いまさらのGW報告【その1】 [買ったボールペン]
既に6月。GW(ゴールデンウィーク)からかなりの
日付が過ぎてしまいましたが、直近のネタということで、
GW中にした事と買った物を、書いてみようと思います。
今回は連休に入る直前の4月28日について。
【2016年4月28日】
今年のGWは、5月2日・5月6日を休めれば、かなりの
連続休暇になるようなカレンダーでしたが、その日は
元々予定を入れている人に譲って、直前の4月28日に
休むことにしました。
というのは表向きの理由で、土日・祝日を休業日とする
文房具店(特に町の小さな店舗)が多いため、平日を
休みにしようと思ったんですね。このブログで報告した
文房具店巡りもその多くが平日でした。
しかし休暇確定後、その日がかなり高い確率で雨
という天気予報が出てしまい、傘を差しつつ歩き
廻るのは、嫌だったので文房具店巡りは中止。
その替わり、しばらく行っていなかった横浜に
出かけることにしました。目的はあったのですが、
それにはまだ時間が早かったため、横浜駅を出ると、
とりあえず西口に出ました。
高島屋(横浜タカシマヤ)や相鉄ジョイナスが
ある西口。予報通り、雨が降っています。結構
大粒の雨でした。
そんな中、出口前通路のある建物に目が行きました。
「神奈川県戸部警察署横浜駅西口警備派出所」。
交番の建物って、ある意味目立つ必要があるので、
個性的なものも多い気がします。こちらは何となく
古い西洋館を連想させる壁面が「横浜」らしさを
表現しているのかなと思いました。
なお「警備派出所」は地域により「交番」とは、
管理体制や位置づけが違うようですね。但し、
こちらと他の交番との違いは不明でした。
その横には、今や使う人もほとんどいない、
公衆電話コーナー。こちらもなかなか良い
雰囲気の場所となっています。
私自身は数少ない利用者なので、このままの
形で残ってもらいたいなと思います。
このように雨が降り続いているため、地下街に
向かいました。
「ダイヤモンド地下街」という名前で知られる
横浜の地下街、という説明をしようと確認して
みると、去年(2015年)の12月にこの地下街は
先程の駅ビル「相鉄ジョイナス」と統合され、
「ダイヤモンド」の名前が地下街のものとしては
消滅していることを知りました。また、そもそも
1984年に「ザ・ダイヤモンド」という名前に改称
している事も今回知りました。
その時は、そのような事情は知らずに、地下街を
歩き出したのですが、何となくリニューアルされた
のは気が付きました。
「ああ新しくなったんだな」と思いつつ、周囲を
眺めながら歩いていて、目に付いたのが天井部分。
地下街入口からのメイン通路の天井は、その裏の
ライトからの光で模様が浮かび上がるようになって
いました。
更に少し歩いたところから、横に伸びた通路では、
縦に板が並んだような造りの天井。
そんな事もあり、ここから天井の観察を開始。
こちらは間接照明により、天井に明暗ができる
ような見た目となっています。
こちらは照明に特徴が。模様が浮き彫りとなった
円盤の中心に光源があり、下を照らすというよりも
その模様の陰影を強調するような、うっすらとした
灯りとなっています。
そして、その天井はダクト類をあえて装飾のように
見せる事で天井高を感じさせて、圧迫感を低減
するような造りとなっていました。
地下街の右手(北側)にある「エキニア横浜」ビル
に続く通路。
ここには「有隣堂 横浜駅西口エキニア横浜店」
があり、文具も扱っています。少しボールペンを
見たものの、この時点ではボールペンは買うつもり
が無かったため、手ぶらで次に向かいました。
ちょっと元の地下街寄りに戻ったところにある
食品売場「生鮮市場」の照明だったと思います。
こちらは、天井奥の機器類のある部分を暗く
見せることで、照明が浮かんでいるような
印象を与えています。
こちらは「横浜駅前ビル」への入口と、そこから
