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東京都台東区を歩く(10回目)【2015年未報告分】 [買ったボールペンと街歩き]

過去日付をアップするという変則的な更新と
なります。ページ的に前回の続きとするには、
まあ適当な方法かなと思います。

時刻は15:40過ぎとなり、真夏とはいえ日が傾き、
影が長くなっています。
20160412_00_01.JPG
鶯谷駅スタートが10時少し前のため、5時間半は
歩きっぱなし。
ちなみにこれ(ボールペン収集)の時は、基本的に
昼飯抜きです。あまり腹が減る体質では無い事も
ありますが、「100円ちょっとのボールペンを大量に
買う」事を目的にしているのと、必要経費である
電車移動代を考えると削れるのはメシ代になります。
とはいえ、夏場に水分補給は欠く訳にいかないため、
再び給水。
    20160412_00_02.JPG
この商品、ここ数年夏場に良く飲んでいます。
量が若干多くて、自販機で安くなっている事が
多いためかもしれません。

都営浅草線の蔵前駅周辺には、有名なお店も
数軒ありますが、今回はパスして南下。
しかし次に目的としていたお店は「紙」関係の
専門店だったため、台東区の南部を東西に走る
「蔵前通り」を西に向かいました。また時刻的に
次のお店を最終地とすることに。

とはいえ、その途中で引っかかるのは相変わらず。
新宗教系の施設がありました。
【幸福の科学】(東京東部支部精舎)
 20160412_00_03.JPG
 どこの施設も大仰な印象の建物ですが、こちらは
 あまり大きい建物で無いので若干地味な感じ。
 「精舎」とは修行場と参拝所を兼ねた施設との事。

その近くには大きめの神社がありました。
【鳥越神社】
 20160412_00_04.JPG
 創建が651年(白雉2年)という由緒の神社。
 正面の鳥居の前には、このような橋がかかって
 います。このようなものは初めて見たかも。
20160412_00_05.JPG
20160412_00_06.JPG
 この橋は「白鳥橋」。「日本武尊が、東国平定の
 道すがら、当時白鳥村といったこの地に滞在した」
 という逸話から付けられたものと思われます。
20160412_00_07.JPG
 境内社の「福寿神社」。お稲荷さん・天神さん・
 恵比寿さん・大黒さんを合わせて祀ったものです。
20160412_00_08.JPG
 拝殿前の狛犬です。狛犬マニアの方の分類では
 「招魂社系」にあたるようです。
 特徴は「基本的には正面をぐっとにらみ、胸の
 グッと張った厳めしい」という見た目。
20160412_00_09.JPG
 狛犬マニアには、落語家の三遊亭円丈師匠が
 いて、「招魂社系」も円丈式分類のひとつ。
 「そのルーツは木彫り神殿狛犬にあり、かつて
  招魂社と言っていた護国神社に多く見られる」
 ため「招魂社系」と命名したようです。
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そこから、北に移動して次のお店がある
商店街に入りました。
20160412_00_11.JPG
こちら「佐竹商店街」です。都営地下鉄の
「新御徒町」駅から南に約330m伸びる商店街。
こちらの商店街、途中にある東西を走る通りで、
「新御徒町」駅寄りの北半分と南半分が分かれて
いるのですが、私が歩いたのは南側となります。
20160412_00_12.JPG
夕方の商店街としてはあまり買い物客がいない
印象です。開いているお店も少ない感じが。
そのせいか、この時の写真フォルダを見直して
みると、他の商店街に比べて、こちらの写真は
ほとんどありません。
20160412_00_13.JPG
20160412_00_14.JPG
こちら「日本で2番目に古い商店街」ということで、
アーケード内にこのような垂れ幕がありました。

この商店街の南口近くにあるのが、今回の最終目的の
文房具店となる「トラヤ文具店」さん。
20160412_00_15.JPG
20160412_00_16.JPG
奥に長い形のお店。店の中央ある棚とその対面の
壁側の棚に大量のボールペンがありました。
古いものが結構あったのと、体力的に限界が来て
いたため、買うまでに時間がかかってしまいました。
他にお客さんはいなかったものの、お店にはご迷惑
だったかもしれません。
そのような状態で選んだのが以下のボールペン。
20160412_50_01.JPG
 角度を変えて上から商品名を記載します。
20160412_50_02.JPG
 ぺんてる「ハイブリッド ファイン」
       0.5mm 青、0.6mm 青、0.5mm 青
 ぺんてる「ハイブリッド ジョブ」 0.5mm 青
 ぺんてる「ハイブリッド」(デザイン改定版)
       0.6mm 蛍光橙
20160412_50_03.JPG
 ぺんてる「SUPERBALL 02」 0.4mm 赤
 ゼブラ「ジムニー 太字」 1.0mm 青
 ゼブラ「ハイパージェル」 0.5mm ブルーグリーン
 パイロット「ハイテックポイントV5Ⅱ」 0.5mm 赤

