ハイブリッドたち (その4) [集めたボールペンの紹介]
今回は、2004年にモデルチェンジをしたシリーズを紹介します。
まずはこちらの7本。
K178-ZR 0.8mm 銀
K178-X 0.8mm 金
K176-V 0.6mm 紫
K176-D 0.6mm 緑
K176-G 0.6mm 蛍光黄
K176-K 0.6mm 蛍光黄緑
K175-C 0.5mm 青
全く何があったのかと思わせる外観の変更。
まずキャップ部から見ていきましょう。
銀・金は0.8mm。クリップ上の商品名印字は黒字。
ボール径表示は黒い円に抜き文字で08。
0.6mmの4本と、0.5mmの1本。
デザイン的には違いは無く、商品名印字は銀文字。
ボール径表示は銀の円に抜き文字で表示。
キャップからグリップ、グリップから尾栓までとなります。
まずグリップ。今、手元にある全てがベタ付く感じです。
店頭に並んでいる時点で、ほこりにまみれて状態が
良くはありませんでした。水拭き・除菌ペーパーで、
汚れを拭き取ったのですが、ベタ付きは消えません。
もしかすると除菌ペーパーのアルコールが原因かも
しれませんが、材質が良くないような気も。
軸中央部から後部。
「その1」で紹介したスタンダードでは、透明軸が
特徴でしたが、この軸では薄い半透明の銀色(?)
シートが中から貼られているようで、同色といって
良い先のグリップとともに全体がシルバー。
また、そのためインク量がわかるように内側の
シートには丸い窓があります。
更に尾栓近くに寄りました。
「その1」「その2」で紹介したハイブリッドの軸は、
角がありましたが、「その2」のFine・DXでは、
丸い軸に変わっていました。
こちらの軸も、尾栓まで段差の無い
ストレートな丸い軸。
商品情報・バーコードのシールです。
ボール径の表示はサイズごとに地の色が違います。
0.8は青緑、0.6は水色、0.5は紫。
型番は "K17" と、にボール径と色記号で構成されて
いるようです。値段は100円のままらしいので、
型番の ”7” はこのモデルチェンジしたシリーズの
番号なのでしょうね。
最も特徴のあるのがこのキャップ。
クリップが角張っているので、決して転がることは
ありません。
クリップが広くて長い。まさに実用的な
クリップに変更されています。
この角度でも固定されるのは珍しいですね。
あとキャップ自体は軸に対して小さいサイズに
なっています。
また触った感触から、おそらく材質も変更されて
いるような気がしますが、詳細はわかりません。
ペン先です。ボール径は左から0.8・0.6・0.5。
他には0.7mmと1.0mmがあるようです。
これらについては『平日の文房具店にて 後編』が
購入時の報告となります。興味のある方はご覧下さい。
なお、グリップのベタ付きの件はこのときも書いていて、
その時点では解消していたようです。
やはり、材質が劣化しやすい物なのかもしれません。
次は以下の2本。
K100-C 1.0mm 青
K100-B 1.0mm 赤
上のキャップ式とともに発売されたノック式。
ネットの情報を追ってみると、おそらくではありますが、
ハイブリッドのノック式はこれが初めてだったようです。
グリップからペン先です。
このグリップは、おそらく材質もキャップ式と
同じですが、こちらはベタ付いていません。
商品シール。型番はK100。下1桁は1.0mmの
0のようです。ノック式の他の型番はK195とK197。
どうも0.5mmと0.7mmの型番のようですが、
95、97と来て00となるようで気持ち悪いですね。
あと、キャップ式の0.8mmは「中字」扱いでしたが、
この1.0mmも「中字」のようです。
ノックして芯を出してみました。さすが1.0mmの
ボールはデカいですね。
ノック式なので、書いてみると乾燥防止のための
スプリングが入っている感触が僅かにします。
シルバー膜の丸窓ボディはキャップ式と同じ。
キャップ式の0.5mmと並べてみました。
長さはキャップ式のほうが1cmくらい長い。
頭部は、ノックボタンを押した状態だと、
ボタンがインク色であること以外は、ほぼ同じ。
ノックボタンを押さない状態、押した状態、
キャップを後部に挿した状態で比較。
キャップ式、もっと長くなりましたね。
ペン先比較です。ノック式でペン先はプラ部品に。
あらためて手元の大量のボールペンを見てみると
安いノック式はほぼプラ部品ですね。キャップ式は、
金属が多いような気がします。
軸内の(金属)スプリングとの関係でプラの方が
良いのでしょうか。重さのバランスか、錆びの
発生率を下げるため等かな。
もうひとつ違いがありました。ノック式の方が
軸が太いですね。実測してみると周囲が
5mm違いました。長さの違いも考えると、
重量バランスが考慮されているのかも。
なお、この2本の購入時報告は
『行きつけの文房具店で買ったボールペン (その3)』
となります。
このシリーズ、デザインのテーマは何だったんでしょうね?