横に伸びた通路。元の地下街に戻る数メートルの
通路ですが、この部分は古いままのようです。
暗めの照明のため、画像の色味もあいまって古さ
を強調しているかも。
「ヨドバシカメラ マルチメディア横浜」の入口です。
ここでちょっと寄り道。ヨドバシカメラは文房具の
品揃えも豊富、かつほとんどの商品が安くなって
います。「ちょっと見るだけ」という気持ちで
3階売り場に上がったのですが、約1時間後、
この袋に何本ものボールペンを入れて店を
出る事になっていました。
購入したのは以下のボールペンとなります。
左上から、
ぺんてる「エナージェル3色ボールペン」
0.5mm 黒・赤・青
パイロット「ジュースな香り」
0.7mm コーヒーブラウン、ホワイト、ピンク
サクラ「ノックスボール」 0.7mm 黒
トンボ「ビズノ」 0.7mm 黒
セーラー「フェアライン」 0.7mm 黒
まず下の3本から。
特に新製品や売れ行きの良いシリーズでは無い場合、
ボールペンはその種類・色ごとに、5cm幅くらいの
仕切りに立てられた状態で置かれています。
それらを眺めていると、他の文房具店ではあまり見かけ
ないボールペンが並んでいることに気が付きました。
クリアタイプのプラ軸のノック式ボールペン。いずれも
100円未満という値段で、インクは黒のみ。
手元に筆記具が無いとか、アンケートに使用するため
複数本まとめて、という場合に購入する商品と勝手に
想像していましたが、よく考えるとこのタイプの
ボールペンは持っていない事に気が付きました。
クリアタイプのカラー軸。それぞれ何種類かの軸色が
並んでいます。なおかつ複数のメーカーのこのタイプが、
このように揃っているお店はあまり無いと思ったため、
今回購入する事にしました。
それぞれ税込み86円・86円・70円。定価が100円・
100円・80円なので、いずれも2割引き。
以下、それぞれのボールペンの部分拡大画像です。
コメントは少なめで。
【サクラ ノックスボール】
ノックボタンは釘の頭のような形。
軸色「うすむらさき」。サクラっぽい記載です。
このボールペンだけ軸色はかなり薄めの色合い。
グリップは円柱から3面を削ったような形状。
【トンボ ビズノ】
全体的に太め。クリップも幅広い感じ。
ビズノはクリアタイプ以外のものも販売されています。
自分も他の種類を持っていることを思い出しました。
3本のうち、これだけクリップは軸に付けられています。
他2本はノックボタンと一体となっていました。
グリップは細かい窪みが縦に並んでいます。
【セーラー フェアライン】
この1本だけ軸に商品名が入ってます。
正式な商品名は「フェアラインクリアボールペン」。
クリップはノックボタンの上部近くに固定されて
います。やや薄めの板なので、他の2本に比べると
固定タイプでも広がり易い感じ。
グリップのラバーは薄め。この部分の軸は六角形に
なっており、この形状によりしっかり握ることが
できます。
これらを各部品に分解しようとしたら、
セーラーはガッチリ一体型で外すことができません
でした。定価が安い事も関係しているのでしょうか。
また、他2本の部品の別れ方にも結構違いがあります。
芯はサクラが2012年9月、トンボは2014年7月。
商品の回転は、値段の割には良くないようです。
ペン先です。いずれも0.7mm。このアングルから
見るとグリップの形状の違いがわかりやすいかも。
書いてみました。サクラの商品名はクリップの印字から
名前を誤解していたため、その名前で書いています。
書き心地はいずれも快適。ボールがとても軽く回転して
いる事が手に伝わってきます。
次はパイロットのボールペン3本。
名前は「ジュースな香り」。見ての通り(名前の通り)、
ゲルインキボールペン「ジュース」の限定版。
その特徴は香り付きインキ。
(※パイロット・ぺんてる・サクラは"インキ"、
ユニ・ゼブラは"インク"表記のようです)
