とりあえず今年の報告も(2016年2月 立川) [買ったボールペンと街歩き]
ずっと昨年の話ではつまらないので、とりあえず今年分も
書いてみようかと。ただし、それも今年の2月末の事で、
まだ寒い時期のお話となります。なお、このためブログの
日付は適当な日付で載せており、情報が最新とは
言い難いのでご了承ください。
2月末に家庭の事情で、いきなり午後から東京郊外の
立川に行くことに。結構どんよりする事情だったのですが、
用事は午後からという事だったので、気を取り直して
「急に休暇が取れることになった」と考えることに。
とはいえ、仕事の諸々を調整するため、いったん出勤し、
そこから移動となりました。
通勤先からは、JR南武線で立川駅に行くことにしました。
一時間近く電車に乗り、東京郊外の多摩地区を北に
向かいます。今年は2月でも比較的暖かめだったためか、
沿線のある駅では近くの桜が咲いていました。
立川駅に到着しました。座ってはいたものの、
一時間近くの電車移動は少し疲れました。
乗ってきた南武線です。この立川駅が終点のため、
行き先は私が乗車した川崎駅行きとなっています。
隣のホームはJR中央線、更に向こうは青梅線の
ホームとなります。貨物列車も停車していますが、
本数が少ないとの事なので、見ることができたのは、
ラッキーだったのかもしれません。
平日の昼前ということで人のいないホームも
見ることができました。
南武線のホームは閑散としていましたが、昼近くと
いうこともあり改札周辺はたくさんの人がいます。
Wikipediaによると一日の乗車人員は約16万人。
「JR東日本管内の駅では有楽町に次いで第15位。」、
「東京都の中でも23区外の駅では最多」で、
JR乗り換え人数はカウント外なので駅利用者は
更に多いとの事。ちなみに私の実家がある八王子の
八王子駅の乗車人員は約半分らしいです。
改札を出ました。南北に街が広く広がっているため、
行き来する人は更に多い感じです。
実は、立川駅に来たのは24年振り。八王子の実家に
住んでいた時は当時の趣味で競馬をやっていたので、
立川のWINSに来ることが多かった覚えがあります。
まずは立川駅南口の様子から。
その24年前の記憶はあいまいですが、南口は
本当に変わった感があります。その昔は自分を
含めて、ギャンブルをしに来る人達の街の
イメージがあり、それなりの雰囲気の街だった
気がします。
ペデストリアンデッキが整備された現在は、
南口の各方面に向かうにもこの通路を渡って
いくようになっています。
その東側(立川高校方面)には後述しますが、
モノレールの駅があります。
ちょうど車両が駅から出てくるところでした。
今度は駅北口の様子です。
左手には伊勢丹があります。昔からあると思って
いたのですが、ちょっと違和感が。
調べてみると昔は北口の右手にあったものが、
2001年に移転したようです。(Wikipediaより)
右手には(過去の私の認識では)メインの通りに
あたる方面となります。こちらもペデストリアン
デッキにて移動するようになってます。
さて、先程から北口の画像で赤い支柱が見え隠れ
していたのですが、これを北口から離れてみると
このようになっています。
更に、別の様々な方向からの画像は以下の通り。
実はすっかり勘違いをしていました。
これ何かのモニュメントと思っていたのですが、
先程調べてみたら、ペデストリアンデッキを
吊るための構造物だそうです。
力強さを感じるのは当たり前ですね。
北口の左手を見てみるとこのようなものが。
立川市のキャラクター「くるりん」です。
そしてその先、伊勢丹の横には、みうひとつの
モノレールの駅があります。
こんな立川駅周辺ですが、まとめた解説を
いつものようにwikipediaから引用します。
(※一部は前記と重複)
「JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、
多摩地区最大の乗車人員数の立川駅と、
多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の
立川北駅・立川南駅があり、400万人の人口を
有する東京三多摩地区の中心都市として、
商業施設やオフィスが集積している。
多摩地域では町田駅・吉祥寺駅・八王子駅と
並び駅前が発展しているが、モノレールと
