東京都台東区を歩く(9回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]
前回の続きとなります。
前回の以下記載の通り、
>このように歩いたルート沿いの神社、お寺を見て
>来ましたが、ふと東側を見ると先程の大通りの
>向こうに大きなお寺が見えました。
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
>これは見ておこうと思い、そちらに向かおうと
>したところ、こんなお店を発見。
先の文房具店を出ると、元の目的のために
東の方向に戻りました。
再び、合羽橋の道具街に戻り「合羽橋南」交差点を
渡ったところにあるのが以下の画像の
「味を色で伝える食品サンプル
専門店 まいづる本店」さん。
外からも様々な食品サンプルが見られます。
一番下の画像では寿司桶サンプルの時計が
掛けられていました。
ちょうどそのお店と同じ区画に目的としていた
お寺があります。
【東本願寺】(浄土真宗東本願寺派本山)
前回ブログでは一言で
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
と書いてしまいましたが、宗教関係のため再度確認。
いつものようにWikipediaベースですが、
一応それ以外のソースも見てみました。
浄土真宗の宗派において、親鸞の墓所がある
本願寺を本山とする「本願寺派」があり、
江戸時代その本願寺の東にもうひとつの寺院が
建てられ(ここの表現が微妙)、こちらを本山
とする宗派がいわゆる「お東さん」と呼ばれる
もので、明治以降では「真宗大谷派」となった。
太平洋戦争後に起こった宗派内の対立により、
一部が1980年代終わりにこのお寺を本山とする
「浄土真宗東本願寺派」として独立(?)した。
こちらのお寺は、元々神田に建立されたものが
「明暦の大火」時の消失に伴いこの地に移転。
「浅草本願寺」と呼ばれていたが、1965年に
「東京本願寺」に改称。先の宗派独立後の
2001年に「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」
という名称が文化庁から認証された。
という、宗派やお寺の名前等、色々ややこしい
場所だったのですが、行った時点ではそんな事は
知らず「さすがに本山だけあって敷地が広いし、
本堂もスケールが違うな」とだけ感じていました。
こちらは、お寺を廻った時に撮るようにしている、
本堂正面から外を見た風景となります。
その参道の周囲にもいくつかのお寺が並びます。
【善照寺】(浄土真宗東本願寺派)
【徳本寺】(浄土真宗東本願寺派)
【満照寺】(浄土真宗東本願寺派)
その参道の終わりを横切る通りの向こうには
仏具店が並んでいました。
中には下の画像のように結構古い見た目のお店も
あります。
ビルの屋上にはこのような(仏具に模した?)
塔も建っています。
でも残念なことに、ストリートビューで再度見た
ところ、2016年1月時点で改築中だったため、
現在この姿は見る事ができません。
見たいものがあったので再び道具店街に。
少し見えてきました。
商店街の紹介ページに「コックさんもバーテンさん
も電話もニイミ(213)」とある「ニイミ洋食器店」さん
の屋上「ジャンボコック」像です。
この界隈ではこの絵が一番有名かもしれません。
通りこちら側、同じお店のビル側面には、
カラフルなコーヒーカップがあります。
どうもビルのベランダらしいですね。
次のお店に向かうために東に進みます。
先の参道を南側から見たところです。
遠くから見ると本堂の大きさが判ります。
ここから次のお店に行くため南方向に
更に歩いていきました。その途中の
こちらのお寺に立ち寄ってみました。
【本法寺】(長瀧山:日蓮宗)
【熊谷稲荷】【吉見稲荷】
お寺の本堂はこのような見た目です。
この正面に垂れ下がっているものの名前が
思い浮かばず、グーグルで画像検索したら
ウェディングドレスが検索されました。
【熊谷稲荷】
こちら稲荷神社の中では珍しい「白狐」を祀る
神社との事。「白狐」は人間に福徳を授けるそうで、
昔からお参りするひとが多いようです。
【吉見稲荷】
一方、この吉見稲荷は元からこの場所にあった
お稲荷さん。こちらには火災による被害から身を
護ったというエピソードが伝わっているようです。
この境内には「はなし塚」という、落語の演題を
弔うための石碑があります。
太平洋戦争へと向かう戦時下の昭和16年に、落語界が
演題種目から花柳界、酒、妾に関する囃、廓囃を時局に
合わないものとして自粛。いわば「葬られた」演題の
中で名作といわれる噺を弔うために落語関係者により
建てられたものとの事です。
先の吉見稲荷の近くにその石碑があり、説明用の