香りはパイナップル、ストロベリー、ピーチ、グレープ、
抹茶、グリーンアップル、コーヒー、ミルクの8種類。
そのうちの3種類を買ってみました。
香り付きインクのボールペンは過去何種類も出ており、
廃盤のシリーズを買ったりしていますが、
なぜか近年販売されていたもの(サラサの紅茶の
香り付き等)は買う気が起きませんでした。
しかし廃盤ものを後で買うくらいなら、今買っておいた
方が良いと考え直したのと、この商品の以下の特長に
惹かれて買うことにしました。
パイロットのプレスリリースから引用します。
「ミルク以外の筆跡の上から、ミルクのインキで
なぞると、コーヒーがカフェオレ、ストロベリーが
イチゴミルク、抹茶が抹茶オレといったように
ミルク入りの香りに変化します。」
また「ボディは、香りのモチーフとなった柄を施した
デザイン」とあるため、それぞれ見てみます。
【コーヒーブラウン・コーヒー】
【ホワイト・ミルク】
【ピンク・ストロベリー】
結構凝った柄です。着色も細くされています。
「口の中には絶対に入れないでください」。
”絶対”と記載する必要のある時代になりました。
型番「LJU-15FA1-CBCO,WMI,PST」。
ゲルインキ・ジュースシリーズ・150円・
ボール径0.7mm(Fine)と来て、次の "A1"は不明。
その後はインク色と香り種類ですね。
軸デザインを更に拡大してみました。
ミルク瓶はホルスタインが混ざってますね。
中身は「ジュース」と同様。新製品のため
いずれもペン先は樹脂玉付きです。
書いてみました。
前も書きましたが、コーヒーブラウンはとても良い色。
白インクを見るために斜めにしてみました。
絵を描いてみました。本気は出していません。
こちらで香りを嗅いでみました。
コーヒーは、どちらかというとチョコ味の
ウェハースの香りですね。
香り付きのボールペンでは見ることがなかった
ミルクはバニラアイスクリームの香りに近いかも。
ストロベリー。これは今まで無い香り。酸味を
感じさせるイチゴの香りですね。
この3色にしたのはミックスで判り易いのが、
カフェオレ、イチゴミルクと思ったためです。
嗅いでみて、ミルクとのミックス前提で個別の
香りが作られたことを理解しました。
そのため、従来イチゴミルクのような香りのものが
多かったストロベリーは果実に近い香りとなったの
でしょうね。
次はぺんてるの3色ボールペンとなります。
ひとくちに「エナージェル」といっても
様々な種類がありますが、こちらは
ビジネスマン向けに企画された商品との事。
このようなパッケージに入れられた形で
この商品の専用棚に並べられていました。
大型店も足を運んでいたはずですが、
なぜか2月末に発売されていることを
この日まで知りませんでした。
パッケージ裏側です。商品特徴の説明(上画像)の
何倍もの文字(おそらく400文字超)の注意書き。
ジュースのところでもコメントしましたが、大変な
時代ですね。少し微妙な内容もあるようですが。
パッケージから取り出しました。
軸色はブラック、ダークブルー、ダークグレー、
ホワイトの4色。迷うことなくダークブルーを選択。
ちなみに定価500円が、こちらでは税込み486円。
3色ボールペンの他に2色+シャープもあります。
本当は4色ボールペンも出して欲しいのですが。
この弓形の絵柄デザインはエナージェル共通の
ものと思われます。
スライダーノックになっているクリップは、
金属製でダークブルー軸に合っていますね。
先のクリップは青、他のスライダーノックに
黒と赤が割り当てられています。
軸にはシルバーで印刷されたリングに、型番と
ぺんてるのロゴが入っています。
型番は「BLC35」とありますが、正式には
「XBLC35C」。"BL"はエナージェル、"C3"は3色、
"5"は0.5mmボール径。"C"はダークブルー軸の
ことですが、"X"は不明。
グリップの波型加工はエナージェル独自と思って
いましたが、同じぺんてるのビクーニャも使って
