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ハイブリッドたち (その4) [集めたボールペンの紹介]

今回は、2004年にモデルチェンジをしたシリーズを紹介します。

まずはこちらの7本。
20150628_01_01.JPG
 K178-ZR 0.8mm 銀
 K178-X  0.8mm 金
 K176-V  0.6mm 紫
 K176-D  0.6mm 緑
 K176-G  0.6mm 蛍光黄
 K176-K  0.6mm 蛍光黄緑
 K175-C  0.5mm 青
20150628_01_02.JPG
  全く何があったのかと思わせる外観の変更。
  まずキャップ部から見ていきましょう。
  銀・金は0.8mm。クリップ上の商品名印字は黒字。
  ボール径表示は黒い円に抜き文字で08。
20150628_01_03.JPG
20150628_01_04.JPG
  0.6mmの4本と、0.5mmの1本。
  デザイン的には違いは無く、商品名印字は銀文字。
  ボール径表示は銀の円に抜き文字で表示。
20150628_01_07.JPG
  キャップからグリップ、グリップから尾栓までとなります。
  まずグリップ。今、手元にある全てがベタ付く感じです。
  店頭に並んでいる時点で、ほこりにまみれて状態が
  良くはありませんでした。水拭き・除菌ペーパーで、
  汚れを拭き取ったのですが、ベタ付きは消えません。
  もしかすると除菌ペーパーのアルコールが原因かも
  しれませんが、材質が良くないような気も。
20150628_01_06.JPG
  軸中央部から後部。
  「その1」で紹介したスタンダードでは、透明軸が
  特徴でしたが、この軸では薄い半透明の銀色(?)
  シートが中から貼られているようで、同色といって
  良い先のグリップとともに全体がシルバー。
  また、そのためインク量がわかるように内側の
  シートには丸い窓があります。
20150628_01_05.JPG
  更に尾栓近くに寄りました。
  「その1」「その2」で紹介したハイブリッドの軸は、
  角がありましたが、「その2」のFine・DXでは、
  丸い軸に変わっていました。
20150628_01_13.JPG
  こちらの軸も、尾栓まで段差の無い
  ストレートな丸い軸。
20150628_01_08.JPG
  商品情報・バーコードのシールです。
  ボール径の表示はサイズごとに地の色が違います。
  0.8は青緑、0.6は水色、0.5は紫。
  型番は "K17" と、にボール径と色記号で構成されて
  いるようです。値段は100円のままらしいので、
  型番の ”7” はこのモデルチェンジしたシリーズの
  番号なのでしょうね。
20150628_01_09.JPG
  最も特徴のあるのがこのキャップ。
  クリップが角張っているので、決して転がることは
  ありません。
20150628_01_10.JPG
  クリップが広くて長い。まさに実用的な
  クリップに変更されています。
20150628_01_11.JPG
  この角度でも固定されるのは珍しいですね。
  あとキャップ自体は軸に対して小さいサイズに
  なっています。
  また触った感触から、おそらく材質も変更されて
  いるような気がしますが、詳細はわかりません。
20150628_01_12.JPG
  ペン先です。ボール径は左から0.8・0.6・0.5。
  他には0.7mmと1.0mmがあるようです。

これらについては『平日の文房具店にて 後編』が
購入時の報告となります。興味のある方はご覧下さい。
なお、グリップのベタ付きの件はこのときも書いていて、
その時点では解消していたようです。
やはり、材質が劣化しやすい物なのかもしれません。


次は以下の2本。
20150628_02_01.JPG
 K100-C 1.0mm 青
 K100-B 1.0mm 赤
20150628_02_02.JPG
  上のキャップ式とともに発売されたノック式。
  ネットの情報を追ってみると、おそらくではありますが、
  ハイブリッドのノック式はこれが初めてだったようです。
20150628_02_03.JPG
  グリップからペン先です。
  このグリップは、おそらく材質もキャップ式と
  同じですが、こちらはベタ付いていません。  
20150628_02_04.JPG
  商品シール。型番はK100。下1桁は1.0mmの
  0のようです。ノック式の他の型番はK195とK197。
  どうも0.5mmと0.7mmの型番のようですが、
  95、97と来て00となるようで気持ち悪いですね。
  あと、キャップ式の0.8mmは「中字」扱いでしたが、
  この1.0mmも「中字」のようです。
20150628_02_05.JPG
  ノックして芯を出してみました。さすが1.0mmの
  ボールはデカいですね。
  ノック式なので、書いてみると乾燥防止のための
  スプリングが入っている感触が僅かにします。
20150628_02_06.JPG
  シルバー膜の丸窓ボディはキャップ式と同じ。
20150628_02_07.JPG
  キャップ式の0.5mmと並べてみました。
  長さはキャップ式のほうが1cmくらい長い。
20150628_02_08.JPG
  頭部は、ノックボタンを押した状態だと、
  ボタンがインク色であること以外は、ほぼ同じ。
20150628_02_09.JPG
  ノックボタンを押さない状態、押した状態、
  キャップを後部に挿した状態で比較。
  キャップ式、もっと長くなりましたね。
20150628_02_10.JPG
  ペン先比較です。ノック式でペン先はプラ部品に。
  あらためて手元の大量のボールペンを見てみると
  安いノック式はほぼプラ部品ですね。キャップ式は、
  金属が多いような気がします。
  軸内の(金属)スプリングとの関係でプラの方が
  良いのでしょうか。重さのバランスか、錆びの
  発生率を下げるため等かな。
20150628_02_11.JPG
  もうひとつ違いがありました。ノック式の方が
  軸が太いですね。実測してみると周囲が
  5mm違いました。長さの違いも考えると、
  重量バランスが考慮されているのかも。

なお、この2本の購入時報告は
行きつけの文房具店で買ったボールペン (その3)
となります。

このシリーズ、デザインのテーマは何だったんでしょうね?
ポップな感じ、またはロケットとか宇宙的な感じもします。
でも、あまり好きなデザインじゃないんです。
次回は、美しさを感じるシリーズを「できるだけ早く」
紹介したいな、と思います。それでは。


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