掲示板がこの画像の左に写っています。しかし、
その時は全く気が付かず、石碑の画像は残念ながら
撮り損なってしまいました。
ひとに福を授けるというところ、また先の
エピソードからこのお寺には演芸関係者からの
信仰も篤く、周囲の壁には演芸関係の名前が
一面に彫られています。
演芸関係の組合や寄席・演芸場、また放送局の
名前が並んでいます。
こちらには、色々な落語家さんの名前が並んで
います。テレビ等で私が見たことがある方かは
不明ですが、有名な名前もたくさん見ることが
できます。
そこから少し移動すると、今度はこのような所に
辿り着きました。
「バンダイ」本社のビルです。
このビルの一番目立つ場所には、その時期に
一番売れている(または一番売りたいもの)を
前面に出していると思われますが、この時
(2015年8月)はまだ妖怪ウオッチでした。
このビルの周囲にはバンダイが販売している
商品の様々なキャラクタ像が並んでいます。
若干、著作権的にどうかという気もするので、
あまり意味無いのですが小さめの画像で。
左はアニメ版「たまごっち」のキャラクター
"まめっち" との事。キャラ自体は見た事が
あるものの名前は今回初めて知りました。
右はゲーム関連でしたっけ。
超有名どころですね。左はタテ長の画像を、
横長に縮小しまいましたが、並びかいいので
このままとしています。
左2体はまさに私の世代のものですが、
右が何なのかは不明です。
このふたつも知りませんねえ。
実は文房具店を探すのに少し道に迷って
いました。このため、結果的に逆方向の
こんな神社にも立ち寄ってみました。
【諏訪神社】
台東区の東端、隅田川との間を走る「江戸通り」に
面した神社ですが、一段奥に入ったところにあり、
場合によっては通り過ぎてしまいそうです。
建てられた時期は、諸説あるようですが、古くは
約900年前とも言われています。
このように彷徨ってしまいましたが、
最終的に、ここ周囲で訪れた文房具店は、
以下となります。
1軒目は「ヨシダ文具」さん。
先の回で南下してきた「国際通り」と
東西に走る「春日通り」の交差点の
近くにあるお店です。
表通りにあるお店ということもあってか、
特に古いものは無かったため、以下を購入。
パイロット「ハイテック05」 0.5mm クリアブルー
「コスメティックカラー」シリーズの1本。
クリップがクリアなタイプです。
このコスメティックカラーシリーズは、
ハイテックCについて詳しい情報を
掲載されている「長靴はいたねこ」さんの
ページによると全10色だったようです。
しかしその大半が廃盤。これら廃盤色の内、
いくつかについては、店頭に残っているものを
見つけて購入したことがあります。
このクリアブルーはまだ廃盤では無いのですが、
今回あらためて先のページを見てみると、
更新日時は結構前なのに廃盤が前より
増えているような気がします。
商品シールは新しめ。商品自体も新しい感じ。
なお、型番の説明は少しマンネリ気味のため、
今回は省略します。
ペン先です。きれいな青系のインクが見えます。
書いてみました。
いわゆる「水色」ですが、結構クッキリとした色。
極細のペン先というもあって、細かくても目立つ
文字を書き込むことができます。
2軒目はこのお店。
「山一文具」さん。バンダイ本社に行く途中で
別の角を曲がったところにありました。
現在は、注文による各種印刷を主なお仕事に
されているそうで、(売るための)ボールペンは
本当にわずかに置かれているだけでした。
でも、その中に珍しいものが。
ゼブラ「ハードクリスタル」 0.7mm 緑
事務用ボールペンの緑インク。
これだけでも珍しいですが、ゼブラの現行品で
ある「ニューハード」の前世代の商品となります。
ゼブラのロゴも小文字混じりと古いものですね。
CMで有名な「見える見える」の目のイラストが
入った商品シール。
このボールペン。何本か置かれていたのですが、
もう手に入らないと思ったため(※)、いつもと
異なり2本購入しました。
※ この後、現時点(2016年5月)までに、60件以上の
文房具店を訪れましたが、それらのお店では、
同じ商品はありませんでした。
現行品「ニューハード」の型番は "N-5200" ですが、
こちらは "N-5100" 。軸に小さく刻印されています。
分解してみました。芯は90年10月製造。
四半世紀前のものとなります。
書いてみました。こんなに古い商品なのに、
インクが出るところが、油性ボールペンの
不思議なところ。2本とも問題なく書くことが
できました。緑としては薄い色のようです。
既に持っている「ハードクリスタル」と
並べてみました。黒は太字タイプです。
このシリーズ、次で最終回の予定。でも直近の報告も