オフィス街を有する立川駅は近未来都市の
ような様相となっている。」
駅周辺の様子で見たモノレールは、この
「多摩都市モノレール」で、確認したところ
以下のような路線になります。
多摩都市モノレールは、東京都東大和市の
上北台と多摩市の多摩センターを結ぶ、
約16.0kmの跨座式(日本跨座式)モノレール。
東京都、私鉄、その他周辺地域等の出資による
第三セクターが運営するモノレールで、出資者の
うち私鉄各社は「西武」「京王」「小田急」。
これらは東京都の西部を東西に走る鉄道会社で、
これらを南北に繋ぐ役割を担っています。
このモノレールをもう少し見て見ます。
【立川北駅】
ペデストリアンデッキを更に上がったところに
改札があるため、このように広い階段と
長いエスカレーターがあります。
駅舎と、立川の街の上空をくねりながら
南側に向かうレールとなります。
【立川南駅】
こちらは駅改札がデッキと同じ階にあります。
そのため上空のレールは北側よりやや低め。
その分、見た目の迫力はより大きくなります。
それと、この部分はさっき北側で見たレールと
違ってレールが丸見え。
まさに真上をモノレールが走っていきました。
駅舎です。このまま進むと改札にあたります。
運賃は、隣の駅への運賃は100円で、その次以降は
3kmごとに210円から50円刻みになります。
なお立川南と立川北は一駅扱いのため、お互いを
挟んだ次の駅までは100円となります。
立川南駅をレールに沿って離れてみました。
このあたりはレールと周囲のビルが間近な
ところになります。
立川南駅から来たモノレールが目の前で、
建物の間をすり抜けて行きました。
スロット屋の看板の横を進むモノレールは、
近未来都市というより、アニメに出てくる
ファンタジー系の街を思い起こさせます。
先程のモノレールの南側の駅近くに文房具店が
あるため、午後の用事の前に行くことにしました。
駅すぐ横の商業ビル「アレアレア」に入りました。
その3階にはラーメン店が集まっている
「ラーメンスクエア」があります。
公式ページから説明を引用。
「ラーメンスクエアは、ニューヨークをイメージした
テーマパーク型の空間に味にこだわる7店が集結した
ラーメンの殿堂です。ラーメンスクエアに一歩足を
踏み込めば、まるでマンハッタンのラーメン店を
訪れているような雰囲気を味わえます。そこで皆様を
お待ちしているのは、ラーメンの匠が技を競う
オリジナルメニューの数々。」
その「マンハッタン」の真ん中にはステージがあり、
ローカルアイドルのライブをやっているみたいです。
文房具店はその上階にあります。
「オリオン書房」さんです。右手は書店で、
左手に文房具が置かれていました。
こちらでは、本来の用事のためメモ帳を買うとともに
以下のボールペンを購入。
ぺんてる「ハイパーG」 0.5mm 赤
ノック式のゲルインクボールペン。現行品ですが、
置いてある店を探すそうとすると、それはそれで
難しい印象があり、この機会に購入しました。
クリップの商品名。古い商品でもないのに
なぜかクラシカルな商品ロゴ。ぺんてるには
油性ボールペンで「ハイパーB」というのが
ありますが、そちらのロゴはカッコイイ系でした。
ハイパーGの特長はなんといっても、この軸の
デザイン。ノック部分のこのカッティングなど、
どの角度から撮ればいいのか迷うくらいです。
ノックボタンも単純な円柱ではなく、上部で八角形に
面取りが施されています。
クリップの横には、ダイヤ型の窪み加工があります。
機能的な意味は不明。デザインの一環と思われます。
この窪みを撮るために、詳しく見ていてあることに
気が付きました。
この画像では、よく見えませんが、プラ軸の内側にも
加工がしてあり、光にかざすとその加工面により光が
屈折している事がわかります。
ペン先の方は更に複雑な加工が施されています。
まずは一番知られているペン先金具の突起(?)。
特に、この赤インクの場合、各部分の模様とも
あいまってウルトラセブンのアイスラッガーを
思い起こします。「上」「超越」「向こう側」等を
表す接頭辞のハイパーは、似た意味の接頭辞である
「ウルトラ」にも通じます。
このボールペンの開発において、ウルトラセブンを
連想しなかったということは無いと思うのですが、
妄想でしょうか。
グリップの形状も独特。前記の突起に向かって
