます。
書いてみました。
いわゆる「水色」ですが、結構クッキリとした色。
極細のペン先というもあって、細かくても目立つ
文字を書き込むことができます。
2軒目はこのお店。
「山一文具」さん。バンダイ本社に行く途中で
別の角を曲がったところにありました。
現在は、注文による各種印刷を主なお仕事に
されているそうで、(売るための)ボールペンは
本当にわずかに置かれているだけでした。
でも、その中に珍しいものが。
ゼブラ「ハードクリスタル」 0.7mm 緑
事務用ボールペンの緑インク。
これだけでも珍しいですが、ゼブラの現行品で
ある「ニューハード」の前世代の商品となります。
ゼブラのロゴも小文字混じりと古いものですね。
CMで有名な「見える見える」の目のイラストが
入った商品シール。
このボールペン。何本か置かれていたのですが、
もう手に入らないと思ったため(※)、いつもと
異なり2本購入しました。
※ この後、現時点(2016年5月)までに、60件以上の
文房具店を訪れましたが、それらのお店では、
同じ商品はありませんでした。
現行品「ニューハード」の型番は "N-5200" ですが、
こちらは "N-5100" 。軸に小さく刻印されています。
分解してみました。芯は90年10月製造。
四半世紀前のものとなります。
書いてみました。こんなに古い商品なのに、
インクが出るところが、油性ボールペンの
不思議なところ。2本とも問題なく書くことが
できました。緑としては薄い色のようです。
既に持っている「ハードクリスタル」と
並べてみました。黒は太字タイプです。
このシリーズ、次で最終回の予定。でも直近の報告も
するつもりなので、どちらが先になるかは不明です。
それでは。
文房具 ブログランキングへ
前回の以下記載の通り、
>このように歩いたルート沿いの神社、お寺を見て
>来ましたが、ふと東側を見ると先程の大通りの
>向こうに大きなお寺が見えました。
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
>これは見ておこうと思い、そちらに向かおうと
>したところ、こんなお店を発見。
先の文房具店を出ると、元の目的のために
東の方向に戻りました。
再び、合羽橋の道具街に戻り「合羽橋南」交差点を
渡ったところにあるのが以下の画像の
「味を色で伝える食品サンプル
専門店 まいづる本店」さん。
外からも様々な食品サンプルが見られます。
一番下の画像では寿司桶サンプルの時計が
掛けられていました。
ちょうどそのお店と同じ区画に目的としていた
お寺があります。
【東本願寺】(浄土真宗東本願寺派本山)
前回ブログでは一言で
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
と書いてしまいましたが、宗教関係のため再度確認。
いつものようにWikipediaベースですが、
一応それ以外のソースも見てみました。
浄土真宗の宗派において、親鸞の墓所がある
本願寺を本山とする「本願寺派」があり、
江戸時代その本願寺の東にもうひとつの寺院が
建てられ(ここの表現が微妙)、こちらを本山
とする宗派がいわゆる「お東さん」と呼ばれる
もので、明治以降では「真宗大谷派」となった。
太平洋戦争後に起こった宗派内の対立により、
一部が1980年代終わりにこのお寺を本山とする
「浄土真宗東本願寺派」として独立(?)した。
こちらのお寺は、元々神田に建立されたものが
「明暦の大火」時の消失に伴いこの地に移転。
「浅草本願寺」と呼ばれていたが、1965年に
「東京本願寺」に改称。先の宗派独立後の
2001年に「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」
という名称が文化庁から認証された。
という、宗派やお寺の名前等、色々ややこしい
場所だったのですが、行った時点ではそんな事は
知らず「さすがに本山だけあって敷地が広いし、
本堂もスケールが違うな」とだけ感じていました。
こちらは、お寺を廻った時に撮るようにしている、
本堂正面から外を見た風景となります。
その参道の周囲にもいくつかのお寺が並びます。
【善照寺】(浄土真宗東本願寺派)
【徳本寺】(浄土真宗東本願寺派)
【満照寺】(浄土真宗東本願寺派)
その参道の終わりを横切る通りの向こうには
仏具店が並んでいました。
中には下の画像のように結構古い見た目のお店も
あります。
ビルの屋上にはこのような(仏具に模した?)
塔も建っています。
でも残念なことに、ストリートビューで再度見た
ところ、2016年1月時点で改築中だったため、
現在この姿は見る事ができません。
見たいものがあったので再び道具店街に。
少し見えてきました。
商店街の紹介ページに「コックさんもバーテンさん
も電話もニイミ(213)」とある「ニイミ洋食器店」さん
の屋上「ジャンボコック」像です。
この界隈ではこの絵が一番有名かもしれません。
通りこちら側、同じお店のビル側面には、
カラフルなコーヒーカップがあります。
どうもビルのベランダらしいですね。
次のお店に向かうために東に進みます。
先の参道を南側から見たところです。
遠くから見ると本堂の大きさが判ります。
ここから次のお店に行くため南方向に
更に歩いていきました。その途中の
こちらのお寺に立ち寄ってみました。
【本法寺】(長瀧山:日蓮宗)
【熊谷稲荷】【吉見稲荷】
お寺の本堂はこのような見た目です。
この正面に垂れ下がっているものの名前が
思い浮かばず、グーグルで画像検索したら
ウェディングドレスが検索されました。
【熊谷稲荷】
こちら稲荷神社の中では珍しい「白狐」を祀る
神社との事。「白狐」は人間に福徳を授けるそうで、
昔からお参りするひとが多いようです。
【吉見稲荷】
一方、この吉見稲荷は元からこの場所にあった
お稲荷さん。こちらには火災による被害から身を
護ったというエピソードが伝わっているようです。
この境内には「はなし塚」という、落語の演題を
弔うための石碑があります。
太平洋戦争へと向かう戦時下の昭和16年に、落語界が
演題種目から花柳界、酒、妾に関する囃、廓囃を時局に
合わないものとして自粛。いわば「葬られた」演題の
中で名作といわれる噺を弔うために落語関係者により
建てられたものとの事です。
先の吉見稲荷の近くにその石碑があり、説明用の
掲示板がこの画像の左に写っています。しかし、
その時は全く気が付かず、石碑の画像は残念ながら
撮り損なってしまいました。
ひとに福を授けるというところ、また先の
エピソードからこのお寺には演芸関係者からの
信仰も篤く、周囲の壁には演芸関係の名前が
一面に彫られています。
演芸関係の組合や寄席・演芸場、また放送局の
名前が並んでいます。
こちらには、色々な落語家さんの名前が並んで
います。テレビ等で私が見たことがある方かは
不明ですが、有名な名前もたくさん見ることが
できます。
そこから少し移動すると、今度はこのような所に
辿り着きました。
「バンダイ」本社のビルです。
このビルの一番目立つ場所には、その時期に
一番売れている(または一番売りたいもの)を
前面に出していると思われますが、この時
(2015年8月)はまだ妖怪ウオッチでした。
このビルの周囲にはバンダイが販売している
商品の様々なキャラクタ像が並んでいます。
若干、著作権的にどうかという気もするので、
あまり意味無いのですが小さめの画像で。
左はアニメ版「たまごっち」のキャラクター
"まめっち" との事。キャラ自体は見た事が
あるものの名前は今回初めて知りました。
右はゲーム関連でしたっけ。
超有名どころですね。左はタテ長の画像を、
横長に縮小しまいましたが、並びかいいので
このままとしています。
左2体はまさに私の世代のものですが、
右が何なのかは不明です。
このふたつも知りませんねえ。
実は文房具店を探すのに少し道に迷って
いました。このため、結果的に逆方向の
こんな神社にも立ち寄ってみました。
【諏訪神社】
台東区の東端、隅田川との間を走る「江戸通り」に
面した神社ですが、一段奥に入ったところにあり、
場合によっては通り過ぎてしまいそうです。
建てられた時期は、諸説あるようですが、古くは
約900年前とも言われています。
このように彷徨ってしまいましたが、
最終的に、ここ周囲で訪れた文房具店は、
以下となります。
1軒目は「ヨシダ文具」さん。
先の回で南下してきた「国際通り」と
東西に走る「春日通り」の交差点の
近くにあるお店です。
表通りにあるお店ということもあってか、
特に古いものは無かったため、以下を購入。
パイロット「ハイテック05」 0.5mm クリアブルー
「コスメティックカラー」シリーズの1本。
クリップがクリアなタイプです。
このコスメティックカラーシリーズは、
ハイテックCについて詳しい情報を
掲載されている「長靴はいたねこ」さんの
ページによると全10色だったようです。
しかしその大半が廃盤。これら廃盤色の内、
いくつかについては、店頭に残っているものを
見つけて購入したことがあります。
このクリアブルーはまだ廃盤では無いのですが、
今回あらためて先のページを見てみると、
更新日時は結構前なのに廃盤が前より
増えているような気がします。
商品シールは新しめ。商品自体も新しい感じ。
なお、型番の説明は少しマンネリ気味のため、
今回は省略します。
ペン先です。きれいな青系のインクが見えます。
書いてみました。
いわゆる「水色」ですが、結構クッキリとした色。
極細のペン先というもあって、細かくても目立つ
文字を書き込むことができます。
2軒目はこのお店。
「山一文具」さん。バンダイ本社に行く途中で
別の角を曲がったところにありました。
現在は、注文による各種印刷を主なお仕事に
されているそうで、(売るための)ボールペンは
本当にわずかに置かれているだけでした。
でも、その中に珍しいものが。
ゼブラ「ハードクリスタル」 0.7mm 緑
事務用ボールペンの緑インク。
これだけでも珍しいですが、ゼブラの現行品で
ある「ニューハード」の前世代の商品となります。
ゼブラのロゴも小文字混じりと古いものですね。
CMで有名な「見える見える」の目のイラストが
入った商品シール。
このボールペン。何本か置かれていたのですが、
もう手に入らないと思ったため(※)、いつもと
異なり2本購入しました。
※ この後、現時点(2016年5月)までに、60件以上の
文房具店を訪れましたが、それらのお店では、
同じ商品はありませんでした。
現行品「ニューハード」の型番は "N-5200" ですが、
こちらは "N-5100" 。軸に小さく刻印されています。
分解してみました。芯は90年10月製造。
四半世紀前のものとなります。
書いてみました。こんなに古い商品なのに、
インクが出るところが、油性ボールペンの
不思議なところ。2本とも問題なく書くことが
できました。緑としては薄い色のようです。
既に持っている「ハードクリスタル」と
並べてみました。黒は太字タイプです。
このシリーズ、次で最終回の予定。でも直近の報告も
するつもりなので、どちらが先になるかは不明です。
それでは。
文房具 ブログランキングへ
東京都台東区を歩く(8回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前々回の続きです。またもやアップするのに
時間がかかってしまいました。
先の文房具店を出て、今度は南方面に進みます。
ここからは、まさに浅草の中心近くになります。
その浅草の北側を東西に走る「言問通り」を渡り、
「浅草ひさご通り商店街」の中に入りました。
このようにアーケード内は、江戸の下町を
感じさせるような、飾りつけがされており、
伝統工芸を紹介するような展示場もあります。
アーケードの外を見ると、東の方向には
スカイツリーも見えます。
この商店街を抜けた所は、観光地浅草の名所で
ある「花やしき」への入口になります。
"お祭り感" のある「花やしき通り商店街」や、
花やしきのシンボルともいえる観覧車つきの
タワーも見えます。正式名は「Beeタワー」。
Wikipediaによると以前は「人工衛星塔」という
名前だったようです。
ここまで来ると浅草寺はまさに「目と鼻の先」と
なりますが、今回は目的が違うためスルーです。
その目的のため、浅草寺周辺の西を南北に走る
「国際通り」に戻りました。
この周囲は神社やお寺が多数あり、本来なら
全て廻りたいところですが、時刻も午後に
入っている事もあり、一部を除き進むルート沿い
にあるものだけ立ち寄る事にしました。
【感應稲荷神社】
神社のすぐ近くには、秋葉原から茨城のつくば市を
結ぶ「つくばエクスプレス」の浅草駅の入り口が
あります。秋葉原から南千住までは地下を走り、
ちょうどこの「国際通り」の真下を通っています。
なお、略称 "TX" のロゴは、みんな「イヌ」に
見えると思っていましたが、そうではないひとの方が
多いようですね。
「公園六区入口」交差点になります。
近くには浅草演芸ホールもあり、昔からの歓楽街
として知られる地域です。
六区方面に立ち寄ってしまうと、やはり時間を
取られてしまうので、逆の道に進みました。
こんな店名のお店も発見。スナックでしょうか。
東を見ると、スカイツリーがちょうどこの道の
まっすぐ向こうに見えました。
ここからだと約2kmは離れていますが、
望遠にしてみると高さが判りますね。
再び給水。
三ツ矢サイダーのグレープフルーツ味です。
繰り返しになりますが、この報告は去年の
真夏の日中のお話です。その暑さのため、
前の給水からは1時間しか経っていません。
ただ、グレープフルーツ系はその苦味が好き
なので、新商品を見てつい買ってしまった
ような気がしないでもありません。
でも、ピンクグレープフルーツなので、味は
少し甘めだったかも。
【日本基督教団浅草教会】
教会の写真撮るときいつも気になるのは電線。
神社・お寺と違い、ほとんどが外から撮ることに
なるため、電線をいかに避けた角度で撮るかに
苦労します。
目的としていた、この近くの文房具店は和紙関係の
お店だったためスルーしました。
そうしているうちに「合羽橋」周辺に辿り着きました。
厨房用品に関する専門店が軒を並べる街となります。
「かっぱ橋」「合羽橋道具街」とも呼ばれる街ですが、
マスコットは河童。歩道のタイルにもそんな絵が
見られます。
以下は、この近辺のお店のいくつかとなります。