するつもりなので、どちらが先になるかは不明です。
それでは。
文房具 ブログランキングへ
前回の以下記載の通り、
>このように歩いたルート沿いの神社、お寺を見て
>来ましたが、ふと東側を見ると先程の大通りの
>向こうに大きなお寺が見えました。
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
>これは見ておこうと思い、そちらに向かおうと
>したところ、こんなお店を発見。
先の文房具店を出ると、元の目的のために
東の方向に戻りました。
再び、合羽橋の道具街に戻り「合羽橋南」交差点を
渡ったところにあるのが以下の画像の
「味を色で伝える食品サンプル
専門店 まいづる本店」さん。
外からも様々な食品サンプルが見られます。
一番下の画像では寿司桶サンプルの時計が
掛けられていました。
ちょうどそのお店と同じ区画に目的としていた
お寺があります。
【東本願寺】(浄土真宗東本願寺派本山)
前回ブログでは一言で
>浄土真宗東本願寺派の本山「東本願寺」です。
と書いてしまいましたが、宗教関係のため再度確認。
いつものようにWikipediaベースですが、
一応それ以外のソースも見てみました。
浄土真宗の宗派において、親鸞の墓所がある
本願寺を本山とする「本願寺派」があり、
江戸時代その本願寺の東にもうひとつの寺院が
建てられ(ここの表現が微妙)、こちらを本山
とする宗派がいわゆる「お東さん」と呼ばれる
もので、明治以降では「真宗大谷派」となった。
太平洋戦争後に起こった宗派内の対立により、
一部が1980年代終わりにこのお寺を本山とする
「浄土真宗東本願寺派」として独立(?)した。
こちらのお寺は、元々神田に建立されたものが
「明暦の大火」時の消失に伴いこの地に移転。
「浅草本願寺」と呼ばれていたが、1965年に
「東京本願寺」に改称。先の宗派独立後の
2001年に「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」
という名称が文化庁から認証された。
という、宗派やお寺の名前等、色々ややこしい
場所だったのですが、行った時点ではそんな事は
知らず「さすがに本山だけあって敷地が広いし、
本堂もスケールが違うな」とだけ感じていました。
こちらは、お寺を廻った時に撮るようにしている、
本堂正面から外を見た風景となります。
その参道の周囲にもいくつかのお寺が並びます。
【善照寺】(浄土真宗東本願寺派)
【徳本寺】(浄土真宗東本願寺派)
【満照寺】(浄土真宗東本願寺派)
その参道の終わりを横切る通りの向こうには
仏具店が並んでいました。
中には下の画像のように結構古い見た目のお店も
あります。
ビルの屋上にはこのような(仏具に模した?)
塔も建っています。
でも残念なことに、ストリートビューで再度見た
ところ、2016年1月時点で改築中だったため、
現在この姿は見る事ができません。
見たいものがあったので再び道具店街に。
少し見えてきました。
商店街の紹介ページに「コックさんもバーテンさん
も電話もニイミ(213)」とある「ニイミ洋食器店」さん
の屋上「ジャンボコック」像です。
この界隈ではこの絵が一番有名かもしれません。
通りこちら側、同じお店のビル側面には、
カラフルなコーヒーカップがあります。
どうもビルのベランダらしいですね。
次のお店に向かうために東に進みます。
先の参道を南側から見たところです。
遠くから見ると本堂の大きさが判ります。
ここから次のお店に行くため南方向に
更に歩いていきました。その途中の
こちらのお寺に立ち寄ってみました。
【本法寺】(長瀧山:日蓮宗)
【熊谷稲荷】【吉見稲荷】
お寺の本堂はこのような見た目です。
この正面に垂れ下がっているものの名前が
思い浮かばず、グーグルで画像検索したら
ウェディングドレスが検索されました。
【熊谷稲荷】
こちら稲荷神社の中では珍しい「白狐」を祀る
神社との事。「白狐」は人間に福徳を授けるそうで、
昔からお参りするひとが多いようです。
【吉見稲荷】
一方、この吉見稲荷は元からこの場所にあった
お稲荷さん。こちらには火災による被害から身を
護ったというエピソードが伝わっているようです。
この境内には「はなし塚」という、落語の演題を
弔うための石碑があります。
太平洋戦争へと向かう戦時下の昭和16年に、落語界が
演題種目から花柳界、酒、妾に関する囃、廓囃を時局に
合わないものとして自粛。いわば「葬られた」演題の
中で名作といわれる噺を弔うために落語関係者により
建てられたものとの事です。
先の吉見稲荷の近くにその石碑があり、説明用の
掲示板がこの画像の左に写っています。しかし、
その時は全く気が付かず、石碑の画像は残念ながら
撮り損なってしまいました。