集っていくように斜めにカットが入っています。
右利きの場合、グリップから見て突起の右側に
人差し指が来て、親指・薬指でグリップを掴むことを
想定しているようです。
ペン先金具の周囲を一回りした画像4枚です。
この突起の逆側の窪みも独特のカッティング。
言葉では説明できない形状のため、一回りさせて
みました。ペン先ギリギリを掴んで書くタイプの
人のためでしょうか。
ペン先を出してみるとみんな見た目。より戦闘的な
印象になります。
分解してみました。芯にはパイプの内部に樹脂製の
栓のようなものが嵌められています。
拡大画像が無いのですが、芯は2013年7月22日製の
ようです。日まで入っている芯は初めて見たかも。
芯を抜いてみると、先に書いた軸内部の加工が、
多少わかり易くなります。
ペン先金具を戻そうとして気が付きました。
やっぱり特撮系の何かに似ています。
この「刺さる」感じが「ガメラ3」のイリスを
連想させるようです。
興味のある方は画像検索してみてください。
書いてみました。0.5mmということもあり、
くっきりした文字を書くことができます。
スラスラ、ヌラヌラ、という感じではなく、
カリカリした書き心地ですが、良い意味で
意図通りの字を書くことができる印象。
是非、他の色やクリップのロゴの配色が異なる
0.7mmも揃えたくなりました。
また、軸デザインがほぼ同じで軸色が美しい
「きらり」も買ってみようかなと思いました。
その後、本来の用事のため「立川南駅」から
モノレールに乗り移動しました。
改札を入ったところにある路線図となります。
各駅にはステーションシンボルという色と模様の
組み合わせによるマークが割り当てられており、
北寄りの駅はそのマーク内の緑色が多く、
南寄りの駅は橙色が多くなる、という仕組みに
なっています。
駅ホームです。この時間帯は10分間隔で運行
のため、北行きの車両はすぐ来ました。
モノレールに乗るのは半年振り。
なお、その半年前のブログ報告はまだ出来て
いません。本当は今回、何々と比べて、
と書きたかったのですが・・・
ちなみに多摩モノレールは2回目。前回は葬儀の
ためだったと思います。どうも良くないことが
起きたときに乗っているようです。
車両に乗り込み、中から立川の街を見てみると
以下のような風景でした。
ペデストリアンデッキより更に上から一番下の
自動車道を見ると結構な高さになりますね。
操作台とその先の窓から見たところです。
更にその先を望遠にしてみると、道路脇の並木を
下に見る事ができます。空を飛んでいるような
感覚になりますね。
こんな感じで元々の用事を済ませるべく、
移動しました。
夕方近くに用事が終わり、再びモノレールで
立川市街に戻ってきました。
行きと同じく「立川南駅」で下車。
ホーム・駅側面の駅名表示枠の右下が微妙に
色が違うことがわかると思います。
先程のステーションシンボルによる表示ですね。
この先でデッキを降りて、そのまま南側にある
文房具店に向かいました。
カメラの調子が悪く、夕方で少し暗くなっていた
こともあり、少しボケた画像になっていますが、
文房具店に向かう途中の街の様子となります。
駅周辺とは異なり、少し落ち着いた感じの
通りですが、色々なお店が並びます。
このような、お肉屋さん?惣菜屋さん?もありました。
そこから少し歩くと、その先の商店街の入口近くに
ある目的のお店に到着しました。「正盛堂」さんです。
結構広め、かつ明るめのお店。そのため、あまり
古いものは無いかなあ、と思っていたら、良い意味で
予想外の結果が以下のボールペン達となります。
パイロット「エコメイト ノック式」 0.7mm 赤
ユニ「SD-301」 0.7mm 黒
トンボ ノック式ボールペン(名称不明) 0.7mm 黒
ビック「round stic」 0.7mm(目視) 黒
コクヨ「SEPTY campus」0.5mm(目視) 黒
「エコメイト」はパイロットのエコ対応商品。
これまでも何本か買っており、このブログでも
報告した事があります。
元々あるパイロットの商品を再生樹脂の素材で
製造しているものとなりますが、クリップの形状や
握り部分の溝の入り方から見て「スーパーノック」が
元と思われます。
唯一の違いがこの軸。見た目は、白地に混ぜ物が
されているような感じ。再生樹脂らしさを表す(?)