なお、店名等は「かっぱ橋道具街」のホームページ
に記載されたものとなります。
「トータルユニフォームの店 福岡屋本店」さん。
「世界の刃物包丁専門店 ユニオン・コマース」さん。
「料理包丁専門店 つば屋」さん。
これを書いていて、包丁専門店が対面に
ある事に初めて気が付きました。
「世界の珈琲とお茶の専門店 ユニオン」さん。
各店舗の名前は、こんな風にも表示されています。
「看板・ガラスショーケースのショップ
かんばん劇場」さん。
「中華、和洋、輸出 陶磁器専門卸 小松屋」さん。
「食器、テーブルウェアーのキャニオン」さん。
「輸入食器のミノチヤ・キッチンセンター」さん。
実は、この先に "文房具店" キーワードで
検索されたお店があったのですが、伝票類に関する
お店だったためスルーしました。
この周辺では、もう文房具店は他に無いため、
大通りを反対側(西側)に渡り、小さな通りに
入ってみました。
【松源寺】(龍穏山:曹洞宗)
【矢先稲荷神社】
【眞龍寺】(宝池山:浄土真宗大谷派)
このように歩いたルート沿いの神社、お寺を見て
来ましたが、ふと東側を見ると先程の大通りの
向こうに大きなお寺が見えました。
浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
これは見ておこうと思い、そちらに向かおうと
したところ、こんなお店を発見。
「鈴木一心堂」さん。事前のネット検索では
出てこなかったお店でした。
手書き(?)の古い看板。私にとって期待を抱かせる
ような「佇まい」のお店。
小さなお店のため、そんなにたくさんのボールペンは
ありませんでしたが、以下のものを見つけました。
プラチナ「ダブルアクション」 0.7mm(目視) 黒、赤
パイロット「ハイテックポイント 05」 0.5mm 緑
パイロット「ハイテックポイント 極細」 0.5mm 黒
ハイテックポイントの黒は記憶が曖昧だったので
とりあえず追加したものでしたが、ダブりでした。
ハイテックポイントの緑は、黒と同じシリーズでは
ありますが、軸の商品名印字が違っていたため、
そちらを記載しています。
今ではシャープ付きの多機能ペンとして販売されて
いる商品の旧型と思われます。
これは黒・赤2色ボールペン。この "R" マークは
ツイスト式に付けられているようです。
プラスティックの軸。古いため、日焼けなのかとも
思いましたが、アイボリーといって良いですね。
多少の汚れはありますが、余計な装飾が無く、
潔いデザインが良い感じです。
ボールペンのペン先。外からインク色は判別が
できないため、赤は先端が塗装されています。
軸中のツイスト式の仕組みはこんな見た目。
ともに92年製の芯。このため残念ながら、
書けませんでした。赤は外から見てもインクが
劣化している様子でした。
代替芯はあると思いますが、これはれこれで
このまま保管しておこうと思います。
ハイテックポイントの2本。先も書いたように
黒はダブりでした。
上の緑は "05" 表示でボール径を表していますが、
黒は "<極細>" と型番が印字されています。
他の色で保有しているうち青・赤・ピンクは黒と同じ。
もう1本の茶色は商品名だけの印字でした。
古い商品で緑色が見つかると何故かテンションが
上がります。元々好きな色ではありますが黒・赤・青の
次の色として「コンプリート」感があるからかも
しれません。(意味不明でしたら済みません)
少しボケていますが水性ボールペンっぽさを表す
(と思っている)この丸い窓。
他社の水性ボールペンでも、似たようなデザイン
の物がいくつかあります。
金属製クリップにはタテに「PILOT」の文字。
これは「VコーンC」まで引き継がれています。
でも「VコーンC」も廃盤ですね。
ペン先はハイテックたる所以の3点支持方式。
横には「中綿式」水性ボールペンの特徴である
空気穴があります。
書いてみました。インクも問題無し。画像で見える
色より実際はもう少し濃い色です。
なお、この写真を撮ったのは結構前(2015年11月)
でしたが、現在(2016年4月)もインクは大丈夫です。
この報告、あと数回の予定ですが、途中で現時点の
ネタも入れるかもしれません。それでは。
文房具 ブログランキングへ
時間がかかってしまいました。
先の文房具店を出て、今度は南方面に進みます。
ここからは、まさに浅草の中心近くになります。
その浅草の北側を東西に走る「言問通り」を渡り、
「浅草ひさご通り商店街」の中に入りました。
このようにアーケード内は、江戸の下町を
感じさせるような、飾りつけがされており、
伝統工芸を紹介するような展示場もあります。
アーケードの外を見ると、東の方向には
スカイツリーも見えます。
この商店街を抜けた所は、観光地浅草の名所で
ある「花やしき」への入口になります。
"お祭り感" のある「花やしき通り商店街」や、
花やしきのシンボルともいえる観覧車つきの
タワーも見えます。正式名は「Beeタワー」。
Wikipediaによると以前は「人工衛星塔」という
名前だったようです。
ここまで来ると浅草寺はまさに「目と鼻の先」と
なりますが、今回は目的が違うためスルーです。
その目的のため、浅草寺周辺の西を南北に走る
「国際通り」に戻りました。
この周囲は神社やお寺が多数あり、本来なら
全て廻りたいところですが、時刻も午後に
入っている事もあり、一部を除き進むルート沿い
にあるものだけ立ち寄る事にしました。
【感應稲荷神社】
神社のすぐ近くには、秋葉原から茨城のつくば市を
結ぶ「つくばエクスプレス」の浅草駅の入り口が
あります。秋葉原から南千住までは地下を走り、
ちょうどこの「国際通り」の真下を通っています。
なお、略称 "TX" のロゴは、みんな「イヌ」に
見えると思っていましたが、そうではないひとの方が
多いようですね。
「公園六区入口」交差点になります。
近くには浅草演芸ホールもあり、昔からの歓楽街
として知られる地域です。
六区方面に立ち寄ってしまうと、やはり時間を
取られてしまうので、逆の道に進みました。
こんな店名のお店も発見。スナックでしょうか。
東を見ると、スカイツリーがちょうどこの道の
まっすぐ向こうに見えました。
ここからだと約2kmは離れていますが、
望遠にしてみると高さが判りますね。
再び給水。
三ツ矢サイダーのグレープフルーツ味です。
繰り返しになりますが、この報告は去年の
真夏の日中のお話です。その暑さのため、
前の給水からは1時間しか経っていません。
ただ、グレープフルーツ系はその苦味が好き
なので、新商品を見てつい買ってしまった
ような気がしないでもありません。
でも、ピンクグレープフルーツなので、味は
少し甘めだったかも。
【日本基督教団浅草教会】
教会の写真撮るときいつも気になるのは電線。
神社・お寺と違い、ほとんどが外から撮ることに
なるため、電線をいかに避けた角度で撮るかに
苦労します。
目的としていた、この近くの文房具店は和紙関係の
お店だったためスルーしました。
そうしているうちに「合羽橋」周辺に辿り着きました。
厨房用品に関する専門店が軒を並べる街となります。
「かっぱ橋」「合羽橋道具街」とも呼ばれる街ですが、
マスコットは河童。歩道のタイルにもそんな絵が
見られます。
以下は、この近辺のお店のいくつかとなります。
なお、店名等は「かっぱ橋道具街」のホームページ
に記載されたものとなります。
「トータルユニフォームの店 福岡屋本店」さん。
「世界の刃物包丁専門店 ユニオン・コマース」さん。
「料理包丁専門店 つば屋」さん。
これを書いていて、包丁専門店が対面に
ある事に初めて気が付きました。
「世界の珈琲とお茶の専門店 ユニオン」さん。
各店舗の名前は、こんな風にも表示されています。
「看板・ガラスショーケースのショップ
かんばん劇場」さん。
「中華、和洋、輸出 陶磁器専門卸 小松屋」さん。
「食器、テーブルウェアーのキャニオン」さん。
「輸入食器のミノチヤ・キッチンセンター」さん。
実は、この先に "文房具店" キーワードで
検索されたお店があったのですが、伝票類に関する
お店だったためスルーしました。
この周辺では、もう文房具店は他に無いため、
大通りを反対側(西側)に渡り、小さな通りに
入ってみました。
【松源寺】(龍穏山:曹洞宗)
【矢先稲荷神社】
【眞龍寺】(宝池山:浄土真宗大谷派)
このように歩いたルート沿いの神社、お寺を見て
来ましたが、ふと東側を見ると先程の大通りの
向こうに大きなお寺が見えました。
浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
これは見ておこうと思い、そちらに向かおうと
したところ、こんなお店を発見。
「鈴木一心堂」さん。事前のネット検索では
出てこなかったお店でした。
手書き(?)の古い看板。私にとって期待を抱かせる
ような「佇まい」のお店。
小さなお店のため、そんなにたくさんのボールペンは
ありませんでしたが、以下のものを見つけました。
プラチナ「ダブルアクション」 0.7mm(目視) 黒、赤
パイロット「ハイテックポイント 05」 0.5mm 緑
パイロット「ハイテックポイント 極細」 0.5mm 黒
ハイテックポイントの黒は記憶が曖昧だったので
とりあえず追加したものでしたが、ダブりでした。
ハイテックポイントの緑は、黒と同じシリーズでは
ありますが、軸の商品名印字が違っていたため、
そちらを記載しています。
今ではシャープ付きの多機能ペンとして販売されて
いる商品の旧型と思われます。
これは黒・赤2色ボールペン。この "R" マークは
ツイスト式に付けられているようです。
プラスティックの軸。古いため、日焼けなのかとも
思いましたが、アイボリーといって良いですね。
多少の汚れはありますが、余計な装飾が無く、
潔いデザインが良い感じです。
ボールペンのペン先。外からインク色は判別が
できないため、赤は先端が塗装されています。
軸中のツイスト式の仕組みはこんな見た目。
ともに92年製の芯。このため残念ながら、
書けませんでした。赤は外から見てもインクが
劣化している様子でした。
代替芯はあると思いますが、これはれこれで
このまま保管しておこうと思います。
ハイテックポイントの2本。先も書いたように
黒はダブりでした。
上の緑は "05" 表示でボール径を表していますが、
黒は "<極細>" と型番が印字されています。
他の色で保有しているうち青・赤・ピンクは黒と同じ。
もう1本の茶色は商品名だけの印字でした。
古い商品で緑色が見つかると何故かテンションが
上がります。元々好きな色ではありますが黒・赤・青の
次の色として「コンプリート」感があるからかも
しれません。(意味不明でしたら済みません)
少しボケていますが水性ボールペンっぽさを表す
(と思っている)この丸い窓。
他社の水性ボールペンでも、似たようなデザイン
の物がいくつかあります。
金属製クリップにはタテに「PILOT」の文字。
これは「VコーンC」まで引き継がれています。
でも「VコーンC」も廃盤ですね。
ペン先はハイテックたる所以の3点支持方式。
横には「中綿式」水性ボールペンの特徴である
空気穴があります。
書いてみました。インクも問題無し。画像で見える
色より実際はもう少し濃い色です。
なお、この写真を撮ったのは結構前(2015年11月)
でしたが、現在(2016年4月)もインクは大丈夫です。
この報告、あと数回の予定ですが、途中で現時点の
ネタも入れるかもしれません。それでは。
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とりあえず今年の報告も(2016年2月 立川) [買ったボールペンと街歩き]
ずっと昨年の話ではつまらないので、とりあえず今年分も
書いてみようかと。ただし、それも今年の2月末の事で、
まだ寒い時期のお話となります。なお、このためブログの
日付は適当な日付で載せており、情報が最新とは
言い難いのでご了承ください。
2月末に家庭の事情で、いきなり午後から東京郊外の
立川に行くことに。結構どんよりする事情だったのですが、
用事は午後からという事だったので、気を取り直して
「急に休暇が取れることになった」と考えることに。
とはいえ、仕事の諸々を調整するため、いったん出勤し、
そこから移動となりました。
通勤先からは、JR南武線で立川駅に行くことにしました。
一時間近く電車に乗り、東京郊外の多摩地区を北に
向かいます。今年は2月でも比較的暖かめだったためか、
沿線のある駅では近くの桜が咲いていました。
立川駅に到着しました。座ってはいたものの、
一時間近くの電車移動は少し疲れました。
乗ってきた南武線です。この立川駅が終点のため、
行き先は私が乗車した川崎駅行きとなっています。
隣のホームはJR中央線、更に向こうは青梅線の
ホームとなります。貨物列車も停車していますが、
本数が少ないとの事なので、見ることができたのは、
ラッキーだったのかもしれません。
平日の昼前ということで人のいないホームも
見ることができました。
南武線のホームは閑散としていましたが、昼近くと
いうこともあり改札周辺はたくさんの人がいます。
Wikipediaによると一日の乗車人員は約16万人。
「JR東日本管内の駅では有楽町に次いで第15位。」、
「東京都の中でも23区外の駅では最多」で、
JR乗り換え人数はカウント外なので駅利用者は
更に多いとの事。ちなみに私の実家がある八王子の
八王子駅の乗車人員は約半分らしいです。
改札を出ました。南北に街が広く広がっているため、
行き来する人は更に多い感じです。
実は、立川駅に来たのは24年振り。八王子の実家に
住んでいた時は当時の趣味で競馬をやっていたので、
立川のWINSに来ることが多かった覚えがあります。
まずは立川駅南口の様子から。
その24年前の記憶はあいまいですが、南口は
本当に変わった感があります。その昔は自分を
含めて、ギャンブルをしに来る人達の街の
イメージがあり、それなりの雰囲気の街だった
気がします。
ペデストリアンデッキが整備された現在は、
南口の各方面に向かうにもこの通路を渡って
いくようになっています。
その東側(立川高校方面)には後述しますが、
モノレールの駅があります。
ちょうど車両が駅から出てくるところでした。
今度は駅北口の様子です。
左手には伊勢丹があります。昔からあると思って
いたのですが、ちょっと違和感が。