いるようです。
軸を外してみました。
3色ボールペンとしては特に変わった点は
ありません。ゲルインキのためインク色が
はっきりわかりますね。
芯はニードルタイプ。ハイブリッドテクニカと同様の
「削り出し加工」によるペン先のように見えます。
なお、他の多色芯との取替えを、ぺんてるの4色で
確認したところ、ローリー・カレンはNG。
ビクーニャは芯パイプが同じようで差し替える事が
できました。このため「この色はニードルじゃない
方が良い」と思ったら、ビクーニャ芯(0.5mm,0.7mm)
が使えます。
この特徴を確認を忘れていました。このボールペン、
「ビジネスマン向け」を意識してスライダーノックは
軸色と同じ。ノック部ではインク色はわかりません。
色表示は、このノック部のすぐ上。インク色はこの
とても細いラインで表されています。
ぺんてるでは、カレン多色(こちらは女性向け)も
ノック部にはインク色がなく、小さな楕円マークで
インク色が印刷されていました。
しかし、この細さでは軸色によっては、色の認識は
難しいですね。
芯を出すとこのような見た目。プラ軸のボールペン
としては、とてもカッコイイと思います。金属製の
クリップが良いポイントですね。ダークブルー軸も
選択としてはベストな気がします。
書いてみました。0.5mmといってもゲルインキなので
それほど細い線ではありません。色合いはクッキリ。
青は明るめの色となっています。
少し気になるのは、インク乾燥防止用のスプリング
チップがペコペコする事。今まであまり意識した事が
なかったのですが、このペンは顕著に感じられます。
「速乾性」が特長のインクを維持するためには仕方が
無いのでしょうね。またニードルタイプという事もあり、
ペンを寝かせて書くタイプのひとは、うまくインクが
出ない場合もあるようです。
また長くなってしまいました。いったんここまでにします。
後半は次回に。それでは。
文房具 ブログランキングへ
日付が過ぎてしまいましたが、直近のネタということで、
GW中にした事と買った物を、書いてみようと思います。
今回は連休に入る直前の4月28日について。
【2016年4月28日】
今年のGWは、5月2日・5月6日を休めれば、かなりの
連続休暇になるようなカレンダーでしたが、その日は
元々予定を入れている人に譲って、直前の4月28日に
休むことにしました。
というのは表向きの理由で、土日・祝日を休業日とする
文房具店(特に町の小さな店舗)が多いため、平日を
休みにしようと思ったんですね。このブログで報告した
文房具店巡りもその多くが平日でした。
しかし休暇確定後、その日がかなり高い確率で雨
という天気予報が出てしまい、傘を差しつつ歩き
廻るのは、嫌だったので文房具店巡りは中止。
その替わり、しばらく行っていなかった横浜に
出かけることにしました。目的はあったのですが、
それにはまだ時間が早かったため、横浜駅を出ると、
とりあえず西口に出ました。
高島屋(横浜タカシマヤ)や相鉄ジョイナスが
ある西口。予報通り、雨が降っています。結構
大粒の雨でした。
そんな中、出口前通路のある建物に目が行きました。
「神奈川県戸部警察署横浜駅西口警備派出所」。
交番の建物って、ある意味目立つ必要があるので、
個性的なものも多い気がします。こちらは何となく
古い西洋館を連想させる壁面が「横浜」らしさを
表現しているのかなと思いました。
なお「警備派出所」は地域により「交番」とは、
管理体制や位置づけが違うようですね。但し、
こちらと他の交番との違いは不明でした。
その横には、今や使う人もほとんどいない、
公衆電話コーナー。こちらもなかなか良い
雰囲気の場所となっています。
私自身は数少ない利用者なので、このままの
形で残ってもらいたいなと思います。
このように雨が降り続いているため、地下街に
向かいました。
「ダイヤモンド地下街」という名前で知られる