ためのものでしょうか。
分解してみました。元が「スーパーノック」なので、
造りはとてもシンプルです。
芯は2001年8月製。
軸自体は汚れ、日焼け等が無く、比較的新しい
商品に見えたのでちょっと意外でした。
書いてみました。旧油性なので粘りは感じますが、
特にインクの出には問題ありません。
インク色は明るめといってよい色です。
他の「エコメイト」を上に2本、一番下に元商品の
「スーパーノック」を並べてみました。
上2本の「エコメイト」の元商品は「スーパーグリップ」
「スーパーP」となります。 "スーパー" シリーズには
それぞれエコ対応商品があるということですね。
次はユニというより「三菱鉛筆」の古いノック式の
ボールペン。このタイプは普段買わないのですが、
オレンジ色のシンプルな軸に惹かれて購入。
まさに「金具」という感じのクリップ。
枻出版社の「STATIONARY magazine」の
No.008「文房具大図鑑」によると、軸に対する
固定の形式は "バンドタイプ" 、クリップ先端は
"カール" と呼ばれる加工のようです。
その先に小さく三菱のマークが入っています。
本当に小さくて "キズ" かと思うくらいですね。
オレンジ色の軸はプラスティック製。
この通りストレートの丸軸。
文字はこの型番と値段(?)のみ。
でもこの型番では、このボールペンの
情報が全く出てきませんね。
グリップは三方が平面になっており、
自然にしっかり握ることができます。
ペン先を出したところです。写真を撮るのを
忘れたのですが、ノックボタンの先にはグレーの
ゴムが付いています。商品名の文字とグリップも
グレーで統一されており、オレンジ色の軸、金具の
シルバーとの組み合わせが、オレンジ色なのに
大人っぽい感じがします。
分解してみました。グリップも外れるタイプ。
今のボールペンでは、グリップが外れるものは
ほとんど無いような気がします。
芯は93年12月製。かなり古いものですね。
書いてみました。残念ながらあまりインクが
出なくなっています。
でも、先程書いてみたらインクが出るようになって
いました。油性インクはちょっと気まぐれなところが
ありますね。
こちらも紹介しにくいボールペンですね。商品名の
印字等が軸・クリップにありません。
そのため軸をぐるりと回した画像でまず見た目を。
軸の側面にはペン先を戻すためのボタンが付いて
います。ユニのBOXYと同じタイプです。
ノックボタンに貼られた商品シールが、この商品の
唯一の情報です。これが無ければトンボ製品である
こともわかりませんでした。
軸デザイン自体はシンプルで良い感じ。
黒字に赤い線に見えますが、赤いプラ軸の表面に
黒い塗装が施されています。表面はマットな見た目。
また、この塗装が滑り止めになっています。
ばらしてみました。軸とノック部は一体、それ以外は
見た目どおり。ちょっと芯が短いですね。
その芯は2002年3月製・・・
よく見ると「ZEBRA SK-0.7芯」とあります。
いったいどういうことでしょうか。
書いてみました。まあ普通に書けますね。
少し重い感じかもしれません。
思い出しました。八王子でボールペンを買った時に
同様のボールペンがあった事を。
その時はパイロットのボールペンにゼブラの芯が
入っていました。
そこで並べたのがこの画像。そちらもプラ軸の
100円ボールペン。芯は「K-0.7芯」でした。
こちらはビックのキャップ式ボールペン。
「round stic」は別のタイプ(カラーインク)のものを
購入したことがありますが、こちらはちょっと違う種類。
「USA」とありますが、アメリカ製なのでしょうか。
名前の通り見た目は丸い棒ですね。
キャップを外すとこんな感じ。
ビックのこのタイプは、芯は軸にはめ込むように
なっています。そのための芯周りの部品は芯先に
あわせて黄土色なのかと。
よく見るとこの黄土色の部品と、さらにその周りの
黒い部品にはともに「BIC」の文字が入っています。
今気が付いたため拡大画像はありませんが、黄土色
部品では浮き出るような加工、黒い部品は凹んだ形
の加工がされています。
このキャップにも「BIC」のロゴが入っています。
「もしや」と思って軸の尾栓(黒いプラ製)を見ると
「BIC」文字が「USA」と共に細かく入っています。
アメリカ式の部品管理のためかもしれませんね。
そうして見ると、この軸は商品名の印字により、商品
固有の部品という事を表しているのかもしれません。
書くための準備を。芯を無理に軸から外して
何かあると嫌なのでボール径は目視ですが、
「fine」ともあるので0.7mmですね。
書いてみました。かなりかすれています。
でも上と同様に、今は普通にインクが出ました。