調べてみると昔は北口の右手にあったものが、
2001年に移転したようです。(Wikipediaより)
右手には(過去の私の認識では)メインの通りに
あたる方面となります。こちらもペデストリアン
デッキにて移動するようになってます。
さて、先程から北口の画像で赤い支柱が見え隠れ
していたのですが、これを北口から離れてみると
このようになっています。
更に、別の様々な方向からの画像は以下の通り。
実はすっかり勘違いをしていました。
これ何かのモニュメントと思っていたのですが、
先程調べてみたら、ペデストリアンデッキを
吊るための構造物だそうです。
力強さを感じるのは当たり前ですね。
北口の左手を見てみるとこのようなものが。
立川市のキャラクター「くるりん」です。
そしてその先、伊勢丹の横には、みうひとつの
モノレールの駅があります。
こんな立川駅周辺ですが、まとめた解説を
いつものようにwikipediaから引用します。
(※一部は前記と重複)
「JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、
多摩地区最大の乗車人員数の立川駅と、
多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の
立川北駅・立川南駅があり、400万人の人口を
有する東京三多摩地区の中心都市として、
商業施設やオフィスが集積している。
多摩地域では町田駅・吉祥寺駅・八王子駅と
並び駅前が発展しているが、モノレールと
オフィス街を有する立川駅は近未来都市の
ような様相となっている。」
駅周辺の様子で見たモノレールは、この
「多摩都市モノレール」で、確認したところ
以下のような路線になります。
多摩都市モノレールは、東京都東大和市の
上北台と多摩市の多摩センターを結ぶ、
約16.0kmの跨座式(日本跨座式)モノレール。
東京都、私鉄、その他周辺地域等の出資による
第三セクターが運営するモノレールで、出資者の
うち私鉄各社は「西武」「京王」「小田急」。
これらは東京都の西部を東西に走る鉄道会社で、
これらを南北に繋ぐ役割を担っています。
このモノレールをもう少し見て見ます。
【立川北駅】
ペデストリアンデッキを更に上がったところに
改札があるため、このように広い階段と
長いエスカレーターがあります。
駅舎と、立川の街の上空をくねりながら
南側に向かうレールとなります。
【立川南駅】
こちらは駅改札がデッキと同じ階にあります。
そのため上空のレールは北側よりやや低め。
その分、見た目の迫力はより大きくなります。
それと、この部分はさっき北側で見たレールと
違ってレールが丸見え。
まさに真上をモノレールが走っていきました。
駅舎です。このまま進むと改札にあたります。
運賃は、隣の駅への運賃は100円で、その次以降は
3kmごとに210円から50円刻みになります。
なお立川南と立川北は一駅扱いのため、お互いを
挟んだ次の駅までは100円となります。
立川南駅をレールに沿って離れてみました。
このあたりはレールと周囲のビルが間近な
ところになります。
立川南駅から来たモノレールが目の前で、
建物の間をすり抜けて行きました。
スロット屋の看板の横を進むモノレールは、
近未来都市というより、アニメに出てくる
ファンタジー系の街を思い起こさせます。
先程のモノレールの南側の駅近くに文房具店が
あるため、午後の用事の前に行くことにしました。
駅すぐ横の商業ビル「アレアレア」に入りました。
その3階にはラーメン店が集まっている
「ラーメンスクエア」があります。
公式ページから説明を引用。
「ラーメンスクエアは、ニューヨークをイメージした
テーマパーク型の空間に味にこだわる7店が集結した
ラーメンの殿堂です。ラーメンスクエアに一歩足を
踏み込めば、まるでマンハッタンのラーメン店を
訪れているような雰囲気を味わえます。そこで皆様を
お待ちしているのは、ラーメンの匠が技を競う
オリジナルメニューの数々。」
その「マンハッタン」の真ん中にはステージがあり、
ローカルアイドルのライブをやっているみたいです。
文房具店はその上階にあります。
「オリオン書房」さんです。右手は書店で、
左手に文房具が置かれていました。
こちらでは、本来の用事のためメモ帳を買うとともに
以下のボールペンを購入。
ぺんてる「ハイパーG」 0.5mm 赤
ノック式のゲルインクボールペン。現行品ですが、
置いてある店を探すそうとすると、それはそれで
難しい印象があり、この機会に購入しました。
クリップの商品名。古い商品でもないのに
なぜかクラシカルな商品ロゴ。ぺんてるには
油性ボールペンで「ハイパーB」というのが
ありますが、そちらのロゴはカッコイイ系でした。
ハイパーGの特長はなんといっても、この軸の
デザイン。ノック部分のこのカッティングなど、
どの角度から撮ればいいのか迷うくらいです。
ノックボタンも単純な円柱ではなく、上部で八角形に
面取りが施されています。
クリップの横には、ダイヤ型の窪み加工があります。
機能的な意味は不明。デザインの一環と思われます。
この窪みを撮るために、詳しく見ていてあることに
気が付きました。
この画像では、よく見えませんが、プラ軸の内側にも
加工がしてあり、光にかざすとその加工面により光が
屈折している事がわかります。
ペン先の方は更に複雑な加工が施されています。
まずは一番知られているペン先金具の突起(?)。
特に、この赤インクの場合、各部分の模様とも
あいまってウルトラセブンのアイスラッガーを
思い起こします。「上」「超越」「向こう側」等を
表す接頭辞のハイパーは、似た意味の接頭辞である
「ウルトラ」にも通じます。
このボールペンの開発において、ウルトラセブンを
連想しなかったということは無いと思うのですが、
妄想でしょうか。
グリップの形状も独特。前記の突起に向かって
集っていくように斜めにカットが入っています。
右利きの場合、グリップから見て突起の右側に
人差し指が来て、親指・薬指でグリップを掴むことを
想定しているようです。
ペン先金具の周囲を一回りした画像4枚です。
この突起の逆側の窪みも独特のカッティング。
言葉では説明できない形状のため、一回りさせて
みました。ペン先ギリギリを掴んで書くタイプの
人のためでしょうか。
ペン先を出してみるとみんな見た目。より戦闘的な
印象になります。
分解してみました。芯にはパイプの内部に樹脂製の
栓のようなものが嵌められています。
拡大画像が無いのですが、芯は2013年7月22日製の
ようです。日まで入っている芯は初めて見たかも。
芯を抜いてみると、先に書いた軸内部の加工が、
多少わかり易くなります。
ペン先金具を戻そうとして気が付きました。
やっぱり特撮系の何かに似ています。
この「刺さる」感じが「ガメラ3」のイリスを
連想させるようです。
興味のある方は画像検索してみてください。
書いてみました。0.5mmということもあり、
くっきりした文字を書くことができます。
スラスラ、ヌラヌラ、という感じではなく、
カリカリした書き心地ですが、良い意味で
意図通りの字を書くことができる印象。
是非、他の色やクリップのロゴの配色が異なる
0.7mmも揃えたくなりました。
また、軸デザインがほぼ同じで軸色が美しい
「きらり」も買ってみようかなと思いました。
その後、本来の用事のため「立川南駅」から
モノレールに乗り移動しました。
改札を入ったところにある路線図となります。
各駅にはステーションシンボルという色と模様の
組み合わせによるマークが割り当てられており、
北寄りの駅はそのマーク内の緑色が多く、
南寄りの駅は橙色が多くなる、という仕組みに
なっています。
駅ホームです。この時間帯は10分間隔で運行
のため、北行きの車両はすぐ来ました。
モノレールに乗るのは半年振り。
なお、その半年前のブログ報告はまだ出来て
いません。本当は今回、何々と比べて、
と書きたかったのですが・・・
ちなみに多摩モノレールは2回目。前回は葬儀の
ためだったと思います。どうも良くないことが
起きたときに乗っているようです。
車両に乗り込み、中から立川の街を見てみると
以下のような風景でした。
ペデストリアンデッキより更に上から一番下の
自動車道を見ると結構な高さになりますね。
操作台とその先の窓から見たところです。
更にその先を望遠にしてみると、道路脇の並木を
下に見る事ができます。空を飛んでいるような
感覚になりますね。
こんな感じで元々の用事を済ませるべく、
移動しました。
夕方近くに用事が終わり、再びモノレールで
立川市街に戻ってきました。
行きと同じく「立川南駅」で下車。
ホーム・駅側面の駅名表示枠の右下が微妙に
色が違うことがわかると思います。
先程のステーションシンボルによる表示ですね。
この先でデッキを降りて、そのまま南側にある
文房具店に向かいました。
カメラの調子が悪く、夕方で少し暗くなっていた
こともあり、少しボケた画像になっていますが、
文房具店に向かう途中の街の様子となります。
駅周辺とは異なり、少し落ち着いた感じの
通りですが、色々なお店が並びます。
このような、お肉屋さん?惣菜屋さん?もありました。
そこから少し歩くと、その先の商店街の入口近くに
ある目的のお店に到着しました。「正盛堂」さんです。
結構広め、かつ明るめのお店。そのため、あまり
古いものは無いかなあ、と思っていたら、良い意味で
予想外の結果が以下のボールペン達となります。
パイロット「エコメイト ノック式」 0.7mm 赤
ユニ「SD-301」 0.7mm 黒
トンボ ノック式ボールペン(名称不明) 0.7mm 黒
ビック「round stic」 0.7mm(目視) 黒
コクヨ「SEPTY campus」0.5mm(目視) 黒
「エコメイト」はパイロットのエコ対応商品。
これまでも何本か買っており、このブログでも
報告した事があります。
元々あるパイロットの商品を再生樹脂の素材で
製造しているものとなりますが、クリップの形状や
握り部分の溝の入り方から見て「スーパーノック」が
元と思われます。
唯一の違いがこの軸。見た目は、白地に混ぜ物が
されているような感じ。再生樹脂らしさを表す(?)
ためのものでしょうか。
分解してみました。元が「スーパーノック」なので、
造りはとてもシンプルです。
芯は2001年8月製。
軸自体は汚れ、日焼け等が無く、比較的新しい
商品に見えたのでちょっと意外でした。
書いてみました。旧油性なので粘りは感じますが、
特にインクの出には問題ありません。
インク色は明るめといってよい色です。
他の「エコメイト」を上に2本、一番下に元商品の
「スーパーノック」を並べてみました。
上2本の「エコメイト」の元商品は「スーパーグリップ」
「スーパーP」となります。 "スーパー" シリーズには
それぞれエコ対応商品があるということですね。
次はユニというより「三菱鉛筆」の古いノック式の
ボールペン。このタイプは普段買わないのですが、
オレンジ色のシンプルな軸に惹かれて購入。
まさに「金具」という感じのクリップ。
枻出版社の「STATIONARY magazine」の
No.008「文房具大図鑑」によると、軸に対する
固定の形式は "バンドタイプ" 、クリップ先端は
"カール" と呼ばれる加工のようです。
その先に小さく三菱のマークが入っています。
本当に小さくて "キズ" かと思うくらいですね。
オレンジ色の軸はプラスティック製。
この通りストレートの丸軸。
文字はこの型番と値段(?)のみ。
でもこの型番では、このボールペンの
情報が全く出てきませんね。
グリップは三方が平面になっており、
自然にしっかり握ることができます。
ペン先を出したところです。写真を撮るのを
忘れたのですが、ノックボタンの先にはグレーの
ゴムが付いています。商品名の文字とグリップも
グレーで統一されており、オレンジ色の軸、金具の
シルバーとの組み合わせが、オレンジ色なのに
大人っぽい感じがします。
分解してみました。グリップも外れるタイプ。
今のボールペンでは、グリップが外れるものは
ほとんど無いような気がします。
芯は93年12月製。かなり古いものですね。
書いてみました。残念ながらあまりインクが
出なくなっています。
でも、先程書いてみたらインクが出るようになって
いました。油性インクはちょっと気まぐれなところが
ありますね。
こちらも紹介しにくいボールペンですね。商品名の
印字等が軸・クリップにありません。
そのため軸をぐるりと回した画像でまず見た目を。
軸の側面にはペン先を戻すためのボタンが付いて
います。ユニのBOXYと同じタイプです。
ノックボタンに貼られた商品シールが、この商品の
唯一の情報です。これが無ければトンボ製品である
こともわかりませんでした。
軸デザイン自体はシンプルで良い感じ。
黒字に赤い線に見えますが、赤いプラ軸の表面に
黒い塗装が施されています。表面はマットな見た目。
また、この塗装が滑り止めになっています。
ばらしてみました。軸とノック部は一体、それ以外は
見た目どおり。ちょっと芯が短いですね。
その芯は2002年3月製・・・
よく見ると「ZEBRA SK-0.7芯」とあります。
いったいどういうことでしょうか。
書いてみました。まあ普通に書けますね。
少し重い感じかもしれません。
思い出しました。八王子でボールペンを買った時に
同様のボールペンがあった事を。
その時はパイロットのボールペンにゼブラの芯が
入っていました。
そこで並べたのがこの画像。そちらもプラ軸の
100円ボールペン。芯は「K-0.7芯」でした。
こちらはビックのキャップ式ボールペン。
「round stic」は別のタイプ(カラーインク)のものを
購入したことがありますが、こちらはちょっと違う種類。
「USA」とありますが、アメリカ製なのでしょうか。
名前の通り見た目は丸い棒ですね。
キャップを外すとこんな感じ。
ビックのこのタイプは、芯は軸にはめ込むように
なっています。そのための芯周りの部品は芯先に
あわせて黄土色なのかと。
よく見るとこの黄土色の部品と、さらにその周りの
黒い部品にはともに「BIC」の文字が入っています。
今気が付いたため拡大画像はありませんが、黄土色
部品では浮き出るような加工、黒い部品は凹んだ形
の加工がされています。
このキャップにも「BIC」のロゴが入っています。
「もしや」と思って軸の尾栓(黒いプラ製)を見ると
「BIC」文字が「USA」と共に細かく入っています。