【ぺんてる「ハイブリッド ファイン」】
20160412_51_01.JPG
 ぺんてる「ハイブリッド」のグリップ付き。
 海外では「Hybrid Gel Grip」として販売されて
 いるようです。
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20160412_51_04.JPG
 上2本が、ボール径 0.5mm と 0.6mm の青。
 下が 0.5mm の赤。 0.5mm の次が 0.6mm に
 なるのは、ぺんてるのボールペンに(小数点以下が)
 偶数のボール径(0.4mm、0.8mm等)が多いため
 でしょうか。
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20160412_51_07.JPG
 青2本を、以前買った 0.4mm と並べてみました。
 この 0.4mm は軸の長さが短め。
20160412_51_08.JPG
 キャップに商品情報が記載されたシールが貼って
 あります。それぞれ型番の記載があるのですが、
 「K104-C」「K115-C」「K116-CD」とあまり統一感が
 感じられません。数字の1桁目は100円台、2桁目は
 商品固有、次がボール径。英文字がインク色のはず
 ですが、青インクを表す色記号("C")の後の "D" は
 意味が不明。(前も適当な事を書いていたようです)
20160412_51_10.JPG
20160412_51_09.JPG
 グリップとペン先です。 0.4mm だけグリップの
 凹みの形とペン先金具の形状が異なります。
20160412_51_11.JPG
20160412_51_12.JPG
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20160412_51_14.JPG
 赤 0.5mm を、やはり以前買ったものと並べました。
 が、片方(0.6mm)はまだここで購入報告していない
 ものでした。やはり時系列に書いていかないと弊害が
 出るようです。
20160412_51_15.JPG
20160412_51_16.JPG
 分解してみました。赤は比較のため前に買った
  0.6mm も並べています。
 ペン先とパイプを繋ぐ部品の色に、 0.5mm と
  0.6mm の違いがあるようです。
20160412_51_17.JPG
20160412_51_18.JPG
 ペン先の画像を。撮った時に並べ方を変えてしまい
 ましたが、上が青(0.5mm、0.6mm)・赤0.5mm、
 下が赤 0.5mm ・青(0.5mm、0.6mm)になります。
 0.1mm 違いですが、どうにか認識できる感じ。
20160412_51_19.JPG
 書いてみました。赤は少しインクの出が悪いものの、
 ボール径の違いははっきり判りますね。

【ぺんてる「ハイブリッド ジョブ」】
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 ぺんてるの油性ボールペン「ジョブ」の軸に
 ゲルインク芯を搭載、という仕様のボールペン。
 キャップ・尾栓の両端が細くなっており葉巻型(?)
 といった形状の軸です。
20160412_52_05.JPG
 クリップにはハイブリッドらしさが表現されています。
 丸枠のボール径は、デザイン改訂版のハイブリッドの
 クリップ印字と同じものと思われます。
20160412_52_06.JPG
 型番の数字2桁目は、商品固有と思われるので、
 この商品の固有記号は "4" となります。
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 前に「ハイブリッドたち」の中で、これの赤インクに
 ついて書きましたが、このボールペンは各部品の
 透明感がとても印象的です。
20160412_52_10.JPG
20160412_52_11.JPG
 分解しました。
 インク芯は先程の「ハイブリッド ファイン」の
  0.5mm と同じもの(KF5)ですね。また芯を外すと
 先に書いた「透明感」がより感じられます。
20160412_52_12.JPG
20160412_52_13.JPG20160412_52_14.JPG
20160412_52_15.JPG20160412_52_16.JPG
 既に持っている赤インクと並べてみました。赤インクは
  0.8mm の中字です。
20160412_52_17.JPG
 書いてみました。ゲルインクの 0.5mm のため、
 クッキリとした青色で細い文字を書くことができます。
 画像では伝わりませんが、この青色はちょっと
 ロイヤルブルー寄りの好きな色です。

【ぺんてる「ハイブリッド」(改定版)】
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 この「ハイブリッド」、2004年にデザイン上の変更が
 あった時のものとなります。このため、商品名は
 「改定版」としています。
20160412_53_03.JPG
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 この角張ったキャップは転がり防止のためと
 思われますが、私の趣味とは合いません。
20160412_53_06.JPG
 型番は「K174-F」。この商品は "7" で表されていると
 思われます。色をカタカナで記載しているのは、
 もしかすると生産時の考慮かもしれません。
20160412_53_07.JPG
20160412_53_08.JPG
 この丸模様は、他も含めて何かしら(陳腐な表現ですが)
 「未来的」なイメージのデザインかと思います。
 でも、よく見ないと気が付かないですね。
20160412_53_10.JPG
20160412_53_11.JPG
 分解してみました。ゲルは劣化しやすいものですが、
 これは大丈夫そう。芯は2006年6月製。
20160412_53_09.JPG
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 書いてみました。まさに蛍光という感じでオレンジ色が
 浮かび上がります。
20160412_53_13.JPG
 光量を落としてみると、その「蛍光」感を更に
 感じる事ができますね。
20160412_53_14.JPG
 手持ちの「改訂版」シリーズと並べてみました。
 ボール径はバラバラ。なお同じ時に発売された
 ノック式も混ぜています。
20160412_53_15.JPG
 「ハイブリッド」の蛍光オレンジを並べてみました。
 一番下が、スタンダード(?)のハイブリッド。
 上3本は、ボール径違いとダブりを含んだ
 「ハイブリッドテクニカ」となります。