写真撮った時期が寒かったせいでしょうか。
前に買ったカラーインクのボールペンと
並べてみました。商品名は違いますが、
キャップ・軸の形状は同じといってよいかと。
加工用の金型は使いまわしという事ですね。
最後はコクヨのボールペン。
こちらも、この商品名・型番ではネット上の
情報が出てこないようです。
ノートで知られる「Campus」ブランド。
この前、昨年の購入報告にもありましたね。
黒軸にパールホワイトの部品でアクセントの付いた
デザイン。キャップの形状、そのキャップを後部に
嵌めた時の見た目。女性向けと思われます。
分解はあまりできないようになっています。
芯入れ替えもしない前提の商品のようです。
このため、ペン先はこれも目視です。
ボール径は0.5mmと思われます。
書いてみました。濃い黒のインク色、結構細かい字で
書くことができます。
書いてみて、初めてこのボールペンがゲルインクで
あることに気が付きました。
今年分を書くために、昨年分がまた滞ってしまいましたが、
対応策をあらためて検討中です。
次回は昨年の台東区の続きの予定です。それでは。
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書いてみようかと。ただし、それも今年の2月末の事で、
まだ寒い時期のお話となります。なお、このためブログの
日付は適当な日付で載せており、情報が最新とは
言い難いのでご了承ください。
2月末に家庭の事情で、いきなり午後から東京郊外の
立川に行くことに。結構どんよりする事情だったのですが、
用事は午後からという事だったので、気を取り直して
「急に休暇が取れることになった」と考えることに。
とはいえ、仕事の諸々を調整するため、いったん出勤し、
そこから移動となりました。
通勤先からは、JR南武線で立川駅に行くことにしました。
一時間近く電車に乗り、東京郊外の多摩地区を北に
向かいます。今年は2月でも比較的暖かめだったためか、
沿線のある駅では近くの桜が咲いていました。
立川駅に到着しました。座ってはいたものの、
一時間近くの電車移動は少し疲れました。
乗ってきた南武線です。この立川駅が終点のため、
行き先は私が乗車した川崎駅行きとなっています。
隣のホームはJR中央線、更に向こうは青梅線の
ホームとなります。貨物列車も停車していますが、
本数が少ないとの事なので、見ることができたのは、
ラッキーだったのかもしれません。
平日の昼前ということで人のいないホームも
見ることができました。
南武線のホームは閑散としていましたが、昼近くと
いうこともあり改札周辺はたくさんの人がいます。
Wikipediaによると一日の乗車人員は約16万人。
「JR東日本管内の駅では有楽町に次いで第15位。」、
「東京都の中でも23区外の駅では最多」で、
JR乗り換え人数はカウント外なので駅利用者は
更に多いとの事。ちなみに私の実家がある八王子の
八王子駅の乗車人員は約半分らしいです。
改札を出ました。南北に街が広く広がっているため、
行き来する人は更に多い感じです。
実は、立川駅に来たのは24年振り。八王子の実家に
住んでいた時は当時の趣味で競馬をやっていたので、
立川のWINSに来ることが多かった覚えがあります。
まずは立川駅南口の様子から。
その24年前の記憶はあいまいですが、南口は
本当に変わった感があります。その昔は自分を
含めて、ギャンブルをしに来る人達の街の
イメージがあり、それなりの雰囲気の街だった
気がします。
ペデストリアンデッキが整備された現在は、
南口の各方面に向かうにもこの通路を渡って
いくようになっています。
その東側(立川高校方面)には後述しますが、
モノレールの駅があります。
ちょうど車両が駅から出てくるところでした。
今度は駅北口の様子です。
左手には伊勢丹があります。昔からあると思って
いたのですが、ちょっと違和感が。
調べてみると昔は北口の右手にあったものが、
2001年に移転したようです。(Wikipediaより)
右手には(過去の私の認識では)メインの通りに
あたる方面となります。こちらもペデストリアン
デッキにて移動するようになってます。
さて、先程から北口の画像で赤い支柱が見え隠れ
していたのですが、これを北口から離れてみると
このようになっています。
更に、別の様々な方向からの画像は以下の通り。
実はすっかり勘違いをしていました。
これ何かのモニュメントと思っていたのですが、
先程調べてみたら、ペデストリアンデッキを
吊るための構造物だそうです。
力強さを感じるのは当たり前ですね。
北口の左手を見てみるとこのようなものが。
立川市のキャラクター「くるりん」です。