アメリカ式の部品管理のためかもしれませんね。
そうして見ると、この軸は商品名の印字により、商品
固有の部品という事を表しているのかもしれません。
書くための準備を。芯を無理に軸から外して
何かあると嫌なのでボール径は目視ですが、
「fine」ともあるので0.7mmですね。
書いてみました。かなりかすれています。
でも上と同様に、今は普通にインクが出ました。
写真撮った時期が寒かったせいでしょうか。
前に買ったカラーインクのボールペンと
並べてみました。商品名は違いますが、
キャップ・軸の形状は同じといってよいかと。
加工用の金型は使いまわしという事ですね。
最後はコクヨのボールペン。
こちらも、この商品名・型番ではネット上の
情報が出てこないようです。
ノートで知られる「Campus」ブランド。
この前、昨年の購入報告にもありましたね。
黒軸にパールホワイトの部品でアクセントの付いた
デザイン。キャップの形状、そのキャップを後部に
嵌めた時の見た目。女性向けと思われます。
分解はあまりできないようになっています。
芯入れ替えもしない前提の商品のようです。
このため、ペン先はこれも目視です。
ボール径は0.5mmと思われます。
書いてみました。濃い黒のインク色、結構細かい字で
書くことができます。
書いてみて、初めてこのボールペンがゲルインクで
あることに気が付きました。
今年分を書くために、昨年分がまた滞ってしまいましたが、
対応策をあらためて検討中です。
次回は昨年の台東区の続きの予定です。それでは。
文房具 ブログランキングへ
書いてみようかと。ただし、それも今年の2月末の事で、
まだ寒い時期のお話となります。なお、このためブログの
日付は適当な日付で載せており、情報が最新とは
言い難いのでご了承ください。
2月末に家庭の事情で、いきなり午後から東京郊外の
立川に行くことに。結構どんよりする事情だったのですが、
用事は午後からという事だったので、気を取り直して
「急に休暇が取れることになった」と考えることに。
とはいえ、仕事の諸々を調整するため、いったん出勤し、
そこから移動となりました。
通勤先からは、JR南武線で立川駅に行くことにしました。
一時間近く電車に乗り、東京郊外の多摩地区を北に
向かいます。今年は2月でも比較的暖かめだったためか、
沿線のある駅では近くの桜が咲いていました。
立川駅に到着しました。座ってはいたものの、
一時間近くの電車移動は少し疲れました。
乗ってきた南武線です。この立川駅が終点のため、
行き先は私が乗車した川崎駅行きとなっています。
隣のホームはJR中央線、更に向こうは青梅線の
ホームとなります。貨物列車も停車していますが、
本数が少ないとの事なので、見ることができたのは、
ラッキーだったのかもしれません。
平日の昼前ということで人のいないホームも
見ることができました。
南武線のホームは閑散としていましたが、昼近くと
いうこともあり改札周辺はたくさんの人がいます。
Wikipediaによると一日の乗車人員は約16万人。
「JR東日本管内の駅では有楽町に次いで第15位。」、
「東京都の中でも23区外の駅では最多」で、
JR乗り換え人数はカウント外なので駅利用者は
更に多いとの事。ちなみに私の実家がある八王子の
八王子駅の乗車人員は約半分らしいです。
改札を出ました。南北に街が広く広がっているため、
行き来する人は更に多い感じです。
実は、立川駅に来たのは24年振り。八王子の実家に
住んでいた時は当時の趣味で競馬をやっていたので、
立川のWINSに来ることが多かった覚えがあります。
まずは立川駅南口の様子から。
その24年前の記憶はあいまいですが、南口は
本当に変わった感があります。その昔は自分を
含めて、ギャンブルをしに来る人達の街の
イメージがあり、それなりの雰囲気の街だった
気がします。
ペデストリアンデッキが整備された現在は、
南口の各方面に向かうにもこの通路を渡って
いくようになっています。
その東側(立川高校方面)には後述しますが、
モノレールの駅があります。
ちょうど車両が駅から出てくるところでした。
今度は駅北口の様子です。
左手には伊勢丹があります。昔からあると思って
いたのですが、ちょっと違和感が。
調べてみると昔は北口の右手にあったものが、
2001年に移転したようです。(Wikipediaより)
右手には(過去の私の認識では)メインの通りに
あたる方面となります。こちらもペデストリアン
デッキにて移動するようになってます。
さて、先程から北口の画像で赤い支柱が見え隠れ
していたのですが、これを北口から離れてみると
このようになっています。
更に、別の様々な方向からの画像は以下の通り。
実はすっかり勘違いをしていました。
これ何かのモニュメントと思っていたのですが、
先程調べてみたら、ペデストリアンデッキを
吊るための構造物だそうです。
力強さを感じるのは当たり前ですね。
北口の左手を見てみるとこのようなものが。
立川市のキャラクター「くるりん」です。
そしてその先、伊勢丹の横には、みうひとつの
モノレールの駅があります。
こんな立川駅周辺ですが、まとめた解説を
いつものようにwikipediaから引用します。
(※一部は前記と重複)
「JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、
多摩地区最大の乗車人員数の立川駅と、
多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の
立川北駅・立川南駅があり、400万人の人口を
有する東京三多摩地区の中心都市として、
商業施設やオフィスが集積している。
多摩地域では町田駅・吉祥寺駅・八王子駅と
並び駅前が発展しているが、モノレールと
オフィス街を有する立川駅は近未来都市の
ような様相となっている。」
駅周辺の様子で見たモノレールは、この
「多摩都市モノレール」で、確認したところ
以下のような路線になります。
多摩都市モノレールは、東京都東大和市の
上北台と多摩市の多摩センターを結ぶ、
約16.0kmの跨座式(日本跨座式)モノレール。
東京都、私鉄、その他周辺地域等の出資による
第三セクターが運営するモノレールで、出資者の
うち私鉄各社は「西武」「京王」「小田急」。
これらは東京都の西部を東西に走る鉄道会社で、
これらを南北に繋ぐ役割を担っています。
このモノレールをもう少し見て見ます。
【立川北駅】
ペデストリアンデッキを更に上がったところに
改札があるため、このように広い階段と
長いエスカレーターがあります。
駅舎と、立川の街の上空をくねりながら
南側に向かうレールとなります。
【立川南駅】
こちらは駅改札がデッキと同じ階にあります。
そのため上空のレールは北側よりやや低め。
その分、見た目の迫力はより大きくなります。
それと、この部分はさっき北側で見たレールと
違ってレールが丸見え。
まさに真上をモノレールが走っていきました。
駅舎です。このまま進むと改札にあたります。
運賃は、隣の駅への運賃は100円で、その次以降は
3kmごとに210円から50円刻みになります。
なお立川南と立川北は一駅扱いのため、お互いを
挟んだ次の駅までは100円となります。
立川南駅をレールに沿って離れてみました。
このあたりはレールと周囲のビルが間近な
ところになります。
立川南駅から来たモノレールが目の前で、
建物の間をすり抜けて行きました。
スロット屋の看板の横を進むモノレールは、
近未来都市というより、アニメに出てくる
ファンタジー系の街を思い起こさせます。
先程のモノレールの南側の駅近くに文房具店が
あるため、午後の用事の前に行くことにしました。
駅すぐ横の商業ビル「アレアレア」に入りました。
その3階にはラーメン店が集まっている
「ラーメンスクエア」があります。
公式ページから説明を引用。
「ラーメンスクエアは、ニューヨークをイメージした
テーマパーク型の空間に味にこだわる7店が集結した
ラーメンの殿堂です。ラーメンスクエアに一歩足を
踏み込めば、まるでマンハッタンのラーメン店を
訪れているような雰囲気を味わえます。そこで皆様を
お待ちしているのは、ラーメンの匠が技を競う
オリジナルメニューの数々。」
その「マンハッタン」の真ん中にはステージがあり、
ローカルアイドルのライブをやっているみたいです。
文房具店はその上階にあります。
「オリオン書房」さんです。右手は書店で、
左手に文房具が置かれていました。
こちらでは、本来の用事のためメモ帳を買うとともに
以下のボールペンを購入。
ぺんてる「ハイパーG」 0.5mm 赤
ノック式のゲルインクボールペン。現行品ですが、
置いてある店を探すそうとすると、それはそれで
難しい印象があり、この機会に購入しました。
クリップの商品名。古い商品でもないのに
なぜかクラシカルな商品ロゴ。ぺんてるには
油性ボールペンで「ハイパーB」というのが
ありますが、そちらのロゴはカッコイイ系でした。
ハイパーGの特長はなんといっても、この軸の
デザイン。ノック部分のこのカッティングなど、
どの角度から撮ればいいのか迷うくらいです。
ノックボタンも単純な円柱ではなく、上部で八角形に
面取りが施されています。
クリップの横には、ダイヤ型の窪み加工があります。
機能的な意味は不明。デザインの一環と思われます。
この窪みを撮るために、詳しく見ていてあることに
気が付きました。
この画像では、よく見えませんが、プラ軸の内側にも
加工がしてあり、光にかざすとその加工面により光が
屈折している事がわかります。
ペン先の方は更に複雑な加工が施されています。
まずは一番知られているペン先金具の突起(?)。
特に、この赤インクの場合、各部分の模様とも
あいまってウルトラセブンのアイスラッガーを
思い起こします。「上」「超越」「向こう側」等を
表す接頭辞のハイパーは、似た意味の接頭辞である
「ウルトラ」にも通じます。
このボールペンの開発において、ウルトラセブンを
連想しなかったということは無いと思うのですが、
妄想でしょうか。
グリップの形状も独特。前記の突起に向かって
集っていくように斜めにカットが入っています。
右利きの場合、グリップから見て突起の右側に
人差し指が来て、親指・薬指でグリップを掴むことを
想定しているようです。
ペン先金具の周囲を一回りした画像4枚です。
この突起の逆側の窪みも独特のカッティング。
言葉では説明できない形状のため、一回りさせて
みました。ペン先ギリギリを掴んで書くタイプの
人のためでしょうか。
ペン先を出してみるとみんな見た目。より戦闘的な
印象になります。
分解してみました。芯にはパイプの内部に樹脂製の
栓のようなものが嵌められています。
拡大画像が無いのですが、芯は2013年7月22日製の
ようです。日まで入っている芯は初めて見たかも。
芯を抜いてみると、先に書いた軸内部の加工が、
多少わかり易くなります。
ペン先金具を戻そうとして気が付きました。
やっぱり特撮系の何かに似ています。
この「刺さる」感じが「ガメラ3」のイリスを
連想させるようです。
興味のある方は画像検索してみてください。
書いてみました。0.5mmということもあり、
くっきりした文字を書くことができます。
スラスラ、ヌラヌラ、という感じではなく、
カリカリした書き心地ですが、良い意味で
意図通りの字を書くことができる印象。
是非、他の色やクリップのロゴの配色が異なる
0.7mmも揃えたくなりました。
また、軸デザインがほぼ同じで軸色が美しい
「きらり」も買ってみようかなと思いました。
その後、本来の用事のため「立川南駅」から
モノレールに乗り移動しました。
改札を入ったところにある路線図となります。
各駅にはステーションシンボルという色と模様の
組み合わせによるマークが割り当てられており、
北寄りの駅はそのマーク内の緑色が多く、
南寄りの駅は橙色が多くなる、という仕組みに
なっています。
駅ホームです。この時間帯は10分間隔で運行
のため、北行きの車両はすぐ来ました。
モノレールに乗るのは半年振り。
なお、その半年前のブログ報告はまだ出来て
いません。本当は今回、何々と比べて、
と書きたかったのですが・・・
ちなみに多摩モノレールは2回目。前回は葬儀の
ためだったと思います。どうも良くないことが
起きたときに乗っているようです。
車両に乗り込み、中から立川の街を見てみると
以下のような風景でした。
ペデストリアンデッキより更に上から一番下の
自動車道を見ると結構な高さになりますね。
操作台とその先の窓から見たところです。
更にその先を望遠にしてみると、道路脇の並木を
下に見る事ができます。空を飛んでいるような
感覚になりますね。
こんな感じで元々の用事を済ませるべく、
移動しました。
夕方近くに用事が終わり、再びモノレールで
立川市街に戻ってきました。
行きと同じく「立川南駅」で下車。
ホーム・駅側面の駅名表示枠の右下が微妙に
色が違うことがわかると思います。
先程のステーションシンボルによる表示ですね。
この先でデッキを降りて、そのまま南側にある
文房具店に向かいました。
カメラの調子が悪く、夕方で少し暗くなっていた
こともあり、少しボケた画像になっていますが、
文房具店に向かう途中の街の様子となります。
駅周辺とは異なり、少し落ち着いた感じの
通りですが、色々なお店が並びます。
このような、お肉屋さん?惣菜屋さん?もありました。
そこから少し歩くと、その先の商店街の入口近くに
ある目的のお店に到着しました。「正盛堂」さんです。
結構広め、かつ明るめのお店。そのため、あまり
古いものは無いかなあ、と思っていたら、良い意味で
予想外の結果が以下のボールペン達となります。
パイロット「エコメイト ノック式」 0.7mm 赤
ユニ「SD-301」 0.7mm 黒
トンボ ノック式ボールペン(名称不明) 0.7mm 黒
ビック「round stic」 0.7mm(目視) 黒
コクヨ「SEPTY campus」0.5mm(目視) 黒
「エコメイト」はパイロットのエコ対応商品。
これまでも何本か買っており、このブログでも
報告した事があります。
元々あるパイロットの商品を再生樹脂の素材で
製造しているものとなりますが、クリップの形状や
握り部分の溝の入り方から見て「スーパーノック」が
元と思われます。
唯一の違いがこの軸。見た目は、白地に混ぜ物が
されているような感じ。再生樹脂らしさを表す(?)