横浜の地下街、という説明をしようと確認して
みると、去年(2015年)の12月にこの地下街は
先程の駅ビル「相鉄ジョイナス」と統合され、
「ダイヤモンド」の名前が地下街のものとしては
消滅していることを知りました。また、そもそも
1984年に「ザ・ダイヤモンド」という名前に改称
している事も今回知りました。
その時は、そのような事情は知らずに、地下街を
歩き出したのですが、何となくリニューアルされた
のは気が付きました。
「ああ新しくなったんだな」と思いつつ、周囲を
眺めながら歩いていて、目に付いたのが天井部分。
地下街入口からのメイン通路の天井は、その裏の
ライトからの光で模様が浮かび上がるようになって
いました。
更に少し歩いたところから、横に伸びた通路では、
縦に板が並んだような造りの天井。
そんな事もあり、ここから天井の観察を開始。
こちらは間接照明により、天井に明暗ができる
ような見た目となっています。
こちらは照明に特徴が。模様が浮き彫りとなった
円盤の中心に光源があり、下を照らすというよりも
その模様の陰影を強調するような、うっすらとした
灯りとなっています。
そして、その天井はダクト類をあえて装飾のように
見せる事で天井高を感じさせて、圧迫感を低減
するような造りとなっていました。
地下街の右手(北側)にある「エキニア横浜」ビル
に続く通路。
ここには「有隣堂 横浜駅西口エキニア横浜店」
があり、文具も扱っています。少しボールペンを
見たものの、この時点ではボールペンは買うつもり
が無かったため、手ぶらで次に向かいました。
ちょっと元の地下街寄りに戻ったところにある
食品売場「生鮮市場」の照明だったと思います。
こちらは、天井奥の機器類のある部分を暗く
見せることで、照明が浮かんでいるような
印象を与えています。
こちらは「横浜駅前ビル」への入口と、そこから
横に伸びた通路。元の地下街に戻る数メートルの
通路ですが、この部分は古いままのようです。
暗めの照明のため、画像の色味もあいまって古さ
を強調しているかも。
「ヨドバシカメラ マルチメディア横浜」の入口です。
ここでちょっと寄り道。ヨドバシカメラは文房具の
品揃えも豊富、かつほとんどの商品が安くなって
います。「ちょっと見るだけ」という気持ちで
3階売り場に上がったのですが、約1時間後、
この袋に何本ものボールペンを入れて店を
出る事になっていました。
購入したのは以下のボールペンとなります。
左上から、
ぺんてる「エナージェル3色ボールペン」
0.5mm 黒・赤・青
パイロット「ジュースな香り」
0.7mm コーヒーブラウン、ホワイト、ピンク
サクラ「ノックスボール」 0.7mm 黒
トンボ「ビズノ」 0.7mm 黒
セーラー「フェアライン」 0.7mm 黒
まず下の3本から。
特に新製品や売れ行きの良いシリーズでは無い場合、
ボールペンはその種類・色ごとに、5cm幅くらいの
仕切りに立てられた状態で置かれています。
それらを眺めていると、他の文房具店ではあまり見かけ
ないボールペンが並んでいることに気が付きました。
クリアタイプのプラ軸のノック式ボールペン。いずれも
100円未満という値段で、インクは黒のみ。
手元に筆記具が無いとか、アンケートに使用するため
複数本まとめて、という場合に購入する商品と勝手に
想像していましたが、よく考えるとこのタイプの
ボールペンは持っていない事に気が付きました。
クリアタイプのカラー軸。それぞれ何種類かの軸色が
並んでいます。なおかつ複数のメーカーのこのタイプが、
このように揃っているお店はあまり無いと思ったため、
今回購入する事にしました。
それぞれ税込み86円・86円・70円。定価が100円・
100円・80円なので、いずれも2割引き。
以下、それぞれのボールペンの部分拡大画像です。
コメントは少なめで。
【サクラ ノックスボール】
ノックボタンは釘の頭のような形。
軸色「うすむらさき」。サクラっぽい記載です。