そしてその先、伊勢丹の横には、みうひとつの
モノレールの駅があります。
こんな立川駅周辺ですが、まとめた解説を
いつものようにwikipediaから引用します。
(※一部は前記と重複)
「JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、
多摩地区最大の乗車人員数の立川駅と、
多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の
立川北駅・立川南駅があり、400万人の人口を
有する東京三多摩地区の中心都市として、
商業施設やオフィスが集積している。
多摩地域では町田駅・吉祥寺駅・八王子駅と
並び駅前が発展しているが、モノレールと
オフィス街を有する立川駅は近未来都市の
ような様相となっている。」
駅周辺の様子で見たモノレールは、この
「多摩都市モノレール」で、確認したところ
以下のような路線になります。
多摩都市モノレールは、東京都東大和市の
上北台と多摩市の多摩センターを結ぶ、
約16.0kmの跨座式(日本跨座式)モノレール。
東京都、私鉄、その他周辺地域等の出資による
第三セクターが運営するモノレールで、出資者の
うち私鉄各社は「西武」「京王」「小田急」。
これらは東京都の西部を東西に走る鉄道会社で、
これらを南北に繋ぐ役割を担っています。
このモノレールをもう少し見て見ます。
【立川北駅】
ペデストリアンデッキを更に上がったところに
改札があるため、このように広い階段と
長いエスカレーターがあります。
駅舎と、立川の街の上空をくねりながら
南側に向かうレールとなります。
【立川南駅】
こちらは駅改札がデッキと同じ階にあります。
そのため上空のレールは北側よりやや低め。
その分、見た目の迫力はより大きくなります。
それと、この部分はさっき北側で見たレールと
違ってレールが丸見え。
まさに真上をモノレールが走っていきました。
駅舎です。このまま進むと改札にあたります。
運賃は、隣の駅への運賃は100円で、その次以降は
3kmごとに210円から50円刻みになります。
なお立川南と立川北は一駅扱いのため、お互いを
挟んだ次の駅までは100円となります。
立川南駅をレールに沿って離れてみました。
このあたりはレールと周囲のビルが間近な
ところになります。
立川南駅から来たモノレールが目の前で、
建物の間をすり抜けて行きました。
スロット屋の看板の横を進むモノレールは、
近未来都市というより、アニメに出てくる
ファンタジー系の街を思い起こさせます。
先程のモノレールの南側の駅近くに文房具店が
あるため、午後の用事の前に行くことにしました。
駅すぐ横の商業ビル「アレアレア」に入りました。
その3階にはラーメン店が集まっている
「ラーメンスクエア」があります。
公式ページから説明を引用。
「ラーメンスクエアは、ニューヨークをイメージした
テーマパーク型の空間に味にこだわる7店が集結した
ラーメンの殿堂です。ラーメンスクエアに一歩足を
踏み込めば、まるでマンハッタンのラーメン店を
訪れているような雰囲気を味わえます。そこで皆様を
お待ちしているのは、ラーメンの匠が技を競う
オリジナルメニューの数々。」
その「マンハッタン」の真ん中にはステージがあり、
ローカルアイドルのライブをやっているみたいです。
文房具店はその上階にあります。
「オリオン書房」さんです。右手は書店で、
左手に文房具が置かれていました。
こちらでは、本来の用事のためメモ帳を買うとともに
以下のボールペンを購入。
ぺんてる「ハイパーG」 0.5mm 赤
ノック式のゲルインクボールペン。現行品ですが、
置いてある店を探すそうとすると、それはそれで
難しい印象があり、この機会に購入しました。
クリップの商品名。古い商品でもないのに
なぜかクラシカルな商品ロゴ。ぺんてるには
油性ボールペンで「ハイパーB」というのが
ありますが、そちらのロゴはカッコイイ系でした。
ハイパーGの特長はなんといっても、この軸の
デザイン。ノック部分のこのカッティングなど、
どの角度から撮ればいいのか迷うくらいです。
ノックボタンも単純な円柱ではなく、上部で八角形に
面取りが施されています。
クリップの横には、ダイヤ型の窪み加工があります。
機能的な意味は不明。デザインの一環と思われます。
この窪みを撮るために、詳しく見ていてあることに
気が付きました。
この画像では、よく見えませんが、プラ軸の内側にも
加工がしてあり、光にかざすとその加工面により光が
屈折している事がわかります。
ペン先の方は更に複雑な加工が施されています。
まずは一番知られているペン先金具の突起(?)。
特に、この赤インクの場合、各部分の模様とも