ためのものでしょうか。
分解してみました。元が「スーパーノック」なので、
造りはとてもシンプルです。
芯は2001年8月製。
軸自体は汚れ、日焼け等が無く、比較的新しい
商品に見えたのでちょっと意外でした。
書いてみました。旧油性なので粘りは感じますが、
特にインクの出には問題ありません。
インク色は明るめといってよい色です。
他の「エコメイト」を上に2本、一番下に元商品の
「スーパーノック」を並べてみました。
上2本の「エコメイト」の元商品は「スーパーグリップ」
「スーパーP」となります。 "スーパー" シリーズには
それぞれエコ対応商品があるということですね。
次はユニというより「三菱鉛筆」の古いノック式の
ボールペン。このタイプは普段買わないのですが、
オレンジ色のシンプルな軸に惹かれて購入。
まさに「金具」という感じのクリップ。
枻出版社の「STATIONARY magazine」の
No.008「文房具大図鑑」によると、軸に対する
固定の形式は "バンドタイプ" 、クリップ先端は
"カール" と呼ばれる加工のようです。
その先に小さく三菱のマークが入っています。
本当に小さくて "キズ" かと思うくらいですね。
オレンジ色の軸はプラスティック製。
この通りストレートの丸軸。
文字はこの型番と値段(?)のみ。
でもこの型番では、このボールペンの
情報が全く出てきませんね。
グリップは三方が平面になっており、
自然にしっかり握ることができます。
ペン先を出したところです。写真を撮るのを
忘れたのですが、ノックボタンの先にはグレーの
ゴムが付いています。商品名の文字とグリップも
グレーで統一されており、オレンジ色の軸、金具の
シルバーとの組み合わせが、オレンジ色なのに
大人っぽい感じがします。
分解してみました。グリップも外れるタイプ。
今のボールペンでは、グリップが外れるものは
ほとんど無いような気がします。
芯は93年12月製。かなり古いものですね。
書いてみました。残念ながらあまりインクが
出なくなっています。
でも、先程書いてみたらインクが出るようになって
いました。油性インクはちょっと気まぐれなところが
ありますね。
こちらも紹介しにくいボールペンですね。商品名の
印字等が軸・クリップにありません。
そのため軸をぐるりと回した画像でまず見た目を。
軸の側面にはペン先を戻すためのボタンが付いて
います。ユニのBOXYと同じタイプです。
ノックボタンに貼られた商品シールが、この商品の
唯一の情報です。これが無ければトンボ製品である
こともわかりませんでした。
軸デザイン自体はシンプルで良い感じ。
黒字に赤い線に見えますが、赤いプラ軸の表面に
黒い塗装が施されています。表面はマットな見た目。
また、この塗装が滑り止めになっています。
ばらしてみました。軸とノック部は一体、それ以外は
見た目どおり。ちょっと芯が短いですね。
その芯は2002年3月製・・・
よく見ると「ZEBRA SK-0.7芯」とあります。
いったいどういうことでしょうか。
書いてみました。まあ普通に書けますね。
少し重い感じかもしれません。
思い出しました。八王子でボールペンを買った時に
同様のボールペンがあった事を。
その時はパイロットのボールペンにゼブラの芯が
入っていました。
そこで並べたのがこの画像。そちらもプラ軸の
100円ボールペン。芯は「K-0.7芯」でした。
こちらはビックのキャップ式ボールペン。
「round stic」は別のタイプ(カラーインク)のものを
購入したことがありますが、こちらはちょっと違う種類。
「USA」とありますが、アメリカ製なのでしょうか。
名前の通り見た目は丸い棒ですね。
キャップを外すとこんな感じ。
ビックのこのタイプは、芯は軸にはめ込むように
なっています。そのための芯周りの部品は芯先に
あわせて黄土色なのかと。
よく見るとこの黄土色の部品と、さらにその周りの
黒い部品にはともに「BIC」の文字が入っています。
今気が付いたため拡大画像はありませんが、黄土色
部品では浮き出るような加工、黒い部品は凹んだ形
の加工がされています。
このキャップにも「BIC」のロゴが入っています。
「もしや」と思って軸の尾栓(黒いプラ製)を見ると
「BIC」文字が「USA」と共に細かく入っています。
アメリカ式の部品管理のためかもしれませんね。
そうして見ると、この軸は商品名の印字により、商品
固有の部品という事を表しているのかもしれません。
書くための準備を。芯を無理に軸から外して
何かあると嫌なのでボール径は目視ですが、
「fine」ともあるので0.7mmですね。
書いてみました。かなりかすれています。
でも上と同様に、今は普通にインクが出ました。
写真撮った時期が寒かったせいでしょうか。
前に買ったカラーインクのボールペンと
並べてみました。商品名は違いますが、
キャップ・軸の形状は同じといってよいかと。
加工用の金型は使いまわしという事ですね。
最後はコクヨのボールペン。
こちらも、この商品名・型番ではネット上の
情報が出てこないようです。
ノートで知られる「Campus」ブランド。
この前、昨年の購入報告にもありましたね。
黒軸にパールホワイトの部品でアクセントの付いた
デザイン。キャップの形状、そのキャップを後部に
嵌めた時の見た目。女性向けと思われます。
分解はあまりできないようになっています。
芯入れ替えもしない前提の商品のようです。
このため、ペン先はこれも目視です。
ボール径は0.5mmと思われます。
書いてみました。濃い黒のインク色、結構細かい字で
書くことができます。
書いてみて、初めてこのボールペンがゲルインクで
あることに気が付きました。
今年分を書くために、昨年分がまた滞ってしまいましたが、
対応策をあらためて検討中です。
次回は昨年の台東区の続きの予定です。それでは。
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東京都台東区を歩く(7回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前々回の続きになります。
前回書いたようにGoogleマップが行った当時と
検索結果が違うため、これを書くときの確認に
時間がかかっています。
まあ、そもそも去年の夏の事を書いているのが
原因でもある訳ですが。
前のお店を出て「千束通り商店街」に戻りました。
昼休みが終わり午後の開店をした次の文房具店に
到着しました。「事務用品 日本屋」さんです。
しっかりした店構えという印象。記憶があいまいなのですが、
店内はゆったりとして整理された感じだった気がします。
それほど古いボールペンは無かったため、以下を購入。
パイロット「ハイテックC グリップ」 0.5mm ブラック
セブラ「ジムニー」 0.7mm 黒
ラバーグリップ付きのハイテックC。
まだ現行品ですね。3色のうち、いつも通り
最後に黒を買ったことになります。
現行品ですが、店頭ではあまり見ない商品なので、
他に目ぼしいものが無い時としては、ちょうど良い
タイミングで購入する事ができました。
型番「LHG-20C5-B」。
水性またはゲル、商品固有の記号、200円、
ペン先がこのタイプ(3点支持方式のニードル
ポイント)の0.5mm、黒インクという意味ですね。
ペン先部分。グリップは先半分だけに溝があり、
そこまでキャップが嵌るようになっています。
グリップの後半分はラバーが平面。その部分は
キャップを嵌めるために、軸がわずかに太くなって
います。このため、指の腹では平面のラバーを
ぴったり掴み、指先でラバーの溝により、ペン先の
コントロールをするようになっています。
さすが「グリップ」を売りにしているだけあって、
使いやすくなっていますね。
書いてみました。細いペン先から書かれる文字は
しっかり黒く、インクフローもとても良い感じ。
インクの載り方は、ファイバーチップのカラーペンに
近い感じですね。
3色並べてみました。
ハイテックCのシリーズとしては、見た目もそれほど
派手ではないような気がします。これも実用品として
使ってもらうための配慮かもしれません。
セブラの「ジムニー」。”事務にいい”という意味で
名前が付けられたという話が事実か不明だったの
ですが、YouTubeに1994年のCM動画がアップされて
おり、そこで「事務にイイから」とありました。
これまで「ジムニー」から派生したボールペンを
いくつも購入してきましたが、今回は本家本元の
黒インクを買うことができました。
型番「RB-100」。現在、ゼブラのキャップ式
油性ボールぺンの型番は "B" で始まるので、
この型番は古いタイプと思われます。手元にある
同社同タイプのボールペン34本のうち、 "RB" で
始まるのはこのジムニーとその太字タイプのみ。
(※他に "R" で始まるのはラバー80シリーズのみ)
型番見直しの端境期に発売されたと思われますが、
"RB" の次の "100" は、昔ながらのキャップ式
事務用ボールペンから、違うものを作ろうとした
意気込みのようなものを感じます。
この半透明のラバーグリップは、先のCM動画でも
「にぎって にぎって」という歌が流されており、
強調されている特長です。
分解してみました。芯は2000年2月製造。
全体的に透明感のある軸。先の動画でもキャップの
クリアなところが表現されていました。1995年の
グッドデザイン賞商品デザイン部門を受賞している
ようですね。
そのフォルムは、ジェルインクボールペンの
ハイパージェルにも引き継がれています。
書いてみました。製造から約15年経過している
芯ですが、旧油性インクの重たさはあるものの、
軽い筆圧でもかすれるような事はありません。
また、筆圧が軽く感じるのは、発売当時で特長とされ、
CM動画でも強調されている、このグリップのおかげ。
先に買っていた太字、ソフトインクのライト、
エコ対応商品のケア等と並べてみました。
あと何本か探す必要があるみたいですね。
このシリーズ、文房具店としてはあと4軒となりますが、
場所柄から周辺散策も書き込みたくなってしまうので、
もうちょっと続く予定です。それでは。
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前回書いたようにGoogleマップが行った当時と
検索結果が違うため、これを書くときの確認に
時間がかかっています。
まあ、そもそも去年の夏の事を書いているのが
原因でもある訳ですが。
前のお店を出て「千束通り商店街」に戻りました。
昼休みが終わり午後の開店をした次の文房具店に
到着しました。「事務用品 日本屋」さんです。
しっかりした店構えという印象。記憶があいまいなのですが、
店内はゆったりとして整理された感じだった気がします。
それほど古いボールペンは無かったため、以下を購入。
パイロット「ハイテックC グリップ」 0.5mm ブラック
セブラ「ジムニー」 0.7mm 黒
ラバーグリップ付きのハイテックC。
まだ現行品ですね。3色のうち、いつも通り
最後に黒を買ったことになります。
現行品ですが、店頭ではあまり見ない商品なので、
他に目ぼしいものが無い時としては、ちょうど良い
タイミングで購入する事ができました。
型番「LHG-20C5-B」。
水性またはゲル、商品固有の記号、200円、
ペン先がこのタイプ(3点支持方式のニードル
ポイント)の0.5mm、黒インクという意味ですね。
ペン先部分。グリップは先半分だけに溝があり、
そこまでキャップが嵌るようになっています。
グリップの後半分はラバーが平面。その部分は
キャップを嵌めるために、軸がわずかに太くなって
います。このため、指の腹では平面のラバーを
ぴったり掴み、指先でラバーの溝により、ペン先の
コントロールをするようになっています。
さすが「グリップ」を売りにしているだけあって、
使いやすくなっていますね。
書いてみました。細いペン先から書かれる文字は
しっかり黒く、インクフローもとても良い感じ。
インクの載り方は、ファイバーチップのカラーペンに
近い感じですね。
3色並べてみました。
ハイテックCのシリーズとしては、見た目もそれほど
派手ではないような気がします。これも実用品として
使ってもらうための配慮かもしれません。
セブラの「ジムニー」。”事務にいい”という意味で
名前が付けられたという話が事実か不明だったの
ですが、YouTubeに1994年のCM動画がアップされて
おり、そこで「事務にイイから」とありました。
これまで「ジムニー」から派生したボールペンを
いくつも購入してきましたが、今回は本家本元の
黒インクを買うことができました。
型番「RB-100」。現在、ゼブラのキャップ式
油性ボールぺンの型番は "B" で始まるので、
この型番は古いタイプと思われます。手元にある
同社同タイプのボールペン34本のうち、 "RB" で
始まるのはこのジムニーとその太字タイプのみ。
(※他に "R" で始まるのはラバー80シリーズのみ)
型番見直しの端境期に発売されたと思われますが、
"RB" の次の "100" は、昔ながらのキャップ式
事務用ボールペンから、違うものを作ろうとした
意気込みのようなものを感じます。
この半透明のラバーグリップは、先のCM動画でも
「にぎって にぎって」という歌が流されており、
強調されている特長です。
分解してみました。芯は2000年2月製造。
全体的に透明感のある軸。先の動画でもキャップの
クリアなところが表現されていました。1995年の
グッドデザイン賞商品デザイン部門を受賞している
ようですね。
そのフォルムは、ジェルインクボールペンの
ハイパージェルにも引き継がれています。
書いてみました。製造から約15年経過している
芯ですが、旧油性インクの重たさはあるものの、
軽い筆圧でもかすれるような事はありません。
また、筆圧が軽く感じるのは、発売当時で特長とされ、
CM動画でも強調されている、このグリップのおかげ。
先に買っていた太字、ソフトインクのライト、
エコ対応商品のケア等と並べてみました。
あと何本か探す必要があるみたいですね。
このシリーズ、文房具店としてはあと4軒となりますが、
場所柄から周辺散策も書き込みたくなってしまうので、
もうちょっと続く予定です。それでは。
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東京都台東区を歩く(6回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前回の続きです。
(またまた)補足しますが以下は昨年夏(2015年8月)の
報告ですので、街や文房具店の画像も、その時点の
ものとなります。
「千束通り商店街」にある次の文房具店に
移動したのですが、昼休みのため午後の
開店が13時過ぎとの事。
次に予定していた店の位置から、
こちらの再開時刻までで往復できる事を
確認して、次のお店に向かう事にしました。
この周辺を東西に通る『言問通り』を西に
向かいます。正面にはその先の浅草中心に
続く浅草ひさご通り商店街の入口が見えます。
ここで水分補給。
ファンタの「シークワーサー」味です。
普段炭酸飲料はほとんど飲まないのですが、
暑い中で歩いていると、炭酸を体が求める
ようになります。
次のお店までは10分未満の距離。
上はその移動中の『言問通り』の西浅草三丁目
交差点から東西南北を見た風景となります。