ひとに福を授けるというところ、また先の
エピソードからこのお寺には演芸関係者からの
信仰も篤く、周囲の壁には演芸関係の名前が
一面に彫られています。
演芸関係の組合や寄席・演芸場、また放送局の
名前が並んでいます。
こちらには、色々な落語家さんの名前が並んで
います。テレビ等で私が見たことがある方かは
不明ですが、有名な名前もたくさん見ることが
できます。
そこから少し移動すると、今度はこのような所に
辿り着きました。
「バンダイ」本社のビルです。
このビルの一番目立つ場所には、その時期に
一番売れている(または一番売りたいもの)を
前面に出していると思われますが、この時
(2015年8月)はまだ妖怪ウオッチでした。
このビルの周囲にはバンダイが販売している
商品の様々なキャラクタ像が並んでいます。
若干、著作権的にどうかという気もするので、
あまり意味無いのですが小さめの画像で。
左はアニメ版「たまごっち」のキャラクター
"まめっち" との事。キャラ自体は見た事が
あるものの名前は今回初めて知りました。
右はゲーム関連でしたっけ。
超有名どころですね。左はタテ長の画像を、
横長に縮小しまいましたが、並びかいいので
このままとしています。
左2体はまさに私の世代のものですが、
右が何なのかは不明です。
このふたつも知りませんねえ。
実は文房具店を探すのに少し道に迷って
いました。このため、結果的に逆方向の
こんな神社にも立ち寄ってみました。
【諏訪神社】
台東区の東端、隅田川との間を走る「江戸通り」に
面した神社ですが、一段奥に入ったところにあり、
場合によっては通り過ぎてしまいそうです。
建てられた時期は、諸説あるようですが、古くは
約900年前とも言われています。
このように彷徨ってしまいましたが、
最終的に、ここ周囲で訪れた文房具店は、
以下となります。
1軒目は「ヨシダ文具」さん。
先の回で南下してきた「国際通り」と
東西に走る「春日通り」の交差点の
近くにあるお店です。
表通りにあるお店ということもあってか、
特に古いものは無かったため、以下を購入。
パイロット「ハイテック05」 0.5mm クリアブルー
「コスメティックカラー」シリーズの1本。
クリップがクリアなタイプです。
このコスメティックカラーシリーズは、
ハイテックCについて詳しい情報を
掲載されている「長靴はいたねこ」さんの
ページによると全10色だったようです。
しかしその大半が廃盤。これら廃盤色の内、
いくつかについては、店頭に残っているものを
見つけて購入したことがあります。
このクリアブルーはまだ廃盤では無いのですが、
今回あらためて先のページを見てみると、
更新日時は結構前なのに廃盤が前より
増えているような気がします。
商品シールは新しめ。商品自体も新しい感じ。
なお、型番の説明は少しマンネリ気味のため、
今回は省略します。
ペン先です。きれいな青系のインクが見えます。
書いてみました。
いわゆる「水色」ですが、結構クッキリとした色。
極細のペン先というもあって、細かくても目立つ
文字を書き込むことができます。
2軒目はこのお店。
「山一文具」さん。バンダイ本社に行く途中で
別の角を曲がったところにありました。
現在は、注文による各種印刷を主なお仕事に
されているそうで、(売るための)ボールペンは
本当にわずかに置かれているだけでした。
でも、その中に珍しいものが。
ゼブラ「ハードクリスタル」 0.7mm 緑
事務用ボールペンの緑インク。
これだけでも珍しいですが、ゼブラの現行品で
ある「ニューハード」の前世代の商品となります。
ゼブラのロゴも小文字混じりと古いものですね。
CMで有名な「見える見える」の目のイラストが
入った商品シール。
このボールペン。何本か置かれていたのですが、
もう手に入らないと思ったため(※)、いつもと
異なり2本購入しました。
※ この後、現時点(2016年5月)までに、60件以上の
文房具店を訪れましたが、それらのお店では、
同じ商品はありませんでした。
現行品「ニューハード」の型番は "N-5200" ですが、
こちらは "N-5100" 。軸に小さく刻印されています。
分解してみました。芯は90年10月製造。
四半世紀前のものとなります。
書いてみました。こんなに古い商品なのに、
インクが出るところが、油性ボールペンの
不思議なところ。2本とも問題なく書くことが
できました。緑としては薄い色のようです。
既に持っている「ハードクリスタル」と
並べてみました。黒は太字タイプです。
このシリーズ、次で最終回の予定。でも直近の報告も
するつもりなので、どちらが先になるかは不明です。
それでは。
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