あいまってウルトラセブンのアイスラッガーを
思い起こします。「上」「超越」「向こう側」等を
表す接頭辞のハイパーは、似た意味の接頭辞である
「ウルトラ」にも通じます。
このボールペンの開発において、ウルトラセブンを
連想しなかったということは無いと思うのですが、
妄想でしょうか。
グリップの形状も独特。前記の突起に向かって
集っていくように斜めにカットが入っています。
右利きの場合、グリップから見て突起の右側に
人差し指が来て、親指・薬指でグリップを掴むことを
想定しているようです。
ペン先金具の周囲を一回りした画像4枚です。
この突起の逆側の窪みも独特のカッティング。
言葉では説明できない形状のため、一回りさせて
みました。ペン先ギリギリを掴んで書くタイプの
人のためでしょうか。
ペン先を出してみるとみんな見た目。より戦闘的な
印象になります。
分解してみました。芯にはパイプの内部に樹脂製の
栓のようなものが嵌められています。
拡大画像が無いのですが、芯は2013年7月22日製の
ようです。日まで入っている芯は初めて見たかも。
芯を抜いてみると、先に書いた軸内部の加工が、
多少わかり易くなります。
ペン先金具を戻そうとして気が付きました。
やっぱり特撮系の何かに似ています。
この「刺さる」感じが「ガメラ3」のイリスを
連想させるようです。
興味のある方は画像検索してみてください。
書いてみました。0.5mmということもあり、
くっきりした文字を書くことができます。
スラスラ、ヌラヌラ、という感じではなく、
カリカリした書き心地ですが、良い意味で
意図通りの字を書くことができる印象。
是非、他の色やクリップのロゴの配色が異なる
0.7mmも揃えたくなりました。
また、軸デザインがほぼ同じで軸色が美しい
「きらり」も買ってみようかなと思いました。
その後、本来の用事のため「立川南駅」から
モノレールに乗り移動しました。
改札を入ったところにある路線図となります。
各駅にはステーションシンボルという色と模様の
組み合わせによるマークが割り当てられており、
北寄りの駅はそのマーク内の緑色が多く、
南寄りの駅は橙色が多くなる、という仕組みに
なっています。
駅ホームです。この時間帯は10分間隔で運行
のため、北行きの車両はすぐ来ました。
モノレールに乗るのは半年振り。
なお、その半年前のブログ報告はまだ出来て
いません。本当は今回、何々と比べて、
と書きたかったのですが・・・
ちなみに多摩モノレールは2回目。前回は葬儀の
ためだったと思います。どうも良くないことが
起きたときに乗っているようです。
車両に乗り込み、中から立川の街を見てみると
以下のような風景でした。
ペデストリアンデッキより更に上から一番下の
自動車道を見ると結構な高さになりますね。
操作台とその先の窓から見たところです。
更にその先を望遠にしてみると、道路脇の並木を
下に見る事ができます。空を飛んでいるような
感覚になりますね。
こんな感じで元々の用事を済ませるべく、
移動しました。
夕方近くに用事が終わり、再びモノレールで
立川市街に戻ってきました。
行きと同じく「立川南駅」で下車。
ホーム・駅側面の駅名表示枠の右下が微妙に
色が違うことがわかると思います。
先程のステーションシンボルによる表示ですね。
この先でデッキを降りて、そのまま南側にある
文房具店に向かいました。
カメラの調子が悪く、夕方で少し暗くなっていた
こともあり、少しボケた画像になっていますが、
文房具店に向かう途中の街の様子となります。
駅周辺とは異なり、少し落ち着いた感じの
通りですが、色々なお店が並びます。
このような、お肉屋さん?惣菜屋さん?もありました。
そこから少し歩くと、その先の商店街の入口近くに
ある目的のお店に到着しました。「正盛堂」さんです。
結構広め、かつ明るめのお店。そのため、あまり
古いものは無いかなあ、と思っていたら、良い意味で
予想外の結果が以下のボールペン達となります。
パイロット「エコメイト ノック式」 0.7mm 赤
ユニ「SD-301」 0.7mm 黒
トンボ ノック式ボールペン(名称不明) 0.7mm 黒
ビック「round stic」 0.7mm(目視) 黒
コクヨ「SEPTY campus」0.5mm(目視) 黒
「エコメイト」はパイロットのエコ対応商品。
これまでも何本か買っており、このブログでも
報告した事があります。
元々あるパイロットの商品を再生樹脂の素材で
製造しているものとなりますが、クリップの形状や
握り部分の溝の入り方から見て「スーパーノック」が
元と思われます。
唯一の違いがこの軸。見た目は、白地に混ぜ物が
されているような感じ。再生樹脂らしさを表す(?)