この通り沿いの金竜小学校から見て、斜向かいの
場所にある「文盛堂」さんに到着。
こちらお店は開店しているのですが、御用の際は
チャイムで呼び出しとあります。少し躊躇したの
ですが、とりあえずお店の方を呼び出して中に
入れていただきました。
呼び出して入れていただいた甲斐があり、以下の
ように色々なボールペンがありました。
ユニ「エコライター」 0.70mm 青
ユニ「エコライター」 0.70mm 赤
ぺんてる「マイクロボール」 0.5mm 青
オート「セラミックボールペン 公文書用」 0.50mm 黒
セーラー「リキッドボール」 0.50mm 赤
油性ボールペン「楽ノック」の旧版「Laknock」の
リサイクル素材によるエコ対応商品。
この釘型のノックボタンが旧版「Laknock」の特長。
クリップ上の商品名は、ユニのエコ対応商品シリーズ
名称である「ECOWRITER」と印字されています。
元の商品ではクリアタイプのプラ軸部分が
リサイクル素材になっています。
そのリサイクル素材部分の見た目です。他社の
リサイクルボールペンを見る限り、クリア軸にできる
はずなので、あえて「リサイクル素材らしさ」を
出しているのでしょうか。
商品シールに「食品トレイの再生材」とあります。
白い(発砲スチロールの)トレイだと、クリア軸に
できなかったのかもしれませんね。
型番は「SN-101 EW」。油性のノックボールペンの
"SN" に商品価格の100番台と商品ごとの番号、
その後ろにこの商品シリーズの "EW" という構成。
芯は青が2002年1月製、赤が同年2月製。
書いてみました。書き心地は旧油性のものですが、
普通に書けます。青は少し明るめの色という印象。
少し勢いで買ってしまったため、家に帰って
青がダブっていたことに気がついたのですが、
よく見ると既に持っているものとは少し違いが
あったので比較してみました。
外観はほぼ同じですが、芯に少し違いが。
下が今回購入のものですが、パイプに青みが
あります。一方、既に持っていた方は少し
白みがかったパイプ。
芯の型番が違いました。今回のは「SA-7C」。
既保有は「SA-7CN」(2005年10月製)。
今の芯の方はパイプが白っぽいのでインク自体が
青く見えます。旧型番では黒く見えるため、
改良したものと思われます。
もうひとつは商品シール。今回のもの(下側)の
シールの角の丸みが緩めです。
書いてみると、インク色も濃くて鮮やかに
なっているようです。
まあ、いずれもダブりを認めたくないための
言い訳に過ぎないのですが。
旧版「Laknock」の各種と、旧版「Lakbo」
(キャップ式)エコライター版を並べてみました。
ぺんてるの水性ボールペン。現時点では
黒インクのみが現役ですね。
グレー軸にシルバーの細かい文字で、
商品情報がすべて印字されています。
クリップは金属製。キャップ頭部はインク色を
示す部品となっています。
先の商品情報印字も含めて、全体として
シンプルな作り。見た目もシャープな印象。
キャップを外したペン先部分。
指先の握りの部分には横に溝が入っており、
滑り止めとなっています。
ボール径0.5mmの極細ペン先。水性らしく
インクが出ているところがわかります。
書いてみました。水性ながらも細い文字を
書くことができます。
まだインクも大丈夫のようです。
既に持っている赤インクと並べてみました。
ぺんてるの水性ボールペンというと
「ボールPentel」が有名ですが、細かい文字を
書く場合は、こちらが選択肢になりますね。
そのために黒インクは残っているのでしょうね。
こちらはオートの水性ボールペン。
ペン先にセラミック製のボールを使用した
ボールペン。そのままの商品名ですね。
その商品名の中で「公文書用」を謳うには、
それなりの自信があるのでしょう。
軸の見た目は、先の「マイクロボール」と似た
感じですが、少し短めでやや太め。
全体として「丸み」があり、万年筆に寄せた
デザインなのかも。
キャップを外してみました。見えにくいですが、
「マイクロボール」と同様に軸の握り部分に
滑り止めの溝が入っています。でも溝の間隔が
広いので滑り止めとしては、若干弱いかなと。
型番は「CB-105」。「CB」はこの「セラミックボール」
シリーズの型番となります。
ペン先です。外見からセラミックかどうかは、
よくわかりません。(この印象2回目かも)
書いてみました。インクフローと文字の太さの
コントロールのバランスが良く、「公文書用」の
名前に偽り無しという印象。少しゴロゴロ感がある
書き味はセラミックボールのためでしょうか。
しかし、ひっかかる感じではなく、先に書いた
文字の太さのコントロールをするにあたり、
しっくり来るゴロゴロ感です。
既に持っている「セラミックボール」のシリーズ
(CB-100、CB-105、CB-107)と並べてみました。
既に廃盤と思われますが、良いボールペンです。
セーラーのボールペン。
軸に「液体ボールペン」とありますが、いわゆる
水性ボールペンではなく、ゲルインクとの情報が
ネット上にありました。
また、100円ショップに置かれていたような記憶も
あったのですが、これ150円ですね。
全体的に透明な見た目。「液体の」インクを
見せるためのデザインと思われます。
キャップも透明で、インク漏れ止めの
赤いボールが目立つ感じです。
そのインクですが、見たところ「液体」という
感じはなく、普通にゲル状態なのかと思われます。
ペン先です。軸からペン先までの一体成型と
なっています。パイロットに似たようなものが
あったような気がします。
書いてみるとスラスラ書くことができます。
このようにインク量はたっぷりあるので、どれだけ
書けるのでしょうか。
既保有の青インクと並べてみたところ、
若干違いがあるようです。
軸中央から尾栓までは同じですが、
インク漏れ止めが青ではボールではありません。
そもそも青は古い物なので、途中でボールに
(商品名に合わせて)変わったのでしょうね。
まだまだ続きます。それでは。
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(またまた)補足しますが以下は昨年夏(2015年8月)の
報告ですので、街や文房具店の画像も、その時点の
ものとなります。
「千束通り商店街」にある次の文房具店に
移動したのですが、昼休みのため午後の
開店が13時過ぎとの事。
次に予定していた店の位置から、
こちらの再開時刻までで往復できる事を
確認して、次のお店に向かう事にしました。
この周辺を東西に通る『言問通り』を西に
向かいます。正面にはその先の浅草中心に
続く浅草ひさご通り商店街の入口が見えます。
ここで水分補給。
ファンタの「シークワーサー」味です。
普段炭酸飲料はほとんど飲まないのですが、
暑い中で歩いていると、炭酸を体が求める
ようになります。
次のお店までは10分未満の距離。
上はその移動中の『言問通り』の西浅草三丁目
交差点から東西南北を見た風景となります。
この通り沿いの金竜小学校から見て、斜向かいの
場所にある「文盛堂」さんに到着。
こちらお店は開店しているのですが、御用の際は
チャイムで呼び出しとあります。少し躊躇したの
ですが、とりあえずお店の方を呼び出して中に
入れていただきました。
呼び出して入れていただいた甲斐があり、以下の
ように色々なボールペンがありました。
ユニ「エコライター」 0.70mm 青
ユニ「エコライター」 0.70mm 赤
ぺんてる「マイクロボール」 0.5mm 青
オート「セラミックボールペン 公文書用」 0.50mm 黒
セーラー「リキッドボール」 0.50mm 赤
油性ボールペン「楽ノック」の旧版「Laknock」の
リサイクル素材によるエコ対応商品。
この釘型のノックボタンが旧版「Laknock」の特長。
クリップ上の商品名は、ユニのエコ対応商品シリーズ
名称である「ECOWRITER」と印字されています。
元の商品ではクリアタイプのプラ軸部分が
リサイクル素材になっています。
そのリサイクル素材部分の見た目です。他社の
リサイクルボールペンを見る限り、クリア軸にできる
はずなので、あえて「リサイクル素材らしさ」を
出しているのでしょうか。
商品シールに「食品トレイの再生材」とあります。
白い(発砲スチロールの)トレイだと、クリア軸に
できなかったのかもしれませんね。
型番は「SN-101 EW」。油性のノックボールペンの
"SN" に商品価格の100番台と商品ごとの番号、
その後ろにこの商品シリーズの "EW" という構成。
芯は青が2002年1月製、赤が同年2月製。
書いてみました。書き心地は旧油性のものですが、
普通に書けます。青は少し明るめの色という印象。
少し勢いで買ってしまったため、家に帰って
青がダブっていたことに気がついたのですが、
よく見ると既に持っているものとは少し違いが
あったので比較してみました。
外観はほぼ同じですが、芯に少し違いが。
下が今回購入のものですが、パイプに青みが
あります。一方、既に持っていた方は少し
白みがかったパイプ。
芯の型番が違いました。今回のは「SA-7C」。
既保有は「SA-7CN」(2005年10月製)。
今の芯の方はパイプが白っぽいのでインク自体が
青く見えます。旧型番では黒く見えるため、
改良したものと思われます。
もうひとつは商品シール。今回のもの(下側)の
シールの角の丸みが緩めです。
書いてみると、インク色も濃くて鮮やかに
なっているようです。
まあ、いずれもダブりを認めたくないための
言い訳に過ぎないのですが。
旧版「Laknock」の各種と、旧版「Lakbo」
(キャップ式)エコライター版を並べてみました。
ぺんてるの水性ボールペン。現時点では
黒インクのみが現役ですね。
グレー軸にシルバーの細かい文字で、
商品情報がすべて印字されています。
クリップは金属製。キャップ頭部はインク色を
示す部品となっています。
先の商品情報印字も含めて、全体として
シンプルな作り。見た目もシャープな印象。
キャップを外したペン先部分。
指先の握りの部分には横に溝が入っており、
滑り止めとなっています。
ボール径0.5mmの極細ペン先。水性らしく
インクが出ているところがわかります。
書いてみました。水性ながらも細い文字を
書くことができます。
まだインクも大丈夫のようです。
既に持っている赤インクと並べてみました。
ぺんてるの水性ボールペンというと
「ボールPentel」が有名ですが、細かい文字を
書く場合は、こちらが選択肢になりますね。
そのために黒インクは残っているのでしょうね。
こちらはオートの水性ボールペン。
ペン先にセラミック製のボールを使用した
ボールペン。そのままの商品名ですね。
その商品名の中で「公文書用」を謳うには、
それなりの自信があるのでしょう。
軸の見た目は、先の「マイクロボール」と似た
感じですが、少し短めでやや太め。
全体として「丸み」があり、万年筆に寄せた
デザインなのかも。
キャップを外してみました。見えにくいですが、
「マイクロボール」と同様に軸の握り部分に
滑り止めの溝が入っています。でも溝の間隔が
広いので滑り止めとしては、若干弱いかなと。
型番は「CB-105」。「CB」はこの「セラミックボール」
シリーズの型番となります。
ペン先です。外見からセラミックかどうかは、
よくわかりません。(この印象2回目かも)
書いてみました。インクフローと文字の太さの
コントロールのバランスが良く、「公文書用」の
名前に偽り無しという印象。少しゴロゴロ感がある
書き味はセラミックボールのためでしょうか。
しかし、ひっかかる感じではなく、先に書いた
文字の太さのコントロールをするにあたり、
しっくり来るゴロゴロ感です。
既に持っている「セラミックボール」のシリーズ
(CB-100、CB-105、CB-107)と並べてみました。
既に廃盤と思われますが、良いボールペンです。
セーラーのボールペン。
軸に「液体ボールペン」とありますが、いわゆる
水性ボールペンではなく、ゲルインクとの情報が
ネット上にありました。
また、100円ショップに置かれていたような記憶も
あったのですが、これ150円ですね。
全体的に透明な見た目。「液体の」インクを
見せるためのデザインと思われます。
キャップも透明で、インク漏れ止めの
赤いボールが目立つ感じです。
そのインクですが、見たところ「液体」という
感じはなく、普通にゲル状態なのかと思われます。
ペン先です。軸からペン先までの一体成型と
なっています。パイロットに似たようなものが
あったような気がします。
書いてみるとスラスラ書くことができます。
このようにインク量はたっぷりあるので、どれだけ
書けるのでしょうか。
既保有の青インクと並べてみたところ、
若干違いがあるようです。
軸中央から尾栓までは同じですが、
インク漏れ止めが青ではボールではありません。
そもそも青は古い物なので、途中でボールに
(商品名に合わせて)変わったのでしょうね。
まだまだ続きます。それでは。
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東京都台東区を歩く(5回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
ここのところ、ずっと忙しくブログ更新がまたもや
滞ってしまいました。少し落ち着いてきたので、
再開します。
前回の続きです。先の台東区三ノ輪にある
お店から南に下りました。
住宅地の中を進んでいきます。
路地の奥には変わった形の建物があったりします。
しばらく行くと東西に走る通りに出ました。
通り向こうとこちら側とは、少し雰囲気が異なる
風景に見えるのは予備知識のためでしょうか。
住所としては台東区千束。いわゆる「吉原」
として知られる一角となります。
(嘘ではなく)それほど良くは知らないので、
いつものようにWikipediaにて確認してみました。
ドラマ等で見た印象から、「吉原」とは最初から
ここにあるものと思っていましたが、「徳川家康の
隠居地である駿府城城下」にあった公娼の一部を
日本橋人形町に移したのが始まりとの事。
その後、幕府より移転を命ぜられ、直後に
発生した明暦の大火(1657年)後に浅草に
置かれたようです。
通りを少し進むと、こちら側(台東区竜泉)に
文房具店(「ちづかや」さん)があります。
しかし残念ながらお休みでした。
そのお店の前から南東に通る「江戸町通り」を
進みます。現在の「吉原」を囲む東端の通りと
なる感じでしょうか。
右側はいわゆる風俗店が並んでいます。平日の
真昼間に中年の男が歩いていると「それ目的」
と思われるので、少し足早に移動します。
客引きと思われるひともいます。
いずれも、若干用心しつつ撮影した写真です。
しばらく行くと「千束通り商店街」に出ました。
約1.2kmの通りにおよそ160軒のお店が
並んでいる商店街との事です。
次の目的地は、この商店街にある「イソムラ文具」さん。
(良い意味で)時代を感じさせるお店。お店の中も
そのような雰囲気。(記憶は若干曖昧です)
ただし、特に古いものや変わったものは
なかったため、以下を購入しました。
ゼブラ「ハイパージェル」 0.5mm 黒
てっきり現行品だと思っていましたが、現時点
(これを書いている2016年3月時点)でネットに
公開されているカタログにはありません。
そのカタログおよび公式ページを見る限り、
キャップ式のジェルインク(他社のゲルインク)の
