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ハイブリッドたち (その3) [集めたボールペンの紹介]

「ハイブリッド」シリーズ紹介の3回目。
今回はボール径のバリエーションをポイントとして
並べてみました。

最初に「Hybrid Fine」シリーズです。
20150614_02_01.JPG
  K104-B  0.4mm アカ
  K104-C  0.4mm アオ
  K104-RB  0.4mm ロイヤルブルー
  K116-SPD 0.6mm セピア
20150614_02_02.JPG
  「Hybrid Fine」シリーズの4本。
  赤・青の0.4mm。
20150614_02_03.JPG
  ロイヤルブルーの0.4mmと
  セピアの0.6mm。
20150614_02_04.JPG
  今回あらためて「Hybrid Fine」について、
  ネットで調べてみました。
  0.6mmは2014年度のカタログには掲載
  されていたようで、ネット通販では黒・赤が
  検索できました。この1本だけ長いやつです。
20150614_02_05.JPG
  キャップを外してみました。
  グリップが付いた分、全体的な透明感は
  無くなりましたが、1999年グッドデザイン賞を
  商品デザイン部門で受賞しています。
20150614_02_06.JPG
  0.4mmの型番はK104。型番のCは青、
  Bは赤を表しています。
20150614_02_07.JPG
  0.4mmのスタンダードとの違いはその長さ。
  どなたかのブログに発売当初の事が書かれて
  おり、このスタンダードより細いボール径は、
  手帳に細かい字を書くためで、短い軸は
  手帳と携帯するため、とありました。
20150614_02_08.JPG
  ペン先の金属部品。軸側から角度が付いており、
  ほぼ円錐形のスタンダードとは異なります。
20150614_02_09.JPG
  スタンダードには無かった、キャップ頭部の
  ボール径表示。これも変更点です。

20150614_02_10.JPG
  ロイヤルブルーとなります。
20150614_02_11.JPG
  先のグッドデザイン賞のページの写真を見たところ、
  0.4mm・0.6mmともに、ここに無い黒を含めた5色
  だったようです。
20150614_02_12.JPG
  黒・赤・青ときて、その他がセピアとロイヤルブルーとは。
  ユーザーを大人向きに設定したのかな、と想像します。
20150614_02_14.JPG
  尾栓部分。これだと青に見えますが、もっと紫よりの
  濃い色です。また軸はスタンダードより僅かに太く
  なっています。この尾栓部分の軸に少し段差が
  ありますが、この細い方がスタンダード軸と同じ
  軸幅となります。
20150614_02_13.JPG
  先に記載した角度のついたペン先です。
  ギュッ、という感じに細くなっており、ボール径が
  0.4mmとなったため更に鋭角となった芯先の
  傾斜に合わせた角度です。

20150614_02_15.JPG
  0.6mmのセピアです。キャップには「06」の文字。
20150614_02_16.JPG
  尾栓側。セピアはイカ墨のことですが、軸部品の
  色は焦げ茶色をくすませた感じかな。
20150614_02_17.JPG
  型番はK116。なぜ110番台になるのか不明。
  値段は120円ですが0.4mmも同じなので、
  値段による違いではないようです。
20150614_02_18.JPG
  型番の色記号はSPDだと思ったのですが、
  末尾のDは0.6mm共通のようです。
20150614_02_19.JPG
  最後にセピアとロイヤルブルーを並べてみました。
  グリップは握ってみるとしっくりくる太さと感触。
  またグリップは滑り止めの凹み模様が刻まれて
  います。その模様はペン先に近くなるにつれて
  大きくなるパターンとなっていますが、0.4mm
  では円、0.6mmでは楕円と違うパターンに。
  さすがグッドデザイン賞の商品だなと感じます。

次は「ハイブリッド DX」となります。
20150619_01.JPG
  K225-AD 0.5mm 黒
  K225-BD 0.5mm 赤
  K225-CD 0.5mm 青
20150619_02.JPG
  全体はスタンダードとも先の「Hybrid Fine」
  とも全く違う印象。
  しかし、そのデザインは前のシリーズから
  流れているところもあります。
20150619_03.JPG
  まずキャップから。頭部からクリップまでの
  ラインは「Hybrid Fine」と似ています。
  でもクリップは金属製になりました。
  商品名も薄く刻印されたものに。
20150619_04.JPG
  ボール径表示も一見、「Hybrid Fine」と
  似ていますが、よく見ると印字がシルバー。
  DXはやはりデラックスという意味でしょうか。
20150619_05.JPG
  上から、キャップした状態、キャップを後ろに
  はめた状態、キャップを外した状態、の
  それぞれの見た目となります。
20150619_06.JPG
  ペン先とグリップ部。軸はかなり太いのですが、
  グリップ部ですこし細くなり、グリップのラバーも
  薄手のため握りやすくなっています。
20150619_07.JPG
  軸後部から。今回部品をばらしていないので
  判りにくいですが、尾栓部品は無く軸と一体化
  しています。透明なドーム状のプラ先端の中に
  放射状の模様に見えるのは、軸の中で芯を
  固定するための加工部分となります。
20150619_08.JPG
  今頃ですが、ボディの模様の話を。
  シルバー地に細いストライプ。
  あえてプラ軸っぽい部分を抑えている印象。
  このためかキャップの透明部分も、ちょうど
  ペン先の金属部分が見えるようになっています。
  その軸の長さは「Hybrid Fine」の0.4mm版と
  同様に短めです。
20150619_09.JPG
  このように軸の見た目は、一見高級っぽく
  見えないでもありません。
  そのためか軸上の情報も小さくシンプルに。
  海外では「Pentel Hybrid Gel Grip DX」という
  商品の軸デザインが、これと全く同じです。
20150619_10.JPG
  いずれも、いろいろなお店から探し出して
  購入したものなので、シールはボロボロです。
  なお、型番はK225。0.5mmの200円を
  表していると思いますが、色記号はAD・BD・
  CDがそれぞれ黒・赤・青を示しています。
  末尾のD、この場合はDXのDでしょうか。

  先の海外版「Pentel Hybrid Gel Grip DX」は、
  1.0mmでゴールドなど含めて12色あるようです。
  どうにか手に入れられないものでしょうか。

今回はここまで。次回の内容は検討中です。
それでは。


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