ためのものでしょうか。
分解してみました。元が「スーパーノック」なので、
造りはとてもシンプルです。
芯は2001年8月製。
軸自体は汚れ、日焼け等が無く、比較的新しい
商品に見えたのでちょっと意外でした。
書いてみました。旧油性なので粘りは感じますが、
特にインクの出には問題ありません。
インク色は明るめといってよい色です。
他の「エコメイト」を上に2本、一番下に元商品の
「スーパーノック」を並べてみました。
上2本の「エコメイト」の元商品は「スーパーグリップ」
「スーパーP」となります。 "スーパー" シリーズには
それぞれエコ対応商品があるということですね。
次はユニというより「三菱鉛筆」の古いノック式の
ボールペン。このタイプは普段買わないのですが、
オレンジ色のシンプルな軸に惹かれて購入。
まさに「金具」という感じのクリップ。
枻出版社の「STATIONARY magazine」の
No.008「文房具大図鑑」によると、軸に対する
固定の形式は "バンドタイプ" 、クリップ先端は
"カール" と呼ばれる加工のようです。
その先に小さく三菱のマークが入っています。
本当に小さくて "キズ" かと思うくらいですね。
オレンジ色の軸はプラスティック製。
この通りストレートの丸軸。
文字はこの型番と値段(?)のみ。
でもこの型番では、このボールペンの
情報が全く出てきませんね。
グリップは三方が平面になっており、
自然にしっかり握ることができます。
ペン先を出したところです。写真を撮るのを
忘れたのですが、ノックボタンの先にはグレーの
ゴムが付いています。商品名の文字とグリップも
グレーで統一されており、オレンジ色の軸、金具の
シルバーとの組み合わせが、オレンジ色なのに
大人っぽい感じがします。
分解してみました。グリップも外れるタイプ。
今のボールペンでは、グリップが外れるものは
ほとんど無いような気がします。
芯は93年12月製。かなり古いものですね。
書いてみました。残念ながらあまりインクが
出なくなっています。
でも、先程書いてみたらインクが出るようになって
いました。油性インクはちょっと気まぐれなところが
ありますね。
こちらも紹介しにくいボールペンですね。商品名の
印字等が軸・クリップにありません。
そのため軸をぐるりと回した画像でまず見た目を。
軸の側面にはペン先を戻すためのボタンが付いて
います。ユニのBOXYと同じタイプです。
ノックボタンに貼られた商品シールが、この商品の
唯一の情報です。これが無ければトンボ製品である
こともわかりませんでした。
軸デザイン自体はシンプルで良い感じ。
黒字に赤い線に見えますが、赤いプラ軸の表面に
黒い塗装が施されています。表面はマットな見た目。
また、この塗装が滑り止めになっています。
ばらしてみました。軸とノック部は一体、それ以外は
見た目どおり。ちょっと芯が短いですね。
その芯は2002年3月製・・・
よく見ると「ZEBRA SK-0.7芯」とあります。
いったいどういうことでしょうか。
書いてみました。まあ普通に書けますね。
少し重い感じかもしれません。
思い出しました。八王子でボールペンを買った時に
同様のボールペンがあった事を。
その時はパイロットのボールペンにゼブラの芯が
入っていました。
そこで並べたのがこの画像。そちらもプラ軸の
100円ボールペン。芯は「K-0.7芯」でした。
こちらはビックのキャップ式ボールペン。
「round stic」は別のタイプ(カラーインク)のものを
購入したことがありますが、こちらはちょっと違う種類。
「USA」とありますが、アメリカ製なのでしょうか。
名前の通り見た目は丸い棒ですね。
キャップを外すとこんな感じ。
ビックのこのタイプは、芯は軸にはめ込むように
なっています。そのための芯周りの部品は芯先に
あわせて黄土色なのかと。
よく見るとこの黄土色の部品と、さらにその周りの
黒い部品にはともに「BIC」の文字が入っています。
今気が付いたため拡大画像はありませんが、黄土色
部品では浮き出るような加工、黒い部品は凹んだ形
の加工がされています。
このキャップにも「BIC」のロゴが入っています。
「もしや」と思って軸の尾栓(黒いプラ製)を見ると
「BIC」文字が「USA」と共に細かく入っています。
アメリカ式の部品管理のためかもしれませんね。
そうして見ると、この軸は商品名の印字により、商品
固有の部品という事を表しているのかもしれません。
書くための準備を。芯を無理に軸から外して
何かあると嫌なのでボール径は目視ですが、
「fine」ともあるので0.7mmですね。
書いてみました。かなりかすれています。
でも上と同様に、今は普通にインクが出ました。
写真撮った時期が寒かったせいでしょうか。
前に買ったカラーインクのボールペンと
並べてみました。商品名は違いますが、
キャップ・軸の形状は同じといってよいかと。
加工用の金型は使いまわしという事ですね。
最後はコクヨのボールペン。
こちらも、この商品名・型番ではネット上の
情報が出てこないようです。
ノートで知られる「Campus」ブランド。
この前、昨年の購入報告にもありましたね。
黒軸にパールホワイトの部品でアクセントの付いた
デザイン。キャップの形状、そのキャップを後部に
嵌めた時の見た目。女性向けと思われます。
分解はあまりできないようになっています。
芯入れ替えもしない前提の商品のようです。
このため、ペン先はこれも目視です。
ボール径は0.5mmと思われます。
書いてみました。濃い黒のインク色、結構細かい字で
書くことができます。
書いてみて、初めてこのボールペンがゲルインクで
あることに気が付きました。
今年分を書くために、昨年分がまた滞ってしまいましたが、
対応策をあらためて検討中です。
次回は昨年の台東区の続きの予定です。それでは。
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