ボールペンが一切掲載されていません。
すべて廃盤となってしまったのでしょうか。
ゼブラの型番的にはキャップ式とノック式の違いは
無いため、「JJ~」が途絶える訳ではないのですが、
キャップ式が無くなるのは残念な気がします。
特にこの「ハイパージェル」は軸の美しさが
気に入っていただけに、勿体無いなと思います。
キャップに嵌める為の、ペン先の凹凸加工も
美しいですね。ノック式だとスプリングが見た目の
邪魔になることが多い気がします。
書いてみました。筆圧に応じて軽やかにインクが
出る感じです。極細0.5mmのボール径ということも
あるのでしょうか、筆圧をかけなければインクが
出ることは無く、意図通りの筆記線で書くことが
できます。
所持しているハイパージェルと並べてみました。
キャップの造りとか取り上げたい点が多いボールペン
ですが、前に書いた気もしますね。
このルート、まだまだ後があります。これを書いている年度末に
かかり、もろもろ忙しくなりますが、なんとか書き進めていこうと
思います。それでは。
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滞ってしまいました。少し落ち着いてきたので、
再開します。
前回の続きです。先の台東区三ノ輪にある
お店から南に下りました。
住宅地の中を進んでいきます。
路地の奥には変わった形の建物があったりします。
しばらく行くと東西に走る通りに出ました。
通り向こうとこちら側とは、少し雰囲気が異なる
風景に見えるのは予備知識のためでしょうか。
住所としては台東区千束。いわゆる「吉原」
として知られる一角となります。
(嘘ではなく)それほど良くは知らないので、
いつものようにWikipediaにて確認してみました。
ドラマ等で見た印象から、「吉原」とは最初から
ここにあるものと思っていましたが、「徳川家康の
隠居地である駿府城城下」にあった公娼の一部を
日本橋人形町に移したのが始まりとの事。
その後、幕府より移転を命ぜられ、直後に
発生した明暦の大火(1657年)後に浅草に
置かれたようです。
通りを少し進むと、こちら側(台東区竜泉)に
文房具店(「ちづかや」さん)があります。
しかし残念ながらお休みでした。
そのお店の前から南東に通る「江戸町通り」を
進みます。現在の「吉原」を囲む東端の通りと
なる感じでしょうか。
右側はいわゆる風俗店が並んでいます。平日の
真昼間に中年の男が歩いていると「それ目的」
と思われるので、少し足早に移動します。
客引きと思われるひともいます。
いずれも、若干用心しつつ撮影した写真です。
しばらく行くと「千束通り商店街」に出ました。
約1.2kmの通りにおよそ160軒のお店が
並んでいる商店街との事です。
次の目的地は、この商店街にある「イソムラ文具」さん。
(良い意味で)時代を感じさせるお店。お店の中も
そのような雰囲気。(記憶は若干曖昧です)
ただし、特に古いものや変わったものは
なかったため、以下を購入しました。
ゼブラ「ハイパージェル」 0.5mm 黒
てっきり現行品だと思っていましたが、現時点
(これを書いている2016年3月時点)でネットに
公開されているカタログにはありません。
そのカタログおよび公式ページを見る限り、
キャップ式のジェルインク(他社のゲルインク)の
ボールペンが一切掲載されていません。
すべて廃盤となってしまったのでしょうか。
ゼブラの型番的にはキャップ式とノック式の違いは
無いため、「JJ~」が途絶える訳ではないのですが、
キャップ式が無くなるのは残念な気がします。
特にこの「ハイパージェル」は軸の美しさが
気に入っていただけに、勿体無いなと思います。
キャップに嵌める為の、ペン先の凹凸加工も
美しいですね。ノック式だとスプリングが見た目の
邪魔になることが多い気がします。
書いてみました。筆圧に応じて軽やかにインクが
出る感じです。極細0.5mmのボール径ということも
あるのでしょうか、筆圧をかけなければインクが
出ることは無く、意図通りの筆記線で書くことが
できます。
所持しているハイパージェルと並べてみました。
キャップの造りとか取り上げたい点が多いボールペン
ですが、前に書いた気もしますね。
このルート、まだまだ後があります。これを書いている年度末に
かかり、もろもろ忙しくなりますが、なんとか書き進めていこうと
思います。それでは。
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東京都台東区を歩く(4回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前回の続きです。
なお、あらためて補足しますが以下は昨年夏
(2015年8月)の報告ですので、街や文房具店の
画像も、その時点のものとなります。
少し先の三ノ輪付近(大関横丁交差点)が終点と
なる昭和通りを渡り、台東区の北東部に移動。
次のお店までの途中で、以下の神社、お寺に
立ち寄りました。
【千束稲荷神社】(祭神:倉稲魂命)
この境内には、明治の小説家樋口一葉の像が
置かれています。
樋口一葉は一時期(わずか1年程との事)、
この付近に住んでおり、代表作『たけくらべ』では、
この神社のお祭りの様子を描いていたとの事。
文学関係は全く疎いため、『たけくらべ』自体
読んだ事がありません。そのため、作品の内容を
確認するとともに、あらすじを読んだのですが、
この付近の地域性を含めて、なかなか興味深い
作品であることを知りました。
【月洲寺】(山号:瑞光山 臨済宗南禅寺派)
門が閉ざされており、中に入ることはできません
でしたが、良い雰囲気のお寺さんだと思ったため、
写真のみ撮りました。
台東区南部の蔵前から、三ノ輪まで南北に走る
国際通りを東に渡りました。
場所としては台東区三ノ輪町。すぐ北は荒川区
南千住となります。なお、この付近の国際通りの
地下には「つくばエクスプレス」が走っています。
次のお店に到着。「昌文堂」さんです。
こちらのお店では、こんなものを見つけました。
コクヨ「Campus ダブルボールペン」
店頭でコクヨのボールペンを見る事は、あまり
ないのですが、こんなものが見つかりました。
黒・赤の2色ボールペン。しかも「Campus」ブランド。
軸上部を左右に回すことで芯を出すツイスト式です。
こちらの商品シールで判るように、「Campus」の
左右の印でもインクごとの回す方向が示されています。
商品シールと値札を貼ったままなので、少し印象が
伝わりにくくなっていますが、黒一色の軸は
プラスティックにもかかわらずなかなか渋い見た目。
メーカー名なども、目立たないように印字されています。
クリップは薄い金属製。実用性とデザインが
両立した形状かと思われます。
軸を外してみました。ツイスト式の機構として、
短めの芯がこのように組み込まれています。
軸中の白い部品から2本の芯を押し出すための
黒いパイプ部品が出ており、その先にインク芯が
嵌っている状態。
黒インクは93年4月製、赤は93年6月製です。
芯先です。赤インクでは色を表す塗装がされています。
書いてみました・・・が残念ながら、赤インクしか
出ませんでした。
この画像は購入3ヶ月後の11月に撮ったものなので、
購入時に黒が書けていたかについては不明。店頭では
試し書きをしたと思うのですが・・・。
更に残念なことに購入から半年以上経過した現在は
赤も書けなくなっていました。
シンプルにと思いながら、やっぱり長文になってしまい
ました。こんな事をしているので、報告時にインクが
出ないという事も起こってしまうんですね。
それでは。
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なお、あらためて補足しますが以下は昨年夏
(2015年8月)の報告ですので、街や文房具店の
画像も、その時点のものとなります。
少し先の三ノ輪付近(大関横丁交差点)が終点と
なる昭和通りを渡り、台東区の北東部に移動。
次のお店までの途中で、以下の神社、お寺に
立ち寄りました。
【千束稲荷神社】(祭神:倉稲魂命)
この境内には、明治の小説家樋口一葉の像が
置かれています。
樋口一葉は一時期(わずか1年程との事)、
この付近に住んでおり、代表作『たけくらべ』では、
この神社のお祭りの様子を描いていたとの事。
文学関係は全く疎いため、『たけくらべ』自体
読んだ事がありません。そのため、作品の内容を
確認するとともに、あらすじを読んだのですが、
この付近の地域性を含めて、なかなか興味深い
作品であることを知りました。
【月洲寺】(山号:瑞光山 臨済宗南禅寺派)
門が閉ざされており、中に入ることはできません
でしたが、良い雰囲気のお寺さんだと思ったため、
写真のみ撮りました。
台東区南部の蔵前から、三ノ輪まで南北に走る
国際通りを東に渡りました。
場所としては台東区三ノ輪町。すぐ北は荒川区
南千住となります。なお、この付近の国際通りの
地下には「つくばエクスプレス」が走っています。
次のお店に到着。「昌文堂」さんです。
こちらのお店では、こんなものを見つけました。
コクヨ「Campus ダブルボールペン」
店頭でコクヨのボールペンを見る事は、あまり
ないのですが、こんなものが見つかりました。
黒・赤の2色ボールペン。しかも「Campus」ブランド。
軸上部を左右に回すことで芯を出すツイスト式です。
こちらの商品シールで判るように、「Campus」の
左右の印でもインクごとの回す方向が示されています。
商品シールと値札を貼ったままなので、少し印象が
伝わりにくくなっていますが、黒一色の軸は
プラスティックにもかかわらずなかなか渋い見た目。
メーカー名なども、目立たないように印字されています。
クリップは薄い金属製。実用性とデザインが
両立した形状かと思われます。
軸を外してみました。ツイスト式の機構として、
短めの芯がこのように組み込まれています。
軸中の白い部品から2本の芯を押し出すための
黒いパイプ部品が出ており、その先にインク芯が
嵌っている状態。
黒インクは93年4月製、赤は93年6月製です。
芯先です。赤インクでは色を表す塗装がされています。
書いてみました・・・が残念ながら、赤インクしか
出ませんでした。
この画像は購入3ヶ月後の11月に撮ったものなので、
購入時に黒が書けていたかについては不明。店頭では
試し書きをしたと思うのですが・・・。
更に残念なことに購入から半年以上経過した現在は
赤も書けなくなっていました。
シンプルにと思いながら、やっぱり長文になってしまい
ました。こんな事をしているので、報告時にインクが
出ないという事も起こってしまうんですね。
それでは。
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東京都台東区を歩く(3回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
次の店は少し離れていますが、先と同様に移動しつつ、
周囲を散策していきました。
【要伝寺】(山号:法住山 日蓮宗)
【小野照崎神社】(祭神:小野篁)
祭神の小野篁とは平安初期の漢学者・歌人
との事。境内内には他のお社もいくつも
祀られています。
<琴平神社、御嶽神社、三峯神社>
<浅間神社>
浅間神社の信仰対象である富士山を模した
「富士塚」が奥にあります。
門の前には二体の猿の像が置かれています。
猿は「申(さる)の日に富士山が現れたとの
故事」に由来する浅間神社の神使との事です。
<織姫神社、稲荷神社>
平日の人気が少ない境内では
猫が寝ていたりします。
<まゆ玉みくじ>
こちらの神社では繭玉を使ったおみくじ
があるそうで、本社の前にはこのように、
引いたおみくじが結ばれていました。
【宗慶寺】(山号:喜翁山 曹洞宗)
こちらのお寺を出ようとしたところ
その向かいの奥に「眼鏡会館」という
名前の建物がありました。何するための
会館かと思い調べてみると眼鏡の卸会社の
協同組合の建物のようです。位置的には
先の神社のちょうど真裏にあったようです。
そこから大きな通り(昭和通り)に出て、
次の目的地としていた「いたばし文具店」さんに
到着しましたが、既に店頭では文具は扱って
おらず、取り寄せのみとの事でした。
しばらく歩き、次の店に向かうため左折。
その周辺には以下の新宗教系やキリスト教の
教会がありました。
【立正佼成会台東教会】
最初は建物興味で神社・寺院を巡っていたの
ですが、「宗教施設がその町のどこにあるか」
というところにも興味が沸いてきたため、
新宗教系の施設も見るようになりました。
今まで見てきた立正佼成会の施設は、他の
新宗教系の施設と比較すると、いずれも
地味というか普通の会社のビルのようです。
こちらもそんな感じですね。
【救世軍上野小隊】
プロテスタントの教会ですが、あらためて
Wikipediaで確認すると「軍隊を模した組織を
とって行う活動や、クリスマスを中心とした
年末に行われる募金活動「社会鍋」で有名。」
という事でした。たしかに最初に知ったのは
年末の「社会鍋」を取り上げたニュースだった
気がします。また、神田神保町に法人本部が
「日本本営」として置かれており、代表者は
「日本軍国司令官」と呼ばれているとの事。
また教会関係者の呼称は以下のようです。
教会:小隊
牧師:士官
教会役員:下士官
信者:兵士
なお、この特殊な組織形態は、効率的な組織
として、あのピーター・ドラッカーも評価した
そうです。
そこから横断歩道を渡ったところの交差点角に
次のお店がありました。「あきたや」さんです。
こちらも看板が(良い意味で)時代を感じさせるお店。
広い通りに面して間口が横に長く、端にタバコの
窓口もあり、一見酒屋さんにも見えるかも。
お店の中は整理されて落ち着いた感じ。
そのためか、それほど古い(珍しい)ものはなく、
現行品からこちらを購入しました。
パイロット「Vボール RT(細字)」 0.7mm 赤
ノック式の水性ボールペン。「RT」はretractable
(引っ込められる)の略称ですね。
日本だと「ノック式」と言っていますが、
英語圏のネット販売ページでは「retractable」
という単語をよく目にします。
日本のボールペンで商品名に「RT」が入っている
のは、他にはシグノのノック式くらいでしょうか。
「水性」をイメージさせる丸い窓の模様。でも、
軸の中を覗くことはできません。少し残念です。
「Pure Liquid ink」とあります。最初に別の色を
買ったときは「ゲルインク」という認識だったの
ですが、調べてみるとゲルではなく「水性」インク
ということでした。
そもそも「ノック式の水性ボールペン」というのは、
あまり見かけません。ネット検索してみても、
ちょっと高価なボールペンでは出てきますが、
廉価品ではこれ以外無いような感じです。
型番「LVK-15F-R」は、インク種類・商品名・
ノック式・150円・細字(0.7mm)・赤インクを
表しています。型番では「ノック(knock)式」
の "K" が使われているようです。
分解してみました。リフィルはどう見ても、
パイロットのゲルインクリフィルの形。
樹脂玉、といっても樹脂はボールにぺったり
貼り付いている感じです。水性インクなので、
このようにする必要があるのでしょうね。
ペン先のプラ部品には細かい加工が入って
います。おそらく「V」の文字を意図した形では
ないかと思われます。