【ぺんてる「SUPERBALL 02」】
20160412_54_01.JPG
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20160412_54_02.JPG
 ぺんてるの水性ボールペン。
 見た目は「ボールPentel」に似ていますが、
 こちらは青い軸となっています。
20160412_54_06.JPG
20160412_54_07.JPG
 キャップを外すと、別の違いが判ります。
 「ボールPentel」はご存知の通りペン先が
 樹脂製ですが、こちらは通常のボールペンと
 同様に金属製のボールとなっています。
20160412_54_04.JPG
 型番は「BH14」。
 「BH」はこの「SUPERBALL」の固有番号、
 続く数字2桁は価格帯とボール径と思われます。
20160412_54_08.JPG
 実はこの「SUPERBALL」の 0.4mm は2本目。
 でも、あえて買ったのには理由があります。
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 商品名に「02」が入っています。別商品というより
 改訂版かなと考えています。型番は同じですね。
20160412_54_11.JPG
 ペン先は同じなので、見えないところに改良が
 入ったと考えるべきなのでしょう。
20160412_54_12.JPG
 書いてみました。 0,4mm だけに水性インクでも
 細い文字で書き込むことができます。
20160412_54_13.JPG
 他の「SUPERBALL」と並べてみました。
 インク色違いとボール径違い(0.6mm)となります。

【ゼブラ「ジムニー 太字」】
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 キャップ式の油性ボールペン。
 先の「ハイブリッド ジョブ」では「葉巻型」と
 書きましたが、今では少なくなったタイプ。
20160412_55_03.JPG
 その中で、これは太字タイプ。「太字」が黄色っぽい
 色(金色?)で印字されています。
 どこかで見た事があるな、と思ったら、形状が
 ほぼ同じである「ハイパージェル」の太字タイプが、
 このような印字でした。
20160412_55_06.JPG
20160412_55_07.JPG
20160412_55_08.JPG
 軸の周りには型番などが記載されたシールが
 貼られています。あまりにぴったりしていて
 印字されているかのよう。
 おそらく「ハイパージェル」と同じ部品を
 使うための処理と想像します。
20160412_55_09.JPG
20160412_55_10.JPG
 キャップ取った全体図です。軸色は薄い青色。
 太字ではインク色ペースの軸色となるようです。
 グリップは半透明のラバー。表面はマットな感じ。
 使い込むと汚れやすいかもしれません。
20160412_55_11.JPG
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 分解してみました。クリップもクリアタイプなので、
 先の「ハイブリッド ジョブ」より透明度が高い見た目。
 芯は99年11月製です。
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 書いてみました。古い油性ですが引っかかりは
 ありません。太字ということもあるのが、むしろ
 ヌラヌラした書き味。
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 赤太字と並べました。薄くインク色の入った軸を
 並べてみるといっそう美しく見えます。
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20160412_55_16.JPG
 その他「ジムニー」シリーズを並べてみました。
 黄色い紙が挟まっているのはダブり品です。
 いろいろなお店で見かけはするものの、これから
 持っていない種類を探すのはちょっと困難かも。

【ダブり購入】
このお店では以下がダブっていました。
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20160412_56_02.JPG
20160412_56_03.JPG
この2本、色味的に記憶に残りやすいボールペンなので、
通常なら「持っていないかも」と思わないのですが、
この時は疲れのせいで判断を誤ってしまったようです。

今回、購入29本のうち5本がダブり。記憶だけで
買うとこんなものだとは思いますが、更に保有本数が
増えるとダブりも増える気がします。やはり対策を
検討しなくては。

こちらでの買い物が終わると既に5時近く。
真夏とはいえ、影も更に長くなってきました
20160412_00_17.JPG
帰宅するためにJRの駅に向かいました。
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まだ仕事帰りの人は少ないようですが、駅近くに
なるとさすが繁華街だなという感じの賑わい。
20160412_00_19.JPG
そんな中を、スタート地点の鶯谷駅から電車では
上野駅を挟んで2駅のJR御徒町駅から帰宅した
のでした。


今回、本当はもう少し訪れる予定のお店もあったの
ですが、それらは次の機会に回す事に。
また、周辺のお寺や神社なども、できれば違うときに
廻り直したいと思います。
それでは。

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