このボールペンだけ軸色はかなり薄めの色合い。
グリップは円柱から3面を削ったような形状。
【トンボ ビズノ】
全体的に太め。クリップも幅広い感じ。
ビズノはクリアタイプ以外のものも販売されています。
自分も他の種類を持っていることを思い出しました。
3本のうち、これだけクリップは軸に付けられています。
他2本はノックボタンと一体となっていました。
グリップは細かい窪みが縦に並んでいます。
【セーラー フェアライン】
この1本だけ軸に商品名が入ってます。
正式な商品名は「フェアラインクリアボールペン」。
クリップはノックボタンの上部近くに固定されて
います。やや薄めの板なので、他の2本に比べると
固定タイプでも広がり易い感じ。
グリップのラバーは薄め。この部分の軸は六角形に
なっており、この形状によりしっかり握ることが
できます。
これらを各部品に分解しようとしたら、
セーラーはガッチリ一体型で外すことができません
でした。定価が安い事も関係しているのでしょうか。
また、他2本の部品の別れ方にも結構違いがあります。
芯はサクラが2012年9月、トンボは2014年7月。
商品の回転は、値段の割には良くないようです。
ペン先です。いずれも0.7mm。このアングルから
見るとグリップの形状の違いがわかりやすいかも。
書いてみました。サクラの商品名はクリップの印字から
名前を誤解していたため、その名前で書いています。
書き心地はいずれも快適。ボールがとても軽く回転して
いる事が手に伝わってきます。
次はパイロットのボールペン3本。
名前は「ジュースな香り」。見ての通り(名前の通り)、
ゲルインキボールペン「ジュース」の限定版。
その特徴は香り付きインキ。
(※パイロット・ぺんてる・サクラは"インキ"、
ユニ・ゼブラは"インク"表記のようです)
香りはパイナップル、ストロベリー、ピーチ、グレープ、
抹茶、グリーンアップル、コーヒー、ミルクの8種類。
そのうちの3種類を買ってみました。
香り付きインクのボールペンは過去何種類も出ており、
廃盤のシリーズを買ったりしていますが、
なぜか近年販売されていたもの(サラサの紅茶の
香り付き等)は買う気が起きませんでした。
しかし廃盤ものを後で買うくらいなら、今買っておいた
方が良いと考え直したのと、この商品の以下の特長に
惹かれて買うことにしました。
パイロットのプレスリリースから引用します。
「ミルク以外の筆跡の上から、ミルクのインキで
なぞると、コーヒーがカフェオレ、ストロベリーが
イチゴミルク、抹茶が抹茶オレといったように
ミルク入りの香りに変化します。」
また「ボディは、香りのモチーフとなった柄を施した
デザイン」とあるため、それぞれ見てみます。
【コーヒーブラウン・コーヒー】
【ホワイト・ミルク】
【ピンク・ストロベリー】
結構凝った柄です。着色も細くされています。
「口の中には絶対に入れないでください」。
”絶対”と記載する必要のある時代になりました。
型番「LJU-15FA1-CBCO,WMI,PST」。
ゲルインキ・ジュースシリーズ・150円・
ボール径0.7mm(Fine)と来て、次の "A1"は不明。
その後はインク色と香り種類ですね。
軸デザインを更に拡大してみました。
ミルク瓶はホルスタインが混ざってますね。
中身は「ジュース」と同様。新製品のため
いずれもペン先は樹脂玉付きです。
書いてみました。
前も書きましたが、コーヒーブラウンはとても良い色。
白インクを見るために斜めにしてみました。
絵を描いてみました。本気は出していません。
こちらで香りを嗅いでみました。
コーヒーは、どちらかというとチョコ味の
ウェハースの香りですね。
香り付きのボールペンでは見ることがなかった
ミルクはバニラアイスクリームの香りに近いかも。
ストロベリー。これは今まで無い香り。酸味を
感じさせるイチゴの香りですね。
この3色にしたのはミックスで判り易いのが、