書いてみました。書き味は「水性」らしい
インクフロー。といってもドボドボ感は無く、
筆圧によってコントロールできる感じです。
以下は、補足コメントをするために、上記とは
別に撮った画像を追加したものです。
いずれも夜間に室内で撮ったので、マニュアルで
調整しても微妙な色合いになっています。
既に持っている青と並べてみました。
並べるとシルバーの軸が更に格好良く見えます。
他のボール径は0.5mm。そちらのベースの軸色
は白となります。
手元にあるボールペンから、キャップ式の
「Hi-Tecpoint VR5」と並べてみました。
「水性」かつ「リフィル式」のボールペン。
このペンでリフィル化を実現したのが、
次のノック式(VボールRT)へのステップに
なったのではと思うのですが、事実関係は不明。
軸の色合い、頭部プラ部品の組み合わせ方、
シルバーに光るクリップのカーブ具合。
無関係とは思われません。
さらに、インクフローの良いノック式ということで
スタビロ「COM4gel」も引っ張り出してきました。
たくさん保有しているボールペンの中でも、自宅で
一番使っているのはこのペンです。
「COM4gel」は商品名通りゲルだと思うのですが、
本当に水性かと思うほどインクが良く出るんですね。
ばらしてリフィルを並べてみました。いずれも
蓋付きのリフィルでインクがたっぷり入った感じ。
どなたかがブログで書いていましたが、
「リフィルを切って」みたくなりますね。
色々書きすぎて、また更新が遅れてしまいました。
まだまだ続きます。それでは。
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周囲を散策していきました。
【要伝寺】(山号:法住山 日蓮宗)
【小野照崎神社】(祭神:小野篁)
祭神の小野篁とは平安初期の漢学者・歌人
との事。境内内には他のお社もいくつも
祀られています。
<琴平神社、御嶽神社、三峯神社>
<浅間神社>
浅間神社の信仰対象である富士山を模した
「富士塚」が奥にあります。
門の前には二体の猿の像が置かれています。
猿は「申(さる)の日に富士山が現れたとの
故事」に由来する浅間神社の神使との事です。
<織姫神社、稲荷神社>
平日の人気が少ない境内では
猫が寝ていたりします。
<まゆ玉みくじ>
こちらの神社では繭玉を使ったおみくじ
があるそうで、本社の前にはこのように、
引いたおみくじが結ばれていました。
【宗慶寺】(山号:喜翁山 曹洞宗)
こちらのお寺を出ようとしたところ
その向かいの奥に「眼鏡会館」という
名前の建物がありました。何するための
会館かと思い調べてみると眼鏡の卸会社の
協同組合の建物のようです。位置的には
先の神社のちょうど真裏にあったようです。
そこから大きな通り(昭和通り)に出て、
次の目的地としていた「いたばし文具店」さんに
到着しましたが、既に店頭では文具は扱って
おらず、取り寄せのみとの事でした。
しばらく歩き、次の店に向かうため左折。
その周辺には以下の新宗教系やキリスト教の
教会がありました。
【立正佼成会台東教会】
最初は建物興味で神社・寺院を巡っていたの
ですが、「宗教施設がその町のどこにあるか」
というところにも興味が沸いてきたため、
新宗教系の施設も見るようになりました。
今まで見てきた立正佼成会の施設は、他の
新宗教系の施設と比較すると、いずれも
地味というか普通の会社のビルのようです。
こちらもそんな感じですね。
【救世軍上野小隊】
プロテスタントの教会ですが、あらためて
Wikipediaで確認すると「軍隊を模した組織を
とって行う活動や、クリスマスを中心とした
年末に行われる募金活動「社会鍋」で有名。」
という事でした。たしかに最初に知ったのは
年末の「社会鍋」を取り上げたニュースだった
気がします。また、神田神保町に法人本部が
「日本本営」として置かれており、代表者は
「日本軍国司令官」と呼ばれているとの事。
また教会関係者の呼称は以下のようです。
教会:小隊
牧師:士官
教会役員:下士官
信者:兵士
なお、この特殊な組織形態は、効率的な組織
として、あのピーター・ドラッカーも評価した
そうです。
そこから横断歩道を渡ったところの交差点角に
次のお店がありました。「あきたや」さんです。
こちらも看板が(良い意味で)時代を感じさせるお店。
広い通りに面して間口が横に長く、端にタバコの
窓口もあり、一見酒屋さんにも見えるかも。
お店の中は整理されて落ち着いた感じ。
そのためか、それほど古い(珍しい)ものはなく、
現行品からこちらを購入しました。
パイロット「Vボール RT(細字)」 0.7mm 赤
ノック式の水性ボールペン。「RT」はretractable
(引っ込められる)の略称ですね。
日本だと「ノック式」と言っていますが、
英語圏のネット販売ページでは「retractable」
という単語をよく目にします。
日本のボールペンで商品名に「RT」が入っている
のは、他にはシグノのノック式くらいでしょうか。
「水性」をイメージさせる丸い窓の模様。でも、
軸の中を覗くことはできません。少し残念です。
「Pure Liquid ink」とあります。最初に別の色を
買ったときは「ゲルインク」という認識だったの
ですが、調べてみるとゲルではなく「水性」インク
ということでした。
そもそも「ノック式の水性ボールペン」というのは、
あまり見かけません。ネット検索してみても、
ちょっと高価なボールペンでは出てきますが、
廉価品ではこれ以外無いような感じです。
型番「LVK-15F-R」は、インク種類・商品名・
ノック式・150円・細字(0.7mm)・赤インクを
表しています。型番では「ノック(knock)式」
の "K" が使われているようです。
分解してみました。リフィルはどう見ても、
パイロットのゲルインクリフィルの形。
樹脂玉、といっても樹脂はボールにぺったり
貼り付いている感じです。水性インクなので、
このようにする必要があるのでしょうね。
ペン先のプラ部品には細かい加工が入って
います。おそらく「V」の文字を意図した形では
ないかと思われます。
書いてみました。書き味は「水性」らしい
インクフロー。といってもドボドボ感は無く、
筆圧によってコントロールできる感じです。
以下は、補足コメントをするために、上記とは
別に撮った画像を追加したものです。
いずれも夜間に室内で撮ったので、マニュアルで
調整しても微妙な色合いになっています。
既に持っている青と並べてみました。
並べるとシルバーの軸が更に格好良く見えます。
他のボール径は0.5mm。そちらのベースの軸色
は白となります。
手元にあるボールペンから、キャップ式の
「Hi-Tecpoint VR5」と並べてみました。
「水性」かつ「リフィル式」のボールペン。
このペンでリフィル化を実現したのが、
次のノック式(VボールRT)へのステップに
なったのではと思うのですが、事実関係は不明。
軸の色合い、頭部プラ部品の組み合わせ方、
シルバーに光るクリップのカーブ具合。
無関係とは思われません。
さらに、インクフローの良いノック式ということで
スタビロ「COM4gel」も引っ張り出してきました。
たくさん保有しているボールペンの中でも、自宅で
一番使っているのはこのペンです。
「COM4gel」は商品名通りゲルだと思うのですが、
本当に水性かと思うほどインクが良く出るんですね。
ばらしてリフィルを並べてみました。いずれも
蓋付きのリフィルでインクがたっぷり入った感じ。
どなたかがブログで書いていましたが、
「リフィルを切って」みたくなりますね。
色々書きすぎて、また更新が遅れてしまいました。
まだまだ続きます。それでは。
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東京都台東区を歩く(2回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前回に引き続き、東京都台東区の2回目となります。
次の店に移動。比較的近くのお店ということもあり、
大きな通りを避けて路地を通ることにしました。
この周辺は神社・寺院がとても多い地域です。
このボールペン収集を始める前は、訪れた地域の
神社・寺院を全て巡るような事をしていました。
本当ならば全て廻りたいところですが、あまりにも
数が多いため、歩いたルート沿いにあるものには
立ち寄ることにしました。
なお、個々のコメントは書き出すと長くなるため、
今回はなるべく画像のみとします。
【西蔵院】(圓明山宝福寺 真言宗智山派)
【永稱寺】(山号:長久山 浄土真宗本願寺派)
【千手院】(山号:補陀洛山 真言宗豊山派)
千手院を出て、今度は広い通りを鶯谷駅の
南口(上野公園側)に進みます。
「鍵屋文具店」さんです。看板に書かれた
「三菱ボールペン」の文字の字体がなんとも
味わいがあります。こちらで購入したのは、
以下の2本です。
ゼブラ「ジムニー ライト」 0.7mm 黒
ユニ「ビジョン エリート」 0.8mm 赤
「なめらかソフトインク」が売りの
キャップ式の油性ボールペン。
しかし残念ながらダブり購入でした。
芯を見てみると結構長いものです。
前回の「タプリ」と比較してみると
同じ長さでインクも同じ量でした。
芯の製造年月は99年9月。
なかなか良い書き心地です。なめらかと
謳うだけあって、筆圧をかけなくても、
かすれずに書くことができます。
ジムニーの黒を並べてみました。
薄い緑色の軸は「ジムニー ケア」、黄色い
付箋がついているのがダブり元(?)。
どうも一週間前に買ったものを忘れて
いたようです。
水性ボールペンの「ビジョン エリート」。
軸デザインが好きなボールペンです。
しかし、今確認したら、公式ページでは
黒の0.5mmしか掲載されていませんね。
WEBの総合カタログでも同様です。
とうとう現行品が黒だけになって
しまったようです。
白いキャップと白い軸。インク色による
アクセント。デザインがとても良いですね。
クールな感じもあり、「エリートっぽさ」が
表現されているような気もします。
ボール径ごとの軸色やスリット模様は、
この前発売された「ユニボール エア」に
継承されているようですね。
型番は単純に水性を表す「UB」と価格帯、
ボール径で構成されています。
この画像では良くわからないのですが、
キャップのデザインは、あの消せるボールペン
「ファントム」に継承されている気がします。
グリップに先のジャバラ部分の外側には、
網目状に滑り止めの凹凸が入っています。
ぺんてる「トラディオ」(ゲルインク)が
似たような感じですね。
分解してみました。たっぷりのインクが
詰まったリフィルは「エアプレーンセーフ」
機構で空気圧の急激な変化があっても、
インク漏れの心配が無いそうですが、その
ような機会の方がありません。
0.8mmのペン先です。ゲルインクでは
各社多数で出ているボール径ですが、
手元の水性直液ボールペン(81本)のうち、
他はぺんてる「ボールぺんてるB50」(廃盤)
くらいです。
上で報告したジムニーの0.7mmと比較。こうして
見ると、確かに0.8mmということが判ります。
書いてみました。水性ボールペンのスラスラ感は
なんともいえない感触です。インク色も明るめの
きれいな色です。
既に持っている先に書いた0.5mmの赤と、
0.8mmのブルーブラックを並べてみました。
まだ、唯一の現行品である黒は未保有なので、
いずれ購入する予定です。
でも、0.8mmは海外では黒含めて8色展開の
ようです。これらも、いつかどこかで入手したい
ものです。
まだまだ続きます。それでは。
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次の店に移動。比較的近くのお店ということもあり、
大きな通りを避けて路地を通ることにしました。
この周辺は神社・寺院がとても多い地域です。
このボールペン収集を始める前は、訪れた地域の
神社・寺院を全て巡るような事をしていました。
本当ならば全て廻りたいところですが、あまりにも
数が多いため、歩いたルート沿いにあるものには
立ち寄ることにしました。
なお、個々のコメントは書き出すと長くなるため、
今回はなるべく画像のみとします。
【西蔵院】(圓明山宝福寺 真言宗智山派)
【永稱寺】(山号:長久山 浄土真宗本願寺派)
【千手院】(山号:補陀洛山 真言宗豊山派)
千手院を出て、今度は広い通りを鶯谷駅の
南口(上野公園側)に進みます。
「鍵屋文具店」さんです。看板に書かれた
「三菱ボールペン」の文字の字体がなんとも
味わいがあります。こちらで購入したのは、
以下の2本です。
ゼブラ「ジムニー ライト」 0.7mm 黒
ユニ「ビジョン エリート」 0.8mm 赤
「なめらかソフトインク」が売りの
キャップ式の油性ボールペン。
しかし残念ながらダブり購入でした。
芯を見てみると結構長いものです。
前回の「タプリ」と比較してみると
同じ長さでインクも同じ量でした。
芯の製造年月は99年9月。
なかなか良い書き心地です。なめらかと
謳うだけあって、筆圧をかけなくても、
かすれずに書くことができます。
ジムニーの黒を並べてみました。
薄い緑色の軸は「ジムニー ケア」、黄色い
付箋がついているのがダブり元(?)。
どうも一週間前に買ったものを忘れて
いたようです。
水性ボールペンの「ビジョン エリート」。
軸デザインが好きなボールペンです。
しかし、今確認したら、公式ページでは
黒の0.5mmしか掲載されていませんね。
WEBの総合カタログでも同様です。
とうとう現行品が黒だけになって
しまったようです。
白いキャップと白い軸。インク色による
アクセント。デザインがとても良いですね。
クールな感じもあり、「エリートっぽさ」が
表現されているような気もします。
ボール径ごとの軸色やスリット模様は、
この前発売された「ユニボール エア」に
継承されているようですね。
型番は単純に水性を表す「UB」と価格帯、
ボール径で構成されています。
この画像では良くわからないのですが、
キャップのデザインは、あの消せるボールペン
「ファントム」に継承されている気がします。
グリップに先のジャバラ部分の外側には、
網目状に滑り止めの凹凸が入っています。
ぺんてる「トラディオ」(ゲルインク)が
似たような感じですね。
分解してみました。たっぷりのインクが
詰まったリフィルは「エアプレーンセーフ」
機構で空気圧の急激な変化があっても、
インク漏れの心配が無いそうですが、その
ような機会の方がありません。
0.8mmのペン先です。ゲルインクでは
各社多数で出ているボール径ですが、
手元の水性直液ボールペン(81本)のうち、
他はぺんてる「ボールぺんてるB50」(廃盤)
くらいです。
上で報告したジムニーの0.7mmと比較。こうして
見ると、確かに0.8mmということが判ります。
書いてみました。水性ボールペンのスラスラ感は
なんともいえない感触です。インク色も明るめの
きれいな色です。
既に持っている先に書いた0.5mmの赤と、
0.8mmのブルーブラックを並べてみました。
まだ、唯一の現行品である黒は未保有なので、
いずれ購入する予定です。
でも、0.8mmは海外では黒含めて8色展開の
ようです。これらも、いつかどこかで入手したい
ものです。
まだまだ続きます。それでは。
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