ポップな感じ、またはロケットとか宇宙的な感じもします。
でも、あまり好きなデザインじゃないんです。
次回は、美しさを感じるシリーズを「できるだけ早く」
紹介したいな、と思います。それでは。
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まずはこちらの7本。
K178-ZR 0.8mm 銀
K178-X 0.8mm 金
K176-V 0.6mm 紫
K176-D 0.6mm 緑
K176-G 0.6mm 蛍光黄
K176-K 0.6mm 蛍光黄緑
K175-C 0.5mm 青
全く何があったのかと思わせる外観の変更。
まずキャップ部から見ていきましょう。
銀・金は0.8mm。クリップ上の商品名印字は黒字。
ボール径表示は黒い円に抜き文字で08。
0.6mmの4本と、0.5mmの1本。
デザイン的には違いは無く、商品名印字は銀文字。
ボール径表示は銀の円に抜き文字で表示。
キャップからグリップ、グリップから尾栓までとなります。
まずグリップ。今、手元にある全てがベタ付く感じです。
店頭に並んでいる時点で、ほこりにまみれて状態が
良くはありませんでした。水拭き・除菌ペーパーで、
汚れを拭き取ったのですが、ベタ付きは消えません。
もしかすると除菌ペーパーのアルコールが原因かも
しれませんが、材質が良くないような気も。
軸中央部から後部。
「その1」で紹介したスタンダードでは、透明軸が
特徴でしたが、この軸では薄い半透明の銀色(?)
シートが中から貼られているようで、同色といって
良い先のグリップとともに全体がシルバー。
また、そのためインク量がわかるように内側の
シートには丸い窓があります。
更に尾栓近くに寄りました。
「その1」「その2」で紹介したハイブリッドの軸は、
角がありましたが、「その2」のFine・DXでは、
丸い軸に変わっていました。
こちらの軸も、尾栓まで段差の無い
ストレートな丸い軸。
商品情報・バーコードのシールです。
ボール径の表示はサイズごとに地の色が違います。
0.8は青緑、0.6は水色、0.5は紫。
型番は "K17" と、にボール径と色記号で構成されて
いるようです。値段は100円のままらしいので、
型番の ”7” はこのモデルチェンジしたシリーズの
番号なのでしょうね。
最も特徴のあるのがこのキャップ。
クリップが角張っているので、決して転がることは
ありません。
クリップが広くて長い。まさに実用的な
クリップに変更されています。
この角度でも固定されるのは珍しいですね。
あとキャップ自体は軸に対して小さいサイズに
なっています。
また触った感触から、おそらく材質も変更されて
いるような気がしますが、詳細はわかりません。
ペン先です。ボール径は左から0.8・0.6・0.5。
他には0.7mmと1.0mmがあるようです。
これらについては『平日の文房具店にて 後編』が
購入時の報告となります。興味のある方はご覧下さい。
なお、グリップのベタ付きの件はこのときも書いていて、
その時点では解消していたようです。
やはり、材質が劣化しやすい物なのかもしれません。
次は以下の2本。
K100-C 1.0mm 青
K100-B 1.0mm 赤
上のキャップ式とともに発売されたノック式。
ネットの情報を追ってみると、おそらくではありますが、
ハイブリッドのノック式はこれが初めてだったようです。
グリップからペン先です。
このグリップは、おそらく材質もキャップ式と
同じですが、こちらはベタ付いていません。
商品シール。型番はK100。下1桁は1.0mmの
0のようです。ノック式の他の型番はK195とK197。
どうも0.5mmと0.7mmの型番のようですが、
95、97と来て00となるようで気持ち悪いですね。
あと、キャップ式の0.8mmは「中字」扱いでしたが、
この1.0mmも「中字」のようです。
ノックして芯を出してみました。さすが1.0mmの
ボールはデカいですね。
ノック式なので、書いてみると乾燥防止のための
スプリングが入っている感触が僅かにします。
シルバー膜の丸窓ボディはキャップ式と同じ。
キャップ式の0.5mmと並べてみました。
長さはキャップ式のほうが1cmくらい長い。
頭部は、ノックボタンを押した状態だと、
ボタンがインク色であること以外は、ほぼ同じ。
ノックボタンを押さない状態、押した状態、
キャップを後部に挿した状態で比較。
キャップ式、もっと長くなりましたね。
ペン先比較です。ノック式でペン先はプラ部品に。
あらためて手元の大量のボールペンを見てみると
安いノック式はほぼプラ部品ですね。キャップ式は、
金属が多いような気がします。
軸内の(金属)スプリングとの関係でプラの方が
良いのでしょうか。重さのバランスか、錆びの
発生率を下げるため等かな。
もうひとつ違いがありました。ノック式の方が
軸が太いですね。実測してみると周囲が
5mm違いました。長さの違いも考えると、
重量バランスが考慮されているのかも。
なお、この2本の購入時報告は
『行きつけの文房具店で買ったボールペン (その3)』
となります。
このシリーズ、デザインのテーマは何だったんでしょうね?
ポップな感じ、またはロケットとか宇宙的な感じもします。
でも、あまり好きなデザインじゃないんです。
次回は、美しさを感じるシリーズを「できるだけ早く」
紹介したいな、と思います。それでは。
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