カフェオレ、イチゴミルクと思ったためです。
嗅いでみて、ミルクとのミックス前提で個別の
香りが作られたことを理解しました。
そのため、従来イチゴミルクのような香りのものが
多かったストロベリーは果実に近い香りとなったの
でしょうね。
次はぺんてるの3色ボールペンとなります。
ひとくちに「エナージェル」といっても
様々な種類がありますが、こちらは
ビジネスマン向けに企画された商品との事。
このようなパッケージに入れられた形で
この商品の専用棚に並べられていました。
大型店も足を運んでいたはずですが、
なぜか2月末に発売されていることを
この日まで知りませんでした。
パッケージ裏側です。商品特徴の説明(上画像)の
何倍もの文字(おそらく400文字超)の注意書き。
ジュースのところでもコメントしましたが、大変な
時代ですね。少し微妙な内容もあるようですが。
パッケージから取り出しました。
軸色はブラック、ダークブルー、ダークグレー、
ホワイトの4色。迷うことなくダークブルーを選択。
ちなみに定価500円が、こちらでは税込み486円。
3色ボールペンの他に2色+シャープもあります。
本当は4色ボールペンも出して欲しいのですが。
この弓形の絵柄デザインはエナージェル共通の
ものと思われます。
スライダーノックになっているクリップは、
金属製でダークブルー軸に合っていますね。
先のクリップは青、他のスライダーノックに
黒と赤が割り当てられています。
軸にはシルバーで印刷されたリングに、型番と
ぺんてるのロゴが入っています。
型番は「BLC35」とありますが、正式には
「XBLC35C」。"BL"はエナージェル、"C3"は3色、
"5"は0.5mmボール径。"C"はダークブルー軸の
ことですが、"X"は不明。
グリップの波型加工はエナージェル独自と思って
いましたが、同じぺんてるのビクーニャも使って
いるようです。
軸を外してみました。
3色ボールペンとしては特に変わった点は
ありません。ゲルインキのためインク色が
はっきりわかりますね。
芯はニードルタイプ。ハイブリッドテクニカと同様の
「削り出し加工」によるペン先のように見えます。
なお、他の多色芯との取替えを、ぺんてるの4色で
確認したところ、ローリー・カレンはNG。
ビクーニャは芯パイプが同じようで差し替える事が
できました。このため「この色はニードルじゃない
方が良い」と思ったら、ビクーニャ芯(0.5mm,0.7mm)
が使えます。
この特徴を確認を忘れていました。このボールペン、
「ビジネスマン向け」を意識してスライダーノックは
軸色と同じ。ノック部ではインク色はわかりません。
色表示は、このノック部のすぐ上。インク色はこの
とても細いラインで表されています。
ぺんてるでは、カレン多色(こちらは女性向け)も
ノック部にはインク色がなく、小さな楕円マークで
インク色が印刷されていました。
しかし、この細さでは軸色によっては、色の認識は
難しいですね。
芯を出すとこのような見た目。プラ軸のボールペン
としては、とてもカッコイイと思います。金属製の
クリップが良いポイントですね。ダークブルー軸も
選択としてはベストな気がします。
書いてみました。0.5mmといってもゲルインキなので
それほど細い線ではありません。色合いはクッキリ。
青は明るめの色となっています。
少し気になるのは、インク乾燥防止用のスプリング
チップがペコペコする事。今まであまり意識した事が
なかったのですが、このペンは顕著に感じられます。
「速乾性」が特長のインクを維持するためには仕方が
無いのでしょうね。またニードルタイプという事もあり、
ペンを寝かせて書くタイプのひとは、うまくインクが
出ない場合もあるようです。
また長くなってしまいました。いったんここまでにします。
後半は次回に